コナン「DEATH NOTE…?」
コナン「これは死神のノートです…
このノートに名前を書かれたものは…死ぬ?…バーロー…くだらねえ」
コナン「いたずらもここまで手が込んでるとまあまかな…」
--五日後
蘭「お帰り、コナン君!」
コナン「ただいま!蘭姉ちゃん!はい、テスト」
蘭「また100点じゃない!すごいわね、コナン君」
コナン「てへへ、じゃあアガサ博士の家に行ってくるねー」
コナン「ほしいものは手に入った…ふふ、ふふっふっふ」
※※「気に入ってるようだな…」
コナン「うわ!!!!!!!!!????」
リューク「なにを驚いているんだ…そのノートの落とし主、死神のリュークだ」
コナン「死神…死神か…脅かすんじゃねえ!バーロー!」
コナン「このノートが本物ってのは推理できたが…死神まできてくれるとは親切だな」
コナン「見ろ。俺はこれだけ名前を書いちまったんだ…なにか代償があるのか?」
リューク「ククク…これは驚いた!たった五日でここまでやったのはお前が初めてだ!」
リューク「それに代償なんてないぜ。人間の勝手な思い込みだろ?」
リューク「それにしても、よくこんなに書き込んだな…」
コナン「…耐えられなかったから…耐えられなかったんだ…」
コナン「最近になって、俺はあることに気づいたんだ…」
コナン「俺が出かける先々では必ず事件が起こる…」
コナン「それも凶悪犯罪がほとんどだ…死体も数多く見てきた…」
コナン「しかしそれよりも耐え難いことがあった…」
コナン「それは醜い人の心だ…」
コナン「犯人はもちろん、被害者までもが腐った人間だった例なんていくつもある…」
コナン「そんなにまで人間の心が醜いなら、俺がその心を正してやろうと思ったんだ」
コナン「俺が悪人を裁くことで…世界を…人の心を良い方向に進めていくんだ!」
コナン「そして俺は…新世界の神になる!!!」
コナン「……」
リューク「それにしても一生懸命だな」
コナン「ノートに書き込む時間は限られているからな」
コナン「学校にいるときはもちろん書けないし、探偵としておっちゃんを助けてやらないといけねえ」
コナン「それに少年探偵団として遊びにも付き合わなくちゃいけねーんだ…時間はいくらあっても足りない」
―
光彦「それにしてもニュースから目が離せませんねえ、ゲンタ君!」
ゲンタ「え?何でだよ光彦」
歩「ゲンタ君知らないの?キラのことだよね」
光彦「そうですよゲンタ君、今ニュースで毎日報道しているじゃないですか」
灰原「あの犯罪者が次々と変死している事件ね…」
ゲンタ「事件か、それなら俺たち少年探偵団のでばんだな!」
コナン「バーロー!子どもは首を突っ込まなくていいんだよ!」
灰原「あら、あなたにしてはずいぶん消極的じゃない」
コナン「今回のはありえない事件だよ。こんな非科学的なじけんやってられっかよ」
灰原「あら、名探偵の名が廃るわね」
コナン「ふう…ゲンタたちの相手も疲れるな…テレビでも見るか…」
ピッ
コナン「…毛利小五郎、キラ事件に乗り出す!?なにやってんだおっちゃん!」
小五郎「キラ、聞いているか!俺は正義の名探偵毛利小五郎だ!
お前がどんな方法で人を殺していようと、この名探偵毛利小五郎が必ず捕まえてやる!
覚悟しろよ!でぁーはっはっはは!!」
コナン「ダメだ…こいつ…早く何とかしないと…」
小五郎「キラ、お前の考えなどすでにお見通しだ…だが殺人をしていることには変わりない
…お前は悪だ!覚悟しろよ!」
ピキィィイン
コナン「なんだと?俺が悪?
お前を名探偵に仕立ててやった俺に向かって悪だと?」
コナン「悪いなおっちゃん。新世界のためだ…」
毛利小五郎 心臓麻痺
コナン「36…35…短い付き合いになっちまったなおっちゃん…」
コナン「だがこのノートさえあればもう用なしだからな…」
コナン「15…14…」
おっちゃん「だーっはっはは…h…うっ…ぐぅうう…」
バタッ
コナン「はは…あっけない…」
「も、毛利さん!?きゅ、救急車ー!!!」
しばらくお待ちください
コナン「じゃあな…おっちゃん」
その頃警視庁―
目暮「!?…毛利君!?」
高木「そんなぁ!?Lの支持で毛利探偵をテレビに出すように言われたのに…
これじゃあ…」
白鳥「どういうことでしょうか…」
目暮「毛利君…毛利君……うぅ…」
数日後
妃「どういうこと!?何故主人の葬式ができないんですか!?」
高木「申し訳ありません…私たちも反対したんですが…Lが…」
妃「Lがそんなに偉いの!?そんなの無茶苦茶じゃない!!」
妃「…もういいわ。夫の仇は私がとります。」
高木「ちょ、ちょっと!どこへ行くんですか!?妃さん!」
コナン「おっちゃんの葬式が行われない?どういうことだ…考えるんだ…蘭からは警察の指示と聞いていたが…警察にそんな権利はないはずだ…
まさか、さらに大きな力が後ろで動かしているのか?日本の警察の力だけではそんなことは出来ない…
となると…あの探偵界に名を知られている伝説の…Lか?」
蘭「コナン君……」
蘭「お父さんは何で殺されちゃったのかな…」
コナン「蘭姉ちゃん…泣かないで…」
蘭「こんなときに新一がいれば…」
コナン(ごめんな蘭…お前の知ってる新一はもういねーんだよ…)
眠いからなんやかんや飛ばしてラストシーンだけ書いて寝て良い??
