少し前
姉・弟「ごちそうさまー」
母「おそまつさま」
姉「弟、あたし先にお風呂はいるね」
弟「うーい、部屋いるから上がったら教えてくれ」
姉「まかされた」
たんたんたん がちゃ
弟「さて、今日でコンプリートしちまうかな」
姉「ごくごくごく・・・・ぷはー!お風呂上りの牛乳最高!」
母「はいはい、じゃあ弟を呼んであげなさい」
姉「はーい」
かちかち
弟「・・・・・むぅ」
たんたんたん
かちかち
弟「・・・・おおぅ」
がちゃ
姉「弟ー、お風呂あいたよー」
弟「??!あっ?!ね、姉ちゃん!?」
かち
『あ、ぁあん!弟くんの、かたいぃっ、はぁ・・・あん!』
姉「・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・」
姉「なに、それ」
弟「・・・・・・・・エロゲ?」
回想おわり
姉「つまりあたしがノックさえすれば、あんたはこのいかがわしいゲームを隠せて一件落着と?」
弟「い、いや、そういうわけでも」
姉「他にないならあたしが質問するね、コレ、どうやって手に入れたの?」
弟「それは、プライバs」
かち
『弟くぅん・・・・はぁ、ん。あぁあっ弟くんっ!』
弟「友に借りました」
姉「ふーん。じゃ次の質問。コレ、どういうゲームなのかいつまんで答えよ」
弟「え・・・・・姉ちゃん・・・・それは・・・・」
姉「だいたい予想はつくけどね、一応確認」
弟「こ、これは高圧外交というのではありませんか!」
姉「家族会議・・・・・・・・する?」
弟「弟が姉とエロいことをしまくるゲームです軍曹!」
姉「はぁ・・・・・なんであんたこんなの・・・・お姉ちゃんは悲しいよ」
弟「うぅ、友のやつが、面白いしえ、エロいからやってみろって・・・」
姉「それでノコノコ借りてきたって?それでこの顛末?ますます情けないよ・・・」
弟「ぐ・・・・うぅうう・・・・」
姉「だ、だいたいね、実際あたしっていう姉がいるのに、こういうのやる?!」
弟「いや、ゲームはゲームっつうか・・・映画とか小説読んでるのと同じ感覚っつーか・・・」
姉「言い訳は聞きません!とにかく、コレは没収します!!」
弟「そんな!まだ最後の調教編が終わってな」
姉「あ?」
弟「いえ、おもちください」
姉 「もう本当に弟はこんなのばっかやってて不健康だなー。
そんなんだからいつまでたっても彼女できないのよ。
よしっ、お姉ちゃんが一肌脱いだげる。 ほら弟も服脱ぎなさい」
>姉「だ、だいたいね、実際あたしっていう姉がいるのに、こういうのやる?!」
この1文が気になる
弟「これがディスクです・・・・お納めください」
姉「うむ、明日あたしがもって学校に行くから取りに来て、友くんにかえしなさい」
弟「ははっ・・・・・おおせのままに」
弟(でも、これはインストールすればディスクなしでも起動するんだぜ、詰めが甘いな姉ちゃん・・・)
姉「あと、あたしが見てる前でコレをパソコンの中から全部消しなさい」
弟「なんとぉぉおおおぉっ??!」
姉「あたしの友達にも詳しいのがいるのよ。ちゃんと全部消去しないと」
弟「お、おぉぉ・・・・そ、んな」
姉「つべこべ言うな、やれ。それともコレをお母さんに見せようか?」
弟「いえす・・・・ゆあはいねす・・・・」
母「合衆国ニッポン!」
姉 「おっとちゃんとシフト押しながらデリートしなさいよね」
弟 「くっ」
かちかち かちかち
弟「さようなら・・・・・僕のサンドロック・・・・・」
姉「よろしい。これにこりたらもうこんなもの借りてこないことね」
弟「俺は・・・・一体なんのために・・・・戦っているんだぁぁぁああぁ」
姉「はいはい、元気だして。じゃ、おやすみーお風呂はいるのよー」
