猫「家狭いんだね」
俺「出てくか?」
猫「心にゆとりがないんだね」
俺「ゆとり世代じゃないからな」
猫「よく分からないけど」
俺「お前口悪いな♂か?」
猫「ごめんね♀でした、恋愛対象になれなくてごめんねぇ」
俺「ゲイじゃねぇし、お前ホント性格悪いな」
猫「お腹空いた」
俺「俺もう食ったし」
猫「猫って死ぬと凄い臭いんだよ」
俺「何なら食える?」
猫「・・・結構ひどいなぁ」
俺「適当に買ってくるよ」
ガチャ
タッタッタッタッ
猫「媚びる人間違えたかなぁ」
ガチャ
俺「ただいま」
猫「ハッ・・・」
俺「・・・臭い」
猫「・・・これは仕方ないのよ!君だってするんだから」
俺「違う」
猫「ごめんね☆」
俺「なさい」
猫「ごめんなさい・・・」
猫「モフモフ」
俺「うまそうに食うんだな」
猫「モフモフ」
俺「水も置いてくぞ」
猫「ピチャピチャ」
俺「名前は」
猫「我輩は猫であry」
俺「じゃあ猫な」
猫「やっぱり酷い」
猫「他に誰かいないの?」
俺「俺だけだ」
猫「じゃあ寂しかったんだぁ」
俺「あぁ一人は嫌だったから・・・たまに甘えてもいいかな?」
猫「え?そんな・・・いいけど・・・いきなり素直になるのは///」
俺「やっぱり猫はバカなんだな」
猫「餌買いだめしてから死ね」
俺「寝る」
猫「私どうすればいいの?」
俺「ここの座布団使え」
猫「寒い・・・布団いれて欲しいな・・・ダメ、かな?」
俺「・・・・・・絶対に漏らすなよ」
猫「なんで背中向けるのかな?」
俺「うっせー」
猫「耳赤くない?」
俺「ねろー」
猫「照れるとか可愛らしいじゃん」
ドンッ
猫「蹴らないでよー」
夜中
猫「ん~寒い・・・」
モゾモゾ
猫「寒い・・・」
モゾモゾ
朝
俺「なんで服の中なんだ?」
猫「私ここのポジションが一番落ち着くかもしれない」
ガバッ
猫「落ちるー」
俺「ほれ朝飯」
猫「ずいぶん遅いご飯なんだね」
俺「起きたら朝飯、次に腹が減ったら昼飯、寝る前のが晩飯、時間にとらわれる
なよ」
猫「変な所がゆとりね」
~~~~~~~~~
どのくらいのペースがいいかわからないんだが
もう完成はしてるんだ
ゆっくりやってくさ
猫「そんなにゲームして仕事しないの?」
俺「仕事なんかしてねぇよ」
猫「じゃあバイト?」
俺「んなもんしねぇよ」
猫「じゃあ生活費はどうしてるの?」
俺「仕送りの分家賃は親」
猫「じゃあ昨日のご飯は盗んできたの?」
俺「いやコンビニで買った」
猫「君って根本的にバカなの?」
俺「かもな」
猫「人間ってよく分からない」
俺「稼いでくるわ」
猫「どうやって?」
俺「今の時代は銀色の玉を集めると金と交換してくれんだよ」
猫「じゃあその交換してくれる人はバカなの?」
俺「バカかもな」
猫「人間ってわからないわ」
俺「今日もなかなかだった」
俺「晩飯は食って帰ろう」
俺「あっ・・・」
コンビニ
店員いらっしゃいませ~」
俺「缶詰のが喜ぶかな?」
店員「ありがとうございました」
自宅
猫「寒いよぉお腹空いたよぉ」
ガチャ
俺「ただいま」
猫「お腹空いた!」
俺「おかえりって言うと癒されるんだけど」
猫「君は人を待たせてるんだから文句は言わないの」
俺「人じゃねぇし、トイレ出たら飯にしてやるから待ってろ」
猫「やったね!」
ガチャ
俺「君ねぇ・・・」
猫「トイレまだかなぁ」
猫「おかえりかぁ・・・」
猫「やっぱり喜ぶのかな?」
猫「おっ・・・おか・・・」
ガチャ
俺「さみー」
猫「おっおかわり!」
俺「もう食ったのか?なら終わりな」
猫「ちがうのーちがうのー」
俺「ほれ晩飯」
猫「昨日と違う・・・」
俺「不味かったら昨日の出してやるからな」
モフモフ
猫「うっ・・・」
俺「・・・不味いのか?」
猫「これはダメね」
俺「そっか・・・昨日の出すから待ってろ」
