スネ夫「新しいゲーム買ったんだ三人用だぞ!」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:16:55.75 ID:v6UnM7VL0
- ジャイアン「おうちょっと貸してくれや」
しずか「面白そうねぇ」
のび太「やろうやろう」
スネ夫「のび太にはやらせないぞ!」
ジャイアン「のびたくんになにをしやがる( #^ω^)」
\ ∧_∧ てめ /
. ボコ \ ( ・ω・) どこ小だよ ,/ てめ
∧_∧ \ (っ つ :(;゚゙ω゚`): / どこ小だよ
ミ ○( ・ω・)ノノ \, / ) :(´`つo:./´ ` ∧_∧
ヽ ∧○∧ \/ ̄∪ し'、ソ/ つ /⊂≡⊂=(・ω・ )
ノ ( ・ω・)<てめ \∧∧∧∧/ /⌒⌒ヽ ⊂=⊂≡ ι)
( / (====) どこ小だよ < ど て .> \  ̄ ノ ババババ ( λ
(_フフ .< こ め >  ̄ ∪ ̄\)
――――――――――-..< 小 .> ―――――――――――――
てめ / /|<. だ. > ∧_∧ てめ どこ小だよ
どこ小だよ (・ω・`)///< よ > .( ・ω・) ;,
∧∧(^(^u// / ∨V∨∨ \(っ⊂〓二二二⊃ lヽ,,lヽ
ノ⌒ヽ) .// ,/ ∧_∧ \ ) (ミ ) やめて
/( ( ノ // / ( ) てめ \j と.、 i ))
|/_ノノ> |/ /(⌒⌒ヽ / 、つどこ小だよ \ .しーJ
 ̄レ'゙ . ̄ / ( ブッ!! ゝ(_(__ ⌒)ノω・`) \
/ 丶~ '´ ∪ (ノ_ノu
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:20:44.59 ID:BS4nvM/x0
- ちょっと面白かった
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:30:12.65 ID:v6UnM7VL0
- スネ夫「ひどいよ…ジャイアン…」
のび太「君は何かf勘違いをしているね」
スネ夫「なんだって!?」
のび太「みんなが君に対して友達のように接していたのは何故か分かるかい?」
スネ夫「イケメンで性格がよくて頭が良くてかっこいいから」
のび太「違うな」
スネオ「!?」
のび太「君の家には金がある 仲良くしてれば自分達もその金を使えるかもしれない
だから僕達は君に媚びていたんだ」
スネ夫「でたらめを言うな!お前の妄想だ!そうだよねジャイアン」
ジャイアン「話しかけるんじゃねえよキツネ」
スネ夫「そ…そんな… し、しずかちゃんはそんな事言わないよね?」
しずか「うるさいキツツキ」
スネ夫「…orz どうして…どうして突然…?」
のび太「僕の父さんが人生を懸けた企画で大成功してね、
収入がとてつもなく増えたんだ」
ジャイアン「他の八百屋の野菜に寄生虫がついてて必然的に俺の家に客が集まり大もうけ」
しずか「宝くじ一等前後賞+競馬大穴一着余裕でした」
スネ夫「うわあああああああああああああああああああ」
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:38:25.37 ID:v6UnM7VL0
- スネ夫「のび太…全部お前のせいだ…ッ!お前なんかギッタギタにしてやる!!」
ジャイアン「のび太になにをしやが」のび太「下がってろ」
スネ夫の振るった拳は空を切る
スネ夫「!?」
のび太「いつもの僕が僕の本来の姿だとでも思った?」
幾度となくスネ夫は拳を振るう
しかしのび太は宙に浮かぶ羽毛の如く、その全てを回避する
スネ夫「ふざ…けるな…ッ!」
のび太「お遊びはここまでだ」
のび太の放った拳はスネ夫の腹に突き刺さる
腹部への激痛を感じ、スネ夫は悶絶する
スネ夫「ぐは…あああッ!」
のび太「その程度か…ジャイアンの方がよっぽど長持ちしたな
まあ、ジャイアンもたったの3発で沈んだけれどね」
のび太「喋るキツネも黙らせたし行こうかジャイアン、しずかちゃん」
ジャイアン「さっき拾ったゲームやろうぜ」
しずか「私もやるわぁ」
のび太はスネ夫の頭に砂をかけ、三人は空き地を立ち去る
スネ夫「ああ…あああ…」
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:45:56.73 ID:yCddy6bA0
- まぁ・・・・何だ、○目新聞に行くと幸せになれるよ
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:46:30.51 ID:v6UnM7VL0
- スネ夫「そうか…ドラえもんの仕業だな?」
ようやく痛みの治まったスネ夫はのび太の家に向かう
のび太の家の屋根はペンキを塗り替えていた