姉「まったくあいつったら・・・・・・・」
姉「いくらゲームだからって。お、弟と姉がえっちなことするゲームって・・・・」
姉「もう、ホント馬鹿なんだから!」
姉「ほんと・・・・・・・・・・・ばか」
姉「・・・・・・・・・・・・・・」
かちゃ うぃぃぃぃぃぃん
ぴんぴろぴろりん
姉「・・・・・・・・・ごくり」
かち かちかち
その日、俺は枕を濡らして寝た
長年俺の安眠を護り続けた枕は、子供の頃大好きだったマシュマロのように
俺の涙を吸い込み、俺を優しく包み込んでくれた・・・・・・・
弟著 そういや俺は逆子だった より抜粋
翌朝
たんたんたん
弟「おはよー」
姉「っ!!」
母「おはよう、早くごはん食べちゃいなさい」
弟「はーい・・・・姉ちゃん、おはよう」
姉「う、うん・・・・・お、おはよ」
弟「・・・?」
弟(姉ちゃん、昨日のことまだ怒ってんのかな・・・)
姉「あ、あたし先行くね」
弟「ん、あ、あぁ」
姉「いってきまーす」
母・弟「いってらっしゃーい」
母「??変ねぇ。お姉ちゃん、なんかあったのかしら」
弟「さ、さぁ・・・・」
母「じー」
弟「・・・・・・・・・・」
>>34 オレンジが好きです。オナニーマスター二ーナはしねばいい
弟「どう考えても昨日のことだよなぁ・・・・・でも、昨日はちょっと怒ってるくらいだったのに」
友「おーい弟!」
弟「お、友、友2。おはよ」
友2「おはよう。どうした、思い悩む女子のような顔をして」
弟「お、俺そんな顔してた?」
友2「見ようによっては」
弟「そ、そうか。あ、友。借りてたゲーム今日返すわ」
友「おぅ。もういいのか」
弟「色々あってな・・・・・・・」
友2「それで思い悩んでいるのか」
弟「当たらずも遠からず、だな」
姉「はぁ~」
姉友「どうした姉。思春期の劣情を持て余した男子のような顔をして」
姉「え?あ、あたしそんな顔してた?」
姉友「見る者が見れば・・・・・・」
姉「そ、そうなんだ・・・・あのさ、姉友はその、パソコンのゲームとか詳しいよね?」
姉友「うむ。なんだ、ついにその方面に興味を持ったか」
姉「それはない!絶対にないっ!!」
姉友「そんな力いっぱい否定しなくても」
姉「いやだからそうじゃなくて・・・・ごにょごにょ・・・・」
姉友「?なんだ、よく聞き取れん」
姉「だ、だから・・・・・ごにょごにょ」
姉友「そうか、調教ものに手を出したいか。初心者にはハード過ぎるのでメジャーだがアイ○はオススメせんな。
同様の理由でビシ○ップやティン○ーベルの作品なども」
姉「聞いてないから!聞きたくもない!!」
姉友「ならはっきり言ってくれ。間がもたん」
姉「う~。や、やっぱいいや、また今度」
姉友「そうか。言いにくいなら手紙にしてもいいぞ」
姉「考えとく・・・・・」
「姉ー弟くんきてるよー」
姉「え、あ、はーい」
たったった
姉「あ、えっと・・・・なに?」
弟「いや・・・・ゲーム返すから、姉ちゃん取りにこいって・・・・」
姉「そ、そっか。ちょっとまってて」
姉「はい、これ」
弟「うん、さんきゅ。あのさ、姉ちゃん・・・まだ怒ってる?」
姉友(おや?あれは・・・・・)
姉「え、な、なんで?」
弟「朝からなんか様子変だから・・・・そんな怒るとは思わなかったし。なんつーか、ごめん」
姉「う、ううん。そんなの、全然」
弟「ホント?ならいんだけど。もう俺、あんまりこういうの借りないから」
姉「うん・・・・・」
弟「じゃ、えっと・・・・きげんなおしてくれよな!」
たっ ぼよん
姉友「ぉっ」
弟「わぶっ」
姉「っ!!?」
弟(これ・・・・壁、じゃない・・・・・やわらかい?)