猫「こんなの他の猫に食べさせたら可哀想だから私が全部食べるわ今すぐ買い占
めてきて」
俺「無理すんな、片付けるからよ」
猫「うそー、食べるのー」
俺「うまかったか?」
猫「美味しかったです!」
俺「ならよかった」
猫「あのさ・・・」
俺「ん?」
猫「毎日じゃなくていいからさ・・・」
俺「あぁ」
猫「今日みたいにさぁ・・・」
俺「おぉ」
猫「たまにでいいからさぁ・・・」
俺「モジモジしてないでスッと言えよ」
猫「ワガママだけど良い?」
俺「聞くだけ聞くさ」
猫「今日食べたやつまた食べたい・・・な、ダメ、かな?」
俺「・・・・・・・・・たまにだからな/////」
猫「ありがと!やったね!」
俺「・・・甘いのかなぁ」
俺「電気消すぞ」
ゴソゴソ
俺「いないのか?」
ガサゴソ
俺「ビニールが動いてる・・・」
ガサガサ
猫「このツルツルした袋の中気持ちいい・・・」
カチ
猫「くらいー、まってー」
猫「寒い」
俺「この部屋すきま風凄いからな」
猫「お腹の所行っていい?」
俺「漏らすなよ」
猫「女の子なんだけど」
俺「初耳だ」
猫「うっさい、ちゃんとティッシュは処理してね」
俺「・・・・・・見てたのか?」
朝
俺「冷たい臭い」
猫「ごめんね☆」
俺「なさい」
猫「一回で謝ったんだからいいじゃん」
俺「なさい」
猫「ごめんなさい・・・」
俺「シャワー浴びるから来るか?」
猫「シャワー?」
俺「バイトは知ってるのにシャワー知らんのか」
猫「喋る時点で超設定なんだからいいじゃん」
俺「そうか仕方ないな」
猫「なにこれ!?暖かい!」
俺「猫はお湯を知らないのか?」
猫「知らない!これなに!?雨!?」
俺「雨じゃない」
猫「意味がわからないんだけど」
俺「俺も説明ができない」
猫「君はバカなんだね」
俺「まず何から言えばいいかわからない」
猫「今日は銀色の玉を集めに行かないの?」
俺「ちょっと前のがまだ残ってるからな、もう少ししたら行くさ」
猫「私も手伝おうか?」
俺「やめとけ」
猫「お世話になってるから手伝いたかっただけなのに・・・」
俺「・・・・・・」
俺(あぁ、こいつちょいちょい萌えるじゃねぇか・・・)
俺「お前テレビって知ってるか?」
猫「知ってます、舐めないで下さい」
俺「この箱の中に人が入って喋ってるんだぞ、知ってたか?」
猫「・・・・・・ガキが・・・」
俺「・・・・・・毛むしりてぇ」
猫「スタジオとかで撮影したのをテレビで映してるんだよ」
俺「知ってるわ」
猫「私も出てみたいなテレビに」
俺「じゃあなんか芸を覚えるか?」
猫「無理だよ無理、私こんなに小さくないし」
俺「・・・・・・」
猫「・・・・・・」
俺「言っておくけど、テレビのサイズの人間がそのままいるわけじゃないからな
」
猫「・・・えっ?」
俺「じゃあ出かけるわ」
猫「今日は玉探し行かないんじゃないの?」
俺「んなドラゴンボールみたいな言い方するなよ」
猫「ドラゴンボール?なにそれ?私ワクワクすっぞ!」
俺「突っ込まねぇからな」
猫「せっかくボケてみたのに・・・」
猫「んでどこ行くの?」
俺「買い物」
猫「何を?」
俺「知るか、お前には関係ない」
猫「やっぱり酷いなぁ」
俺「じゃあイタズラするなよ」
ガチャ
タッタッタッタッ
猫「車にひかれろー」
俺「こんな所に来るなんて今までの俺にはありえん・・・」
ガチャ
「いらっしゃいませ何をお探しですか?」
俺「あの・・・猫のオモチャを・・・」
「じゃあこちらの棚になりますね」
俺「どうも・・・」
俺「こんなにあるのか・・・」
俺「どれも毛のついただけじゃねぇか・・・」
俺「適当に買っとくか・・・」
俺「なれないから疲れた・・・」
俺「少し打ってくか」
俺「今日も大量ww」
俺「じゃあ換金換金と」
俺「・・・・・・・・・」
どうなさいましたか?
