好きな人
21
学生
イケメンリア充
私
20
学生
ちょいオタ。顔は普通
仲間内で数台の車でちょっと遠出した帰り
くじ引きで運よく先輩の車に二人で乗れることになった
先輩「コンビニ寄ってくね」
トイレで念入りに化粧と髪を直す
ここで買ったお~いお茶濃い味・・・これが悪かったのか
他愛ない会話の最中でも緊張で喉が渇きっぱなし
500mlのペットボトルはあっという間に空に
鞄に入れてあったヴォルヴィックにも手を出す私
先輩「よく飲むね」
私「フヒヒwww私普段から水分結構取るんですよww」
あっという間に襲い来る尿意
コンビニはさっき行ったばかり
トイレに入ったのも先輩は見ていた
ここでまた「おしっこしたい」と言い出したら尿道が緩い女だと思われてしまう
私「ごめんなさい・・・買い忘れたものがあって・・・コンビニ寄って貰っていいですか?」
先輩「あ、いいよ。ちょっと遠くなるけど次のとこで寄るね」
案外すんなりいけた
しばらく走るとセブンが見えた
この時の膀胱の中の尿の割合は80%
何とか間に合いそうだ・・・
って な ぜ ス ル ー ?
私「先輩、今セブンありましたよね・・・?」
先輩「あっマジで?ごめん。忘れてた!次のとこでいい?」
私「大丈夫ですよ^^」
大人しくUターンしてもらうべきだった
90パーセント
へんな汗が出てきて会話の相槌も適当になる
さっきのコンビニから結構時間は立っている
そろそろ正直に「トイレ行きたい」といっても自然だ
先輩「大丈夫?なんか具合悪そうだけど・・・酔ったの?」
私「いえ・・・大丈夫です・・・それより次のコンビニってどの位で着きますか?」
先輩「ちょっとこの辺だと良くわからないなあ。街の方までいかないと無いかもね」
mjdsk
私「ちょっとトイレに行きたいかなぁって・・・」
先輩「・・・(一瞬考えて)ああ、わかった。ちょっと我慢しててね」
こいつ生理だと思ったに3ペソ
どんどん顔が青ざめてくる
必志に股間を締め付けて凌ぐ
モジモジしたり体勢変えたりすると膀胱が揺れて余計にヤバイ
声を出してないと辛いのでさっきとはうって変わってどうでもいい会話を一人で喋り続ける
先輩もそろそろ状況に気付いたようだ。もう・・・ド・ン・カ・ン☆
先輩「(山道で)ちょっと止める?俺離れてるから」
は・・・?それは野ションしろってことですか?
私「大丈夫です、本当に大丈夫なんで、気にしないで下さい!」
市内まであと20km
私の膀胱97%
市内に突入!!いける!!
先輩「コンビニ無いね・・・」
私「パチンコ屋とかでもいいんで入ってもらえますか?(空気嫁)」
先輩「うん・・・ちょっとそれっぽいのが見当たらない・・・あ、あそこは?」
遠くに見えたハードオフの看板
あそこまで我慢なんて・・・もう・・・無・・・理で・・・
じょ、じょろ、じょ
私(ああ、気持ちいいなあ、我慢した後のおしっこってどうしてこんなに気持ちいいんだろう)
じょじょおおおおおおお
Gパンに、シートに広がっていく染み
とりあえず今はこの快感を楽しもう
出てしまったものはしょうがないのだから・・・
泣くもんか、泣くもんか
先輩はまだ気付いてない
謝らなきゃ・・・なんて謝るのが適切?
もうね、恋どころか学校生活も終わったんだね
姉御キャラだったからなお更だね
皆・・・今までありがとう・・・
ニオイはそんなにしていなかったと思う
ハードオフの駐車場到着
動かないってか動けない私を見て気付いてくれた先輩
先輩「あ・・・大丈夫?」
私「あ・・・ご・・・(この辺でブワッ(´;ω;`))ごべぶばざい・・・!!」
先輩「・・・」
他の友人達の車もハードオフの駐車場に続々と入ってくる(先輩の車が先頭だった)
先輩「俺は大丈夫だよ・・・それより服・・・大変じゃない?」
ああ、先輩は優しいなあ、普段なら嬉しくてニヤニヤするのに今はどうでもいい
私「だびじょぼぶです!それぼりクドゥバ洗わないと・・・
車のシートってどうやって洗えばいいんですか・・・?普通の掃除じゃなくて」
こんなに汚した場合は・・・って続けようと思ったけど言えなかった
先輩「気にしなくていいよ、ちょっと待ってて」
先輩が車を降りて友人達に何か話してる・・・\(^o^)/
友人達の車、駐車場から出ていく
私「皆、どうしたんですか?」
先輩「俺用事あるから別行動しようっていっといたw変に勘繰られたけど誤魔化しといたからw」
私再び号泣、先輩優しすぎる
言ってないんですよね?本当ですよね?私を安心させる為に嘘ついてるんじゃないんですよね?
って言いたかったけど言えず
ごめん、全部ガチなんだ
って言ってもしょうがないだろうけど
その後ユニクロへ
「ちょっと待ってて」と先輩が一人で店内へ
スカートと下着を買ってきてくれた
先輩「これ着替えてて。俺ちょっと中で自分の服見てくるから」
また号泣。ってか30分以上はずっと泣きっぱなし
私「え、あ、ありがとうございます!いくらでしたか?」
先輩「後ででいいよ。俺のコート後ろに積んでるからそれで目隠しして」
何この人?菩薩?
先輩戻ってくる
コンコン
私「あ、はい大丈夫です」
先輩「サイズ大丈夫だった?」
私「はい、ありがとうございました」
先輩「女の子の服とかよくわかんないから・・・趣味じゃなかったらごめんね」
確かにダサいけど先輩が選んでくれたってだけでいいんです。
ごめんオチっていうか
そのまま家に送ってもらって
謝り倒してクリーニング代払いますって言ったけど
俺も悪かったからいいよって言われて押し問答
結局うやむやになって今に到るんだ
メール返さなきゃ・・・
安価無理、絶対無理
メール返さないのはやっぱり酷いよね
普通の内容だったんだけど
無題
またいつもの人たちで飲みますよー(笑顔の顔文字)
木曜日はバイトですか?
これが来たのが一昨日
本当に悪いと思ってるけどどうしたらいいかわかんないんだよ
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