姉友「弟君」
弟「え?あ、わっ!!あ、姉友さん?!す、すみません!!」
姉友「いやいや。それよりどうだったかな」
弟「は、はい・・・やわらかくて温かくてとても気持ちい、ってわざとじゃないです!すいません!」
姉友「そういう反応をもらえるとスタンバイしていたかいもあるよ」
弟「え?じゃ、姉友さんが・・・・?」
姉友「気がついたらやってた。反省はまた後日」
弟「・・・・・・・・・・」
姉(ぼ、ぼよんって・・・・)
姉友「しかし弟君。私のEカップに顔をうずめたのは家族以外では君がはじめてだよ」
弟「い、いーかっぷ・・・・はじめて・・・・・」
姉友「結納はいつにしようか?」
弟「えぇえっ?!」
姉「ちょ、ちょっと姉友?!」
姉友「思いがけず二人も釣れた。冗談だ」
姉「あんたねぇ・・・・・・・」
姉友「おちゃめだ。弟君、そろそろ帰らないと次の授業がはじまるよ」
弟「あ、そうだ!じゃ、姉友さんほんとすみませんでした!」
たったった
姉友「ふふ・・・・・かわいいな」
姉「姉友ぉぉ・・・・」
姉友「ん?あぁ、すまない・・・・・姉の方がかわいいよ」
姉「そういうことじゃない!!」
弟「友ー」
友「んお?」
弟「ほい、これ」
友「お、ゲームね。まいどー」
弟「あのさ、友、友2。お前らの姉さんってどんな人?」
友2「どうした急に」
弟「いや、さっきちょっと話したんだけど・・・・」
友「どんなって・・・・変わり者」
友2「道楽主義」
友「変人」
友2「もしくは変態」
友「そしてなにより」
友・友2「胸がでかい」
弟「そ、そうか・・・・・・」
友「つうかこいつなんかモロに姉ちゃんの影響受けてるしな。しゃべり方とか」
友2「そういうお前は姉さんから18禁ゲームを大量にもらってるがな」
弟「え?!友のエロゲってもとはお姉さんのなのか!?」
友「まぁな。姉ちゃん、速攻コンプリートして、終わったら完全に興味なくすから」
弟「で、でも、お姉さんがエロゲって・・・・・・」
友2「別におかしなことじゃない。うちの姉さんは、少しでも興味があることは並々ならぬ行動力を起こすからな」
弟「そうなのか・・・・・・俺の姉ちゃんじゃ、ありえないな」
友「そりゃそーだろw」
姉「へくしっ!」
姉友「とんぷそん!」
姉「・・・・・・それくしゃみ?」
おお、残ってる。優しいみんな㌧クスコ。おはようござます
姉「ただいまー」
母「おかえりー」
姉「弟は?」
母「まだ帰ってないわよ?」
姉「そっか。ご飯できたら呼んでねー」
たんたんたん がちゃ
姉「・・・・・・さて、と」
うぃぃぃぃん ぴんぴろぴろりん
>>99 無論 死ぬm(ry
エロ展開はあったほうがいいのかな?
弟「ただいまー」
母「おかえりー」
弟「姉ちゃんは?」
母「あんたたち同じこと聞くのねぇ。部屋よ、もうすぐご飯だから呼んできて」
弟「うい」
たんたんたん
弟「ここでしっかりノックをする俺はジェントルメン」
こんこん
弟「姉ちゃーん、飯だぞー」
弟「・・・・・・・・・返事がないただのドアのようだ」
弟「じゃなくて、姉ちゃ」
がちゃ
弟「うおっ!」
姉「あ!お、弟?ごはん?じゃいこっか!」
弟「う、うん。姉ちゃん、ナニ慌ててんの?」
姉「あ、慌ててなんかナイヨー」
弟「・・・・・・・・」
弟「ふぃーさっぱり」
弟「ごくごく・・・・風呂上りの牛乳 うまし!」
姉(弟・・・・・お風呂上がったんだ)
姉(・・・・・・・お風呂上り・・・・・・)
弟『姉さん、お風呂あいたよ。姉さん?』
姉『弟君・・・・・』
がばっ
弟『ね、姉さん?!ど、どうしたの?』
姉『お風呂上りの弟君・・・・可愛い』
弟『や、やめてよ、姉さん・・・・』
姉『だって、ここ。こんなに熱いのよ・・・・?』
弟『それは風呂上りだからだよ!ぅ・・・うぁっ』
姉『弟君・・・・ふふ、弟君・・・・』
弟「姉ちゃん?・・・・・姉ちゃん!」
姉「ふぁいっ?!」
弟「どうしたんだよ、ぼーっとして。風呂、あいたよ」
姉「う、うん。わかった、入るね!」
たったった
姉(ち、近いよ、ばかっ)
弟「・・・・・姉ちゃん?」
ちゃぷちゃぷ
姉(なに考えてんだろ・・・・あたし)
姉(実際そんなのあるわけないのに・・・・あんなの作り事なのに)
姉(そ、そもそも、いくら実態を知る為とはいえ、あんなのをやってしまったことが間違い!)