俺「あの・・・」
俺「あの小さいフカフカしたプーさんで・・・あとはお金で・・・」
俺「・・・やっぱ甘いよな」
ガチャ
俺「ただいま」
トコトコトコ
猫「おっ・・・お・・・」
俺「お腹空いたんだろ、待ってろよ」
猫「う、うん・・・」
俺「お土産やろうか?」
猫「えー、いらない」
俺「じゃあやらん」
猫「ツンデレも知らんのかニートめ」
俺「何を学んだんだこいつは」
俺「ほれ、猫じゃらし!」
猫「ふーん」
俺「あれ?この毛玉はどうだ?」
猫「別に・・・」
俺「じゃあこれは?臭いの出るお魚人形!」
猫「子供騙しね」
俺「気に入らないのか・・・」
猫「その鞄の微妙な膨らみはなに?」
俺「これか?これも気に入らないだろうよ・・・」
ポイッ
猫「こっ、これは・・・」
猫「ガブッ」
猫「くんかくんか、ハフハフ、カジカジ、ふにゃ~」
俺「気に入ったのか?」
猫「この肌触り最高・・・」
俺「変なの」
猫「あなたとは違うんです」
俺「もう寝るぞ」
猫「いやー、もっと遊ぼー」
俺「ぬいぐるみがあるだろ」
猫「一緒に遊ぼー」
俺「寝るの」
猫「いやーいやー」
俺「明日は出掛けないから1日遊んでやるから寝ようぜ」
猫「絶対?」
俺「約束な」
猫「じゃあ寝る」
俺「早いな」
カチ
猫「ねぇねぇ」
俺「なに?」
猫「お腹の所行っていい?」
俺「漏らすからダメ」
猫「漏らさないからー」
俺「信用できん」
ガブッ
俺「痛っ」
猫「指を・・・カジカジしたい・・・」
俺「はぁ・・・来いよ」
猫「やったね!」
とりあえず一区切りつくからそこまで一気に行く
猫「起きてる?」
俺「・・・・・・」
猫「寝てる・・・ぽいね」
俺「・・・・・・」
猫「おかえり言えなくてごめんね・・・」
俺「・・・・・・」
猫「でもお土産は全部嬉しかったよ!」
俺「・・・・・・」
猫「寝てなきゃこんなこと言えないけどさ・・・」
俺「・・・・・・」
猫「おやすみ・・・俺君・・・」
猫「スースー・・・」
俺「・・・・・・」
俺「耳が熱くて寝れやしねぇ・・・」
猫の画像をうpしたいのだがよくわからん
誰かやさしい人たのむ
p@imepita.jp
宛てに写真を添付して送信
ためしに違う猫をうpした
金魚とうさぎに似てる
あとここから少し実話が入る
というより猫が喋る以外はだいたい実話だ
>>150金魚は知らない、うさぎは知ってる
これ書こうとしたきっかけはウサギだった
じゃあ再開します
最後にこの猫の画像うpします
猫「ねぇまだ起きないの?」
俺「もうちょっと・・・」
猫「だらしない・・・」
俺(誰のせいだよ・・・)
猫「いいもーん、私にはプーさんとビニール袋があるんだから」
カジカジ、ゴソゴソ、ハフハフ
トコトコトコ
ガブッ
俺「いてぇ!」
猫「ずっと噛んで見たかったの・・・耳たぶ・・・」
俺「はぁ・・・お前噛み癖悪いな」
猫「なんか抑えられなくて・・・」
俺「猫は爪じゃないのか?」
猫「噛む方が楽しいから」
俺「俺もよく話してるとかむけどな!」
猫「は?それはただの恥じ知らずだよ」
俺「意味がわからないのなら聞かなかったことにしてくれ・・・・・・////」
猫「私たくさんいろんなのがあるから飽きないよ」
俺「よかったな」