どうせ寝たらスレ落ちてるだろうし…
シーンラスト行きマース
3,2,1きゅー
プルルルルルウルr
コナン「電話!?…この番号は…Sじゃないな…見覚えがある…まさか、おっちゃん!?」
コナン「…もしもし…」
機会音声「私がLです」
コナン「…!!」
機会音声「もう芝居はいいか…」
小五郎「俺だよ、コナン」
コナン「ば、バカな…なんでおっちゃん!…生きてるんだ…あの時…確かに全国放送の番組で…」
小五郎「すまないな…コナン…俺はあのときから知っていたんだよ。酔っ払ってお前の部屋に入ったときに
全てを見てしまったんだ…最初は信じられなかったさ、正義の名探偵、工藤新一が
こんなことをするなんてな…」
コナン「新一…!?な、なにを言ってんだよおっちゃん!!ぼ、僕はコナンだよ!」
小五郎「さっきも言っただろう?俺がLなんだよ。毛利小五郎として身を隠してはいるが、本当はLなんだ。」
コナン「あ、ありえない…そんなはずは…」
小五郎「だから名前を書かれても死ななかったのさ」
小五郎「Lとしての情報でコナンが新一だとも知っている。
だからいつも事件の解決役もお前に任せていたんだ。正義の目をしているお前にな」
小五郎「それがあの日以来お前の目は曇り始めた…まるで別人のようにな…
それで俺は確信したんだ…お前がキラだと」
小五郎「しかし俺は信じたくなかった…いままで事件を共に解決してきた
仲間だったからな…
そこで今まで姿をくらまして、証拠を集めて回っていたんだ…」
小五郎「もう終わったんだ…もうじきそっちに警部たちが到着するだろう…
おとなしく投降してくれ…コナンのよく知っているFBIも向かっている」
コナン「くそっ!くそう!!なんで俺が何で俺がぁぁぁぁ!!!」
コナン「こうなったらあいつを直接見るしかない!!!死神の目で見て、あいつを殺してやるううう!!」
コナン「クク…こんなときのためにスケートボードのバッテリーは充電済みさ…」
キュウウウウウウウウウン…
コナン「いくぜ!!」
コナン「あいつはきっとあそこだ!!」
コナン「発信機をあいつのスーツに付けっぱなしにしといたのがこんなところで役に立つとはな…」
コナン「こごろおぉぉぉぉぉ!やっと見つけたぞ!」
小五郎「コナン…来ちまったのか…」
コナン「一人か…クク…俺の勝ちだ…俺は勝ったんだ……何…?」
コナン「バカな…名前が見えない!?…寿命も…」
小五郎「すまねぇなぁ…コナン…お前は自分の周りで起こっている事件と人の心に
嫌気が差してこんなことをしちまったんだろう?すまん…それは俺のせいだ…
事件を呼び寄せていたのはお前じゃないんだ…俺なんだよ…」
コナン「何…だと…?」
小五郎「俺は死神に近い存在なのかも知れないなあ…俺の周りでは人が毎週のように死んでしまうからなあ…
そして、死神の俺の名前や寿命はお前には見えないんだよ…すまねぇな…」
小五郎「コナン…お前の負けだ…」
コナン「俺は…負けた…?嘘だ…嘘だうそだうそだぁぁっぁぁぁぁぁ!!!」
コナン「うぁぁぁぁぁあぁぁああああぁあああああああああぁぁぁぁぁ」
―コナン君!コナン君!
先生「こらっ!!起きなさいコナン君!」
コナン「ゆ、夢…!?」
光彦「コナン君…寝ぼけてるんですかぁ?」
そこは笑顔があふれる普通の教室だった
コナン「つまらなすぎて寝ちまったみたいだな…ふわぁ…」
コナン「なんだあれ?ノート?」
-THE END-
ほんと糞スレすまんwww
ラストもかなりはしょったwww
かなり作りこんだんだが、ちょっとずつ投下すんのにこんな時間食うとは思わんかったww
次回は頑張る!
ではノシ
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