姉(よし!消す!今日アレを完全に消す!!)
姉(・・・・・・でも、中途半端はよくないかな・・・・)
がらがら
母「お、お姉ちゃんどうしたの?」
姉「ううぅ・・・・のぼせました・・・・・・・」
姉友「時に私の弟よ。君は弟君にゲームを貸さなかったかい?」
友「ん?貸したけど、それがどうかした?」
姉友「いや、確認しただけだ。そうか・・・・・そうなのか・・・・ふふふ」
友2「姉さん、顔が邪悪の一言だ」
姉友「む、どの程度だ」
友2「暗黒面に堕ちたアナキン・スカイウォーカー」
姉友「・・・・・気をつけよう。しかし・・・・・ふふふ」
友「ダメだなありゃ」
ぴんぴろぴろりん
姉「うぅ・・・えらい目にあった。それもこれもこんなものがあるから・・・」
姉「さぁ!今が年貢の納め時よ!!!」
かちかち
姉「・・・・・・・・・」
一時間後
かちかち かちかち
姉「うわぁ・・・・・こ、こんなことまで・・・・」
翌朝
姉「うぅ・・・・・ね、寝不足・・・お母さん、おはよぅ」
母「おはようー。悪いけど、弟まだ起きてこなのよ、起こしてきてくれる?」
姉「・・・はーい」
たんたんたん がちゃ
姉「弟ーおきなさーい」
弟「んー・・・・・」
姉「ったく・・・・人の気も知らないでぇ・・・・」
姉(・・・・起こす時は・・・・・)
ばさっ
姉(布団をはいで・・・・・それからおち)
姉「はっ!な、なに考えてんの?!」
姉(い、いけない!寝不足で正常な思考ができなくなってる?!)
姉「も、もう早く起きなさ、っ!?」
姉(こ、こんな・・・・ち、違う!これは生理現象よ、健康な男子なら誰でもなるの!)
弟「うーん・・・・・んー」
姉(どってことないの・・・中のを抜かなきゃとかそんなのはフィクション!)
姉「ってあーもー!おきろぉぉぉ!!」
ドグシャッ
弟「ぐぼあぁあ?!」
たんたんたん
母「あ、起きた?って、弟どうしたの?」
弟「イエ・・・サワヤカナメザメデスヨ・・・・・みぞおちに穴が開きそうになった以外は・・・」
母「お姉ちゃんどうしたの?」
姉「べ、別に何もなかったよ?」
弟「俺、もうゴールしちゃいそう・・・」
姉・弟「いってきまーす」
てくてく
姉「弟・・・・さっきは、ごめんね」
弟「ん?もういいよ。遅刻したらもっとこっぴどく絞られるんだから」
姉「う、うん」
弟「・・・・・・あのさ、姉ちゃん。なんか悩みとか、あるの?」
姉「え?な、なんで?」
弟「なんか姉ちゃん、様子がいつもよりおかしいから」
姉「そ、うかな?」
弟「なんかあるなら言ってくれよな。俺ができることなら手伝うから!」
弟「俺、姉ちゃんが元気ないの嫌だから。ま、さっきみたいに元気よく殴られるのは勘弁だけど」
姉「弟・・・・・・・」
姉(どうしたんだろ・・・・あたし、すごいどきどきしてる)
姉(きっとあたしは弟に悪いことしてる・・・・でも、弟に心配してもらって、すごい嬉しい)
姉(弟・・・・・あたし、弟を?)