猫「ビニール袋に体入れるでしょ、そんでプーさんハフハフして、君の指をカジカジする!」
俺「すごく多彩だな」
猫「私いまさいきょう!」
俺「お前いつ本棚のよつばと読んだ?」
猫「昨日」
うちのにゃー
猫「ねぇ外出てみたい」
俺「寒いし危ないからダメだ」
猫「君がそばにいてくれればいいじゃん」
俺「寒い」
猫「出てみたいんだもん・・・ダメ・・・かな?」
俺「・・・・・・部屋の前だけだぞ」
猫「やったね!」
ガチャ
猫、俺「さむーい」
俺「なぁ俺の服の中に入るなら部屋でいいじゃんかよ」
猫「外がいいのー」
ガチャ
女子大生「あー!猫ちゃん可愛い!」
俺「・・・・・・・・・」
女子大生「私動物大好きなんですよ!俺さんも好きなんですか?」
俺「あっ・・・・・・はい・・・」
女子大生「猫ちゃん、こんにちは!」
猫「・・・・・・にゃあ」
女子大生「かわいー!!」
女子大生「男の子ですか?」
俺「あっ・・・男の子じゃない・・・女の子です・・・」
女子大生「へぇー可愛いーまた今度触らしてくださいね!じゃあ」
タッタッタッタッ
俺「・・・・・・」
猫「・・・・・・」
猫「誰?」
俺「お隣の女子大生・・・」
猫「なかいいの?」
俺「じっくり話したのは初めて・・・」
猫「あの女・・・男の子と間違えやがって・・・」
俺「かわいー・・・だって・・・」
猫「・・・・・・」
俺「・・・ふふふっ」
猫「ねぇ」
俺「なーに?」
猫「家入る」
俺「もうか?はやいn」
猫「俺君家入るの!!」
俺「あんだよ、わかったよ」
猫「はぁ・・・」
俺「どうしたんだよ」
猫「バカ」
俺「はぁ?」
猫「バカ野郎」
俺「なに言ってんだよ」
猫「お腹空いた!」
俺「なんだよ!その態度!」
猫「じゃあいらない!」
トコトコトコ
俺「意味がわからん」
俺(なんとなくわかるけどよ・・・)
猫「バカすぎる、鼻の下伸ばしてさ、デレデレしてさ、今日1日は私と遊ぶのにさ・・・」
猫「眠いから寝ちゃお・・・」
俺「猫ーいるか?」
猫「・・・・・・」
俺「ごめんな」
俺「遊んでやるって言ったのにな、今から遊ぼ」
猫「・・・・・・」
俺「ほらプーさんもビニール袋もあるよ」
猫「・・・」
俺「耳たぶ好きなだけ噛んでいいからさ・・・機嫌直して・・・」
トコトコトコ
カプッ
俺「痛い・・・」
猫「許さない、こんなんじゃ許さないもん」
俺「ごめんな」
猫「許さないもーん」
俺「痛いから離してよ・・・」
猫「好きなだけって言ったじゃーん」
俺「そうだけどさ・・・」
猫「俺君・・・すきぃ・・・」
俺「ん?」
猫「なっなんでもない!なんでもない!」
俺「そっか、風呂入ってきていいか?」
猫「いいよ!待ってるから!」
サブーン
俺「はぁ・・・」
俺「耳たぶ噛んでんだから聞こえてるに決まってるだろ・・・」
俺「ふー、飯にするか!」
猫「やったね!」
俺「今日は自炊するかな」
猫「料理できるんだ」
俺「簡単なのだけな」
猫「私が人間なら俺君に作ってあげるのに・・・」
俺「やめとくよ」
猫「なんでよー」
俺「全部かじりそうだから」
猫「・・・・・・」
俺「黙るな正直者」
俺「じゃあ寝るぞ」
猫「お腹!お腹!」
俺「はいはい」
カチ
猫「俺君、おやすみ」
俺「あぁおやすみ」
俺「・・・・・・」