スネ夫「ごめんください」
のび母「(゚Д゚)ハァ? いー」
スネ夫「ドラえもんくんいますか?」
のび母「ドラえもんは…未来に帰ったわ」
スネ夫「な、何だっ(AA(ry」
スネ夫「馬鹿な…あれが…本当にのび太…?」
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:49:03.71 ID:8p6FoL1r0
- スネ夫「ドラえもんくん」
のび母「ドラえもん」
なんという違和感
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:49:24.54 ID:v6UnM7VL0
- ドラちゃんの間違いだった
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
17:58:12.00 ID:v6UnM7VL0
- 上はドラえもんだった
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
18:02:33.82 ID:EV+W0koB0
- >>14
新都社のことですね。わかります
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
18:12:26.92 ID:v6UnM7VL0
- 続きが思いつかんというか創作意欲が
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
18:32:51.81 ID:v6UnM7VL0
- スネ夫「許さない…のび太…ッ」
スネ夫は必死で体を鍛えた
パンチングボールを買ってもらい、パンチの練習もした
スイミングスクールで体力もつけた
腕立て伏せや腹筋もし、力もつけた
スネ夫の執念の成せる業か、スネ夫はみるみる強くなった
スネ夫「今度こそ…ギッタギタにしてやる…」
数ヶ月後
スネ夫「のび太ァ!!」
ジャイアン「おい、何か変なのがいるぞ」
スネ夫「今度こそギッタギタにしてやる!!!!」
のび太「やれるものなら…やってみろよ」
のび太の声にはドスがかかっている
スネ夫「空き地まで来い!」
スネ夫「前の僕だと思うなよ…」
ジャイアン「のび太が出るまでも無い、俺様がギタギタにしてやる」
ジャイアンはいつもの調子でスネ夫に殴りかかる
しかし、ジャイアンはその時予想もしない方法でその拳の一撃を防ぐ
ジャイアン「腕で…掴んだ―?」
スネ夫「今の僕は昔の僕じゃない!」
スネ夫の拳はジャイアンのピザ腹にめり込む
ジャイアンの腰が折れ、下がった頭にフックをかます
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
18:41:43.71 ID:v6UnM7VL0
- ジャイアン「ぎゃあああいでええええええ」
スネ夫「僕はのび太に用があるんだ!邪魔するな!」
のび太「へぇ…ずいぶんと強くなったじゃないか
昔はボロボロにやられて怯えていたのに」
スネ夫「勝負だ!のび太!」
のび太「いいよ…」
スネ夫の繰り出す強烈なキック のび太は紙一重でそれをかわす
のび太の放つ重いパンチ スネ夫はそれをスウェーで避ける
のび太「ふーん…まあまあ、かな」
スネ夫「まだまだ…これが本気だと思うなぁ!!!」
スネ夫の繰り出したパンチはのび太の頬に直撃する
のび太の口からはごく少量の血が吹き出した
のび太「僕にパンチを当てるとは…面白い」
のび太の足が空を切る スネ夫はその一撃を両腕で掴み、
その勢いを利用してのび太を投げる
スネ夫「どうだ!」
―その直後、スネ夫の背筋が凍りついた
起き上がったのび太の瞳が、余りにも無機質で、恐ろしいものだったから―
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/03(日)
18:51:11.45 ID:v6UnM7VL0
- スネ夫「な…何だ…?」
のび太は薄く笑みを浮かべる
のび太「さっき、君は本気を出していない と言ったね」
スネ夫「それが…どうした」
のび太「もしも…それが僕にもいえる事だったなら…?」
スネ夫「!?」
ジャイアン「のび太!抑えて!」
のび太が常人では考えられない、凄まじい気を纏う
「我は一介の人間にあらず―」
のび太の背中に、光の翼が広がる
「我に刃向かう愚かな者よ―」
のび太の額に紋章が浮かぶ
「死をもって、その罪を―――」
のび太の右腕に巨大な刃のついた、神秘的な槍が握られる
「―――償え」
人間では無い、神々しくかつ禍々しい、天使のような異形の存在
それが、視界か真っ暗になる直前、スネ夫が最期に見た物であった
終
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