弟「姉ちゃん?」
姉「あ、あのね、おと」
姉友「弟君、おはよう」
弟「姉友さん?!」
姉「姉友?!」
姉友「やはりいい反応だな。早起きしてスタンバイしたかいがあった」
弟「またですか・・・・」
姉友「味を占めたとだけ言っておこう。ところで弟君、今日は私と登校しないかい?」
姉「あ、姉友?!」
弟「え?姉友さんと?でも・・・・」
姉友「弟君。私が誘っているのではないよ。私のEカップが君をご所望なんだ。返答は?」
弟「地の果てまでも」
姉友「ありがとう。しかし学校までで十分だよ」
姉「あ、お、弟っ!」
弟「ごめん姉ちゃん・・・・・でもEカップなんだ・・・・・」
弟「でも、姉友さん、何で俺なんかと?」
姉友「その言い方は多少不愉快かな。私は君をかなり高く評価してるよ。そして勿論、姉もね」
弟「姉ちゃんが、俺を・・・?」
姉友「うん。君の話はよくしてる。一見愚痴のようにも聞こえるが、私には弟自慢のようにしか聞こえないね」
弟「そ、そうなんですか」
姉友「信じてくれていいよ。私は冗談はよく言うが、嘘はほんのちょっとしかつかない」
弟「つくんですか」
姉友「ケースバイケースだよ」
姉友「そうそう、私が君と登校したい理由だね」
弟「え?・・・あ、はい」
姉友「君と純粋に登校したい気持ちが第一。第二は布石。さ」
弟「布石?」
姉友「そう、布石。ここで点棒を支払ってでも、後の勝負を決める三巡を買う・・・」
弟「・・・・・??」
姉友「ふふふ・・・・・ま、決めるのは君だからね。今わからなくてもいいよ」
弟「は、はぁ・・・・・」
姉友「さ、それじゃ同伴出勤を楽しもうか。とりあえず、揉むかい?」
弟「ぶっ!!?な、なにをですかっ?!」
「揉む」が「挟む」に見えたのは俺だけで良い
姉(弟・・・・・・いっちゃった)
姉(やっぱり弟、胸は大きいのが好きなのかな・・・・)
姉(あのゲームのお姉ちゃんも、かなり大きかったし)
姉(あたしのじゃ・・・・・あんなふうに挟んだりとか、できないし・・・・)
姉(・・・・・・・・・・・・・・)
姉「?!何考えてるのあたし?!違う!違うでしょ!!」
教室
姉友「おや、姉。遅かったね」
姉「う~。姉友・・・・」
姉友「ありがとう弟君を貸してくれて。おかげで20年は若返った気分だよ」
姉「無に還るつもりですか」
姉友「ん?ご機嫌が鋭角なようだけど?」
姉「べ、別にそんなんじゃないよ」
姉友「・・・・・・弟君を取られそうで、不安かい?」
姉「っ?!」
姉友「ふふ・・・・冗談だよ」
姉「そ、そう」
姉(弟を・・・・・取られる?姉友に・・・・・?そんなの・・・そんなの・・・・・)
あれ?
俺の脳内で姉友のアゴがぐんぐんと伸び、鋭利になっていく…
友「お、弟、おはよ!」
弟「ぼー」
友2「どうした弟」
弟「へ?いや全然おっけーっすよ?」
友「なにがだよ、変だぞお前」
弟「まさかぁ・・・・そんなマッカーサー」
友2「壊れているな」
友「ほっとくか」
弟(ちょっとさわっちゃった・・・・・・いーかっぷ・・・・・)
弟「うへへへ・・・・・・」
きーんこーんかーんこーん
ざわざわ
弟「うっし、帰るか」
姉「弟ー!」
弟「姉ちゃん??」
姉「一緒にかえろっ」
弟「う、うん。いいけど、急にどうしたの?」
姉「い、いいでしょ!ほらっ、かえろ!」
姉友「弟くーん」
姉「!」
弟「あ、姉友さん」
姉友「おや、下校も随伴したいと思ったんだけど、先客がいたかな?」
姉「そ、そうなの。今日は姉弟で一緒に帰るの」
弟「そういうこと、みたいです」
姉友「そうか・・・・・残念だ・・・・よっ」
ぽよん たゆん
弟「う、うぉ」
姉「っ?!」
姉友「実に無念だよ。弟君と下校できれば、喜びのあまり私は大胆になってしまったかもしれないのに」
ぽよよん たゆゆん
弟「お、ぉっぱ・・・・」
姉「お、弟?!」
姉「あ、姉友っ!!無意味にぴょんぴょん跳ねないでよ!」
姉友「なんでだい?私は下校前の準備運動をしてるだけだが?急に帰ると心臓に悪いからね」
姉「てきとうな嘘をつくなぁ!!」
弟「お、おっぱいが・・・・たゆん。ぽよぉん・・・・」
姉(だ、ダメ・・・・このままじゃホントに弟を、取られちゃう・・・そんなの絶対に、イヤ!!)