俺「・・・俺君かぁ」
猫(聞こえてますよー、耳赤くなってますよー)
~一週間後~
猫「俺君起きてよー」
俺「待ってろ・・・」
猫「もう黒のサングラスが三段くらいしかない階段降りてきちゃうよー」
俺「森田って言ってやれ・・・」
猫「タモリって突っ込んでよ・・・」
俺「もう生活なれてきたか?」
猫「まだまだかな」
俺「にしてはくつろいでるけどな」
猫「なんか刺激が欲しいんだよね」
俺「ませた猫だな」
俺「じゃあ玉じゃんじゃん出してくるわ」
猫「私も行きたいな・・・」
俺「留守番な」
猫「うー」
俺「じゃあ」
ガチャ
猫「ニャはははは、こちらにも作戦があるんですよ」
猫「いつも俺君が開けっぱなしのこの小窓から降りれば・・・」
スタッ
猫「じゃーん!私は猫の中でも天才ね!」
猫「・・・・・・」
猫「戻れないってオチは常識でしょ・・・」
猫「俺君見失っちゃったし・・・」
猫「どうしよう・・・」
俺「うおっ、なんだこの寒気は」
俺「今日は負けるのか・・・」
俺「変な曇り方してるし・・・」
俺「降りそうだな・・・」
猫「家の前なら迷子にならないよね」
猫「寒いなぁ・・・」
猫「冷た!」
ザーザー
猫「雨・・・」
猫「寒いよ・・・」
猫「俺君・・・」
俺「あの台早めに見切ってよっかたー」
俺「あのあと俺が連チャンしたからってオヤジ打ったらメチャクチャ飲まれてん
のww」
俺「寒気が当たったな」
ガチャ
俺「ただいま」
俺「猫ー?猫?」
俺「小窓が開いてる・・・」
ガチャ
ダッダッダッダッ
猫「寒いよ・・・お腹空いたよ・・・」
ダッダッダッダッ
俺「猫ー!猫ー!」
猫「あ!俺君だ!」
俺「あっ!」
猫「俺君!こわかっt・・・」
猫(怒られるかも・・・)
ダダダッ
俺「えぇ!?」
猫「右に行ったら平気かな?道分かんないし・・・お腹空いたし・・・」
犬っころ「ワン!」
猫「ひやぁぁ!」
犬っころ「はふはふ、くんかくんか」
猫(俺君怖いよ・・・)
どん
犬っころ「きゃいん」
ガバッ
俺「捕まえた」
猫「あっ!」
俺「・・・」
猫「・・・」
ザーザー
俺「猫・・・」
俺「寒いから帰ろ」
猫「・・・え?」
俺「どうかしたか?」
猫「怒らないの?」
俺「なんで?猫、怖かったか?」
猫「怖かった、怖かったけど・・・俺君の顔見たら・・・」
猫「顔見たら・・・」
猫「うわぁぁぁぁぁぁぁん」
猫「怖かったよぉ、俺君怖かったよぉ」
俺「猫?」
猫「わかってるよぉ、ごめんなさいぃ」
俺「一回で謝れるじゃん」
猫「ごめんなさいぃ、ごめんなさいぃ」
俺「心配したんだから・・・俺も戸締まりは気を付けるさ、出掛けるときは一緒
に出掛けような」
猫「ごめんなさいぃ、俺君、ごめんなさいぃ」
俺「泣き止んだ?」
猫「うん・・・」
俺「じゃあ家入るか!」
猫「ちょっと待って!さきに入れさせて!」
俺「分かったけど、なんで?」
猫「いいから!いいよって言ったらはいってね!」
俺「わかったよ」
猫「いいよー」
俺「はやいな」
ガチャ
猫「俺君、おかえり」
ニコッ
俺「・・・ただいま」
ギュッ
猫「俺君苦しいよ」
俺「風呂、一緒に入るか?」
猫「いいの?」
俺「漏らすなよ」
猫「もう漏らさないよ」
みんなの猫がオラのパワーになるぜ!