姉「お、弟!!」
ぎゅうぅぅ
姉友「ほぅ・・・・」
弟「え・・・・あ、ね、姉ちゃん?」
姉「~~~~~~~っ」
ぎゅぅぅぅぅう
弟「あ、あの、姉ちゃん・・・・」
姉「~~~~っ。お、弟?」
弟「う、腕に胸が当たってるんだけど・・・・」
姉「あ・・・・・うぁああっ!!ごごごご、ごめん!」
弟「い、いやこちらこそ・・・・」
姉友「ふむ・・・・これは引き時だね。今日は姉に譲るよ」
姉「あ、姉友?」
姉友「じゃあね、姉、弟君。また明日」
弟「いっちゃったね」
姉「うん・・・・」
弟「か、帰ろうか」
姉「う、うん」
てくてく
弟「あのさ、姉ちゃん。さっき、なんであんなにムキになってたの?」
姉「う・・・・えっとそれは・・・・・」
弟「うん」
姉「だって・・・・・朝は弟、姉友と楽しそうに学校行ったから・・・・帰りは、あたしと一緒に、って思ったの・・・・」
弟「姉ちゃん・・・」
姉「う、う~~」
弟「うし。じゃあどっか寄ってこうよ!アイスとか食ったりさ!」
姉「え、でも・・・・」
弟「いいだろ、お金は俺が出すからさ」
姉「う、うん・・・いいの?」
弟「任せろよ!いこう!」
姉「うん!」
姉(あ・・・・・・こういうのって、なんか・・・・デート、みたいだな)
てくてく
俺「あのさ、姉ちゃん。さっき、なんであんなにムキになってたの?」
俺「う・・・・えっとそれは・・・・・」
俺「うん」
俺「だって・・・・・朝は弟、姉友と楽しそうに学校行ったから・・・・帰りは、あたしと一緒に、って思ったの・・・・」
俺「姉ちゃん・・・」
俺「う、う~~」
俺「うし。じゃあどっか寄ってこうよ!アイスとか食ったりさ!」
俺「え、でも・・・・」
俺「いいだろ、お金は俺が出すからさ」
俺「う、うん・・・いいの?」
俺「任せろよ!いこう!」
俺「うん!」
俺(あ・・・・・・こういうのって、なんか・・・・デート、みたいだな)
友・友2「ただいまー」
姉友「おかえり」
友「・・・・・姉ちゃん、なんかいいことあったのか?」
姉友「ん?そう見えるかい?」
友2「あぁ、かなり。ついでに悪い顔が昨日にまして邪悪だ」
姉友「そうか?・・・だが、ふふふ・・・・それも仕方ないな・・・ふふ」
友「嬉しそうだな」
友2「まったくだ」
姉友「ふふふ・・・・・」
姉「ぺろぺろ」
弟「うまい?」
姉「ぺろ・・・・うん、おいしぃ~。ぺろぺろ・・・はにゃう~」
弟「ぅ・・・・・・」
姉「やっぱアイスはバニラだよねぇ~。ぺろぺろ」
弟(・・・・・・・か、かわいい)
姉「あー美味しかった」
弟「満足した?」
姉「うん!お姉ちゃんは大満足だよ」
弟「そっか」
姉「・・・・・・・・・・・・あ、あのね、弟」
弟「ん?」
姉「弟は、その・・・・好きな女の子とか、いる、の?」
弟「え?えぇっ?!」
姉「変な意味とかはないの!ただ・・・・姉友のこととかあって、少し、気になる、から」
弟「えーと・・・・い、今は別に、いないかな・・・」
姉「ほ、ホント?!」
弟「う、うん・・・・」
姉「そっか・・・そうなんだ・・・うん!じゃ、じゃあ。うち帰ろっか」
弟「あ、あぁ・・・」
弟(俺の、好きな子か・・・・考えたことなかったな。いっつも姉ちゃんがそばにいたから・・・)
弟(俺、誰が好きなんだろ・・・・・・)
姉友「さて、私の可愛い弟達。ちょっとそこに座りなさい」
友「なに姉ちゃん?」
友2「時間はかかるのかな」
姉友「うむ。まず言っておくと、君達には黙秘権がある。
これからの君達の発言は君達にとって不利になったりならなかったりするだろう」
友「なんだこれ?」
友2「俺に聞くな。取調べか?」
姉友「違うよ。・・・・ふふふ。リサーチだ」
職場でニヤニヤしてる俺キメェwwww
ちゃぷちゃぷ
姉「今日は楽しかったなぁ」
姉(弟とこ、恋人みたいに、でで、デートしちゃった)
姉(弟は好きな子はいないって言ってたし。まだ、姉友には取られてないよね・・・?)
姉(それに、なんか弟もすごく楽しそうだったし)
姉「えへ、えへへへ・・・・・」
がらがら
母「お、お姉ちゃんどうしたの?」
姉「うぅうう、のぼせました・・・・・」
>>224 休み使って一日中書いてる俺のがキメェwwwwww
がちゃ
姉「うぅ・・・・二日連続・・・・不覚・・・」
ぴんぴろぴろりん
姉「これ、どうしようかな・・・・消した方がいいのはわかってるけど」
かちかち
姉「中途半端にやめると、この弟君とお姉ちゃんの関係の行方も気になるし・・・・」
姉(それにもし・・・・弟とそういうことになった時のために勉強・・・・)
姉「な、なーんてことは考えてないですよっ!!??」
翌日
姉「きょろきょろ」
弟「姉ちゃん、なにそんな警戒してんだよ?」
姉「だって、いつまた姉友が」
姉友「弟君」
だきっ ぽよん
弟「うぉぉう!!」
姉「あ、姉友!?な、なにしてんの!!」
姉友「ふふふ・・・48の巨乳技のひとつ『あててんのよ』。この技だけで連載を勝ち取ることも可能・・・」
姉「なにを訳のわからないこと!」
弟「あ、姉友さん・・・・こ、これはさすがに」
姉友「うん?弟君はお気に召さなかったかな?じゃあこれならどうかな?」
弟「え?えぇ・・・・?」
姉友「今日の私の下着は・・・・白と青のストライプなんだ」
弟「っ!!?」
姉「あ、姉友っ!あんた何言って!!」
姉友「ふふふ・・・・さらに今日の私はニーソックスも標準装備だよ」
弟「い、色・・・色は?!」
姉友「『西』・・・じゃなくて、『白』だよ」
弟「ぱ・・・・・パーフェクト・・・・・」
姉「お、弟ぉ!帰ってきなさい馬鹿っ!!」
弟「はっ!じゃなくて、どうしてここまでピンポイントで俺の好みを・・・?
姉友「ふふふ・・・私は興味のあるものは徹底的に知りたい質なんだ。弟君のことは昨日のうちにリサーチ済みだよ」
弟「まさか、友と友2っ?」
姉友「察しがいいね。さすが弟君」
姉「はーなーれーなーさーいー!!」
姉友「さて、朝の逢瀬はこのくらいにしようか」
ぽよん
弟「あ・・・・・」
姉「もう!早く離れて!弟!!残念そうな顔しない!」
ぎゅうぅ
姉友「ふふ・・・仲がいいな。」
姉「うぅ~いきなり抱きつくなんてどういうつもりなのっ?」
姉友「いや、重くて肩がこってね。ちょうど頼れそうな背中があったから胸休めさせてもらおうと」
姉「そんな休め聞いたことないわよ!」
弟「いやぁ、俺の背中でよければいくらでも」
姉「っ!!」
ぐりぐりっ
弟「あがぁ!!あ、足ぃ!!」
姉「し、しかも、した、下着がどうって・・・・」
姉友「仕方ないんだ。せっかくおしゃれをしていても、ここでは見せられないだろう?