猫は軽くピザのがかわいいよ
俺「猫さん・・・」
猫「なんですか俺君」
俺「湯船に浮かぶ物はなんですか?」
猫「なんでしょう・・・見たこともないですねぇ・・・」
俺「これは新種の化石ですかねぇ?」
猫「ならば鑑定してみるため今日はお風呂はやめてご飯にしましょうか」
俺「てめえ」
猫「うわぁぁん、怒ったー」
俺「浴槽に脱糞は怒るに決まってんだろ!」
猫「・・・ごめんなさい」
俺「・・・んまぁいいよ」
猫「俺君やさし!」
俺「付け上がるな」
俺「飯食ったし寝るぞ」
猫「トウッ」
ガバッ
カチ
俺「おやすみ」
猫「おやすみ俺君」
猫「俺君?」
俺「ん」
猫「俺君彼女いないの?」
俺「仕事してないし大学途中で辞めると出会いがないんよ」
猫「いままでは?」
俺「三人」
猫「ちゅーは?」
俺「あるよ」
猫「それ以上は」
俺「ある」
猫「なんかひいた・・・」
俺「でてくか?」
猫「いやー」
猫「今日はごめんなさい」
俺「もういいよ」
猫「お詫びにいいことしてあげようか?」
俺「ベタな誘い文句だな」
猫「なにそれ」
俺「分からないならいいや」
猫「じゃあ待っててね」
モゾモゾ
モゾモゾ
チュッ
猫「へへー///」
俺「・・・スースー」
猫「寝てんのかい!」
猫「俺君、バレバレだからね」
俺「・・・・・・すまん」
こっからもう一区切りにいくので一気に行きます
~数ヵ月~
猫「俺君起きてよー」
俺「待って・・・」
猫「めくりだけで数字が取れちゃう黒いおじさんのテレビ始まっちゃうよ」
俺「え?わかりにくい・・・」
猫「みのさんだよ・・・」
俺「じゃあ今日も稼いでくる!」
猫「もしたくさん集まったら缶詰めがいい!」
俺「もっといいもん食わしてやるよ!」
猫「期待してるからね!」
俺「おうっ!」
ガチャ
俺「今日は新台入るからなぁ頑張ろう」
いらっしゃいませ
ジャラジャラジャラ
俺「おぉぉぉぉ!こいつはすごい!気前がよすぎる!」
自宅
猫「おかえり!」
猫「おかえりなさい、あなた」
猫「おかえりなさいませご主人様」
猫「うーん」
猫「何がいいんだろう」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この時期はホントにパチンコだけで生活してたwwwww
ガ○ア
俺「波が来てるしもうちょいいくか!」
ジャラジャラジャラ
俺「あれ?」
俺「もうちょい粘るか・・・」
自宅
猫「おかえりなさい俺君!固いやつにする?缶詰めにする?それとも、い・わ・
し?」
猫「おかえりなさいでござる!」
猫「これはないな」
俺「どうしよう・・・缶詰め買えない・・・」
俺「銀行の金はガス代とかだし・・・」
俺「くそ・・・」
自宅
猫「ないがいいかな・・・」
ガチャ
猫「やばっ!」
猫「おっおかえりなさいでござる!(なんでこれを言っちゃったんだろ・・・)」
俺「・・・・・・」
猫「俺君どうかした?やっぱり今のはなかったよね・・・」
俺「猫・・・ごめん・・・」
猫「なんで?」
俺「今日はご飯なしだ・・・」
猫「ホントに!?まぁ今日だけなら私は全然平気だよ!ダイエットとかしてるし
さ!気にしないでね!」
猫「明日変わりにいいもの食べさせてね!」
俺「今日ってか一週間くらい食べれない・・・」
猫「え?」
一区切りきました
ここからはほとんど実話です
猫がしゃべる以外は
わかりにくいから解説見たいな俺の心境も入ってるんで読みにくかったらすみません
トイレ行ったらまた書きます
すまん、でかいのもしたくなったから少し長くなる
ただいま
こっからは実話メインです
よかったら最後まで見ていてください
俺「あと5日我慢すれば仕送りが五万だけくれるからさ・・・」
猫「俺君も辛いのは一緒だから平気だよ・・・」
俺「ごめんな・・・猫、ごめんな・・・」
猫「・・・泣いてもいいよ」
俺「俺は女の子の前じゃ泣いたことないんだ・・・」
猫「いじっぱり」
猫「俺君・・・寒い・・・」
俺「じゃあ腹の所こい・・・」
猫「ありがと・・・」
猫「俺君・・・」
俺「どうかしたか?」
猫「寒い・・・」
俺「猫、平気か?」
猫「俺君、少し寝かせて・・・」
俺「猫?それは死亡フラグだって・・・」
猫「・・・」
俺「猫?猫!?」
俺「猫が危ない・・・」
俺「動物病院・・・」
俺「わかんない・・・」
ガチャ
ドンドンドン!