だからせめて言葉で、と」
弟「こ、ここではということは、どこなら見せてもら」
姉「っ!!!!」
ぐりぐりぐりぐり
弟「がはぁああ!!潰れるぅ!!」
教室
友「あ、おーい弟!お前に言っておかなきゃならんことが」
弟「・・・・・・・・・」
友2「手遅れだったようだな」
友「あぁ・・・・弟、大丈夫か?」
弟「ぁ、あぁ・・・・・・なんとか潰されずにすんだ・・・・」
友2「うちの姉が原因なんだな」
弟「ま、まぁ・・・そうともいえるかな・・・・・でもいいんだ」
友「いいって・・・」
弟「だって・・・・背中、きもちよかったし・・・・」
姉「あんた一体どういうつもりなの?」
姉友「というと?」
姉「その、だから、弟のことからかってるの?そ、それとも・・・」
姉友「うん。そのことに対しては互いに向き合う必要があるな」
姉「向き合うって・・・・」
姉友「だから、単刀直入に言おう。私は弟君と恋人になりたい」
期待と支援
略して「きえん」
姉「え・・・・・・ほ、んと・・・・に?」
姉友「こんな冗談や嘘は嫌いなんだ」
姉「・・・・・・・・な、なんで、弟なの?」
姉友「うん。少し恥ずかしい話だが、私は恋というのをしたことがない。映画や小説、色んな物事から学んではいるが、
当事者として本物を知らないんだ」
姉「・・・・・・・うん」
姉友「当然仲のいい男子もいるが、それは恋という感情とは違うと思う、だけど、弟君に対して私は他とは違う感情を抱くんだ」
姉「それが・・・・・好きって、こと?」
姉友「おそらく。私は、弟君は私にとって特別か、と聞かれたら迷わずイエスと答えるよ」
姉「そ、そうなんだ・・・・」
姉友「・・・・・・でも、それは姉も同じじゃないのか?」
姉「・・・・・え?」
姉友「弟君が、特別。じゃないのかい?」
姉「・・・・そんな、こと・・・」
姉友「別に深く追求する気はないよ。でも、私は本気で弟君を『奪い』に行く。
姉は私の親友だから、後悔してほしくないんだ」
姉「・・・・・・・・・・・」
姉「うん・・・・・・わかった・・・・」
姉友「そうか」
姉「・・・・・・・・でもね、姉友」
姉友「ん?」
姉「お姉ちゃんから弟を、簡単に奪えると思わないでよね・・・・!」
姉友「・・・・・・・・ふふふ、そうだな。そうでなくてはな・・・・!」
弟「いっくしっ!!」
友「風邪か?」
友2「もっと不吉なもののように思えるな」
姉友「ところで弟といえばうちにも同じ顔したのが二人いるんだが、どうだい?」
姉「結構です」
きーんこーんかーんこーん
ざわざわ
友「あー弟、お前今日帰り用事とかある?」
弟「いや、ないけど」
友「じゃあさ、うちの姉ちゃんが校舎裏に来てくれって伝言頼まれてんだ」
弟「校舎裏?わかったよ、いってみる」
友2「気をつけろよ」
弟「おぅ、行ってくる、さんきゅな」
友「・・・・・・大丈夫かなあいつ」
友2「さすがに取って食いはしないだろ」
弟「姉友さん、なんの用だろ・・・・・」
弟「はっ!まさか、しまぱんとご対面??!」
弟「姉友さん」
姉友「やぁ弟君、着てくれたんだね。嬉しいよ」
弟「いえ、そんな。それで、俺に何の用ですか?」
姉友「うん。私のモットーは一気呵成と電光石火でね。まぁどっちも今考えたんだけど」
弟「は、はぁ」
姉友「弟君。私とデートしてくれないか?」
弟「え、えぇええ?!」
姉友「・・・・・・嫌、かい・・・・・?」
弟「い、いえそんな!こここ、コ○エー、でなくて、光栄です!!」
姉友「・・・・よかった。誘われるのは何度かあったけど、自分から誘うのは初めてだから、緊張したよ」
弟「え?そ、そうなんですか?」
姉友「ふふふ・・・・あぁ、私こそ光栄だ。ありがとう、弟君」
弟「ただいまー」
姉「おかえりっ、どこか寄ってたの?」
弟「ん?うん、まぁ」
弟(どうしよ・・・・姉友さんとデートすること言った方がいいのか?)
弟(でも、言ったらまた姉ちゃん怒りそうだし・・・・う~ん)
姉「弟?どうかした?」
弟「えっ?!いや、なんでもないよ?」
姉「あ、弟っ?」
たんたんたん がちゃ
弟「結局いえなかった・・・・・」
姉「弟、どうしたんだろ・・・・」
かちかち
姉(夕飯の時もなんかオロオロしてたし)
かちかち
姉(・・・・ま、まさかまた姉友がっ?)
かちかち
姉「あ、あり得る・・・・・ん?」
かちかち かちかち
姉「うわ・・・・ぁ・・・・す、ご・・・」
弟「うーん」
弟(しかし、いずれはわかって怒られることには変わりないよな・・・・)
弟(だったら、デート+黙っていたことの怒りよりも、デートだけの怒りのほうがダメージは少ない)