俺「お隣さん!?お隣さん!?」
女子大生「あっ!俺さん!それに猫ちゃん!」
俺「どっかに動物病院知りませんか!?」
女子大生「え?猫ちゃん?・・・わかった待ってて」
この時お隣さんはすぐに察してくれたみたいだった
俺「猫?平気か?今病院行くからな」
俺「ごめんな・・・ホントに・・・ごめんな・・・グズッ」
女子大生「俺さん!車出すから乗って!」
俺「・・・ありがとうございます」
ブーン
女子大生「私のお父さん獣医だから安心して」
俺「はい・・・」
女子大生「俺君泣いちゃダメ!猫ちゃん見てるよ」
俺「はい・・・」
女子大生「私も獣医の卵だけど少しは分かるから、まだ猫ちゃんは平気だよ・・・」
グゥ~
俺「・・・ごめんなさい」
必死の慰めがあったけどまだ猫ちゃん平気だよ・・・の間が何より怖かった・・
・
獣医「栄養失調からの衰弱ですね」
俺「猫は助かりますか?」
獣医「弱ってますけど入院させればなんとか平気でしょう」
俺「・・・・・・」
女子大生「どうかした?」
俺「お金ないんです・・・」
獣医・女子大生「・・・・・・」
俺「全部俺が悪いんです・・・」
こうなった経緯を説明した
獣医も女子大生も冷たい目で見てるのがわかった
無職の俺を蔑むように
獣医「わかった、入院させてあげるから、この子が元気になるまで君はしっかり
お金を作る事、わかったか?」
この時獣医の目が和らいだのがわかった
俺「はい・・・」
獣医「じゃあ送っていってあげなさい」
俺「少し猫に会わせてください・・・」
俺「猫・・・ごめんな・・・」
猫「・・・」
俺「猫・・・俺働くから・・・」
俺「お前に毎日缶詰め食わしてやれるように働くから・・・グズッ・・・」
猫「俺・・・くん・・・」
俺「・・・猫?」
猫「俺君も・・・泣くんだね・・・」
俺「猫・・・ごめんな・・・」
猫「私もしかして・・・初めて俺君を・・・泣かした女・・・の子かな・・・?
」
俺「あぁ・・・ごめん・・・猫・・・ごめん・・・」
猫「初めて・・・俺君を・・・独り占め・・・・できた・・」
俺「猫・・・うん。」
俺「すぐ迎えに来るからな」
ブーン
女子大生「俺君・・・あの子大事なんだね・・・」
俺「・・・当たり前です」
女子大生「動物とか捨てちゃうひと多いからさ・・・なんか俺君みたいな人みる
の嬉しいんだ・・・」
俺「でも俺は猫に酷いことをした・・・」
女子大生「でも猫ちゃんの為に頑張るって決めたんでしょ?ならいいじゃん」
俺「あいつも捨てられてたんですよ・・・」
女子大生「そうなんだ・・・聞かせてほしいなもっと」
俺「もう着きますよ・・・」
女子大生「お腹空いてるんでしょ・・・うちで食べてそんで猫ちゃんの話聞かせ
て」
俺「わかりました」
俺「ごちそうさまでした」
女子大生「美味しかった?」
俺「すごく美味しかったです」
女子大生「猫ちゃんも多分美味しいもの食べてるよ」
俺「猫、元気になりますかね?」
女子大生「うちのお父さんなめないでね!なかなか有名なんだから!」
正直気休めにしか聞こえなかったけどあとから聞いた話業界では有名らしい
女子大生「猫ちゃんの話聞かせてくれる?」
このあと延々と話してた
出会った時の事
お漏らし事件や
脱走事件
かわいかった事も含めてみんな話した
この時もう俺は泣いていた
喉がなるくらい泣いていた思い出すだけで怖くて自分を殺したくなって
泣き止むことができないくらい泣いていた
女子大生「泣かないで・・・明日から私も協力してあげるから・・・ね?」
って近くで聞こえたら女子大生の腕に包まれていた
安心した訳じゃないけど泣いてた
怖くてどうしようもできなくて
とりあえず冷静になるためにシャワーを貸してもらった
そんで出てきたらお姉様が大変な姿で待っていたから空気に任せてここでは書け
ないことをしました
これに関しては本当にごめんなさい
次の日からはずっと外にいた気がした
最初の方は日雇いの派遣で地道に稼いで
昼は職安いって夜はコンビニで朝までバイトしてた
飯とかはみんなお隣様に作ってもらってた
そんで小さな工場だけど内定が決まってバイト代もでて入院費など全部払える位
にはなった
俺「猫を迎えに来ました」
獣医「見違えるほどに変わったね、背筋とか伸びてかっこよくなったよ」
俺「なんも変わってないですよ、猫に会いたいです」
獣医「・・・・・・・・・」
俺「え?」
獣医「・・・今つれてくる」
安心してた・・・なんかモヤモヤはあったけど
獣医「君の猫だ・・・」
俺「猫?なんか小さくないですか?」
獣医「すまない・・・」
俺「冗談ですよね?平気なんですよね?どこの猫ですか?うちの猫を連れてきてくださいよ!」
獣医「これが君の猫だ」
俺「こいつは俺の猫じゃねぇ!!!」
ドガッ
この時は殴ってすみません獣医さん
獣医「話を聞いてくれ」
俺「有名なんじゃねぇのかよ!俺の猫連れてこいよ!」
獣医「すまない、落ち着いて話を聞いてくれ」
俺「あんた獣医じゃないのかよ!!素人なら俺の猫を治療するんじゃねぇよ!!こいつは俺の耳たぶ噛むのかよ?プーさん好きなのかよ?こいつは俺の猫じゃね
ぇんだよ!!」
かなり取り乱してました
少し怒鳴った感じの声で獣医さんが
獣医「この子は君の猫の子供だ!!」
超展開すぎてごめん
一応事実だから
一気にいきます
落ち着いたと言うよりあっけにとられた
俺「意味が分かりません」
獣医「この子は妊娠していた」
俺「俺はそんな事をさせてません」
獣医「多分野良猫かなんかだろうよくある話だ」
気の抜けた声しか出せなかった
俺「なんで?」
獣医「君の猫が産ませてくれって頼んだんだ」
獣医「弱った体でどうしても産ませてくれって言ったんだ」
この二つのセリフはホントに言われた
獣医「君の猫が・・・」
猫『生ませてください!』
獣医『弱った体で産んだら君は死んでしまう!』
猫『私は俺君の、初めての人になれたから』
猫『この子がまた俺君の側にいて』
猫『俺君の初めての人は私が貰ったから』
猫『俺君の最後の人になってほしいから』
猫『この子が毎日おかえりって俺君に言ってほしくて』
猫『俺君が私だと思ってこの子を好きになってくれれば』
猫『私はそれでいい』
猫『私はもともと外で捨てられて死ぬはずだったから』
猫『これ以上望んだらバチがあたっちゃうよ』
猫『私は幸せだったから』
猫『俺君と一緒にいれて幸せだったから』
猫『ホントに好きになれたたった一人の飼い主だから』
俺はその場に泣き崩れた
凄く泣いた一週間だった
獣医さんはお金は要らないって言ったけど自分で稼いだお金は猫に使いたかった
から全額払った
けど子供はあずかれなかった
怖かったから
俺はその場に泣き崩れた
家に帰って二日後くらいにお隣さんが訪ねてきた
女子大生「猫飼ったからうるさくなったらごめんね」
俺「はぁ・・・」
女子大生「かわいいでしょ?猫って言うんだよ」
俺「・・・」
固まった
あの子だった
と言うより俺の猫だった
女子大生「あのさ・・・」
女子大生「迷惑じゃなかったらさ・・・」
女子大生「二人で一緒にこの子を育てていかない?」
これが告白だって分からなかった
俺「じゃあこいつの為のおもちゃ渡しますよ」
女子大生「意味分かってる?」
この時に理解した告白だって
俺「あ・・・え・・・よろこんで・・・」
んで今も別々の部屋だけど遊んだりしてます
なにかと猫優先で怒られてますが
微妙な終わり方でごめん猫がしゃべる以外はホントだから
これが今の猫
念のためモフモフぷーさん
女子大生うp
みんな動物捨てるのやめようね
そのせいでうち四匹いるからさ
最後まで付き合ってくれてありがとう
ちょうど12月位の話だったからさ
なんか書いちゃった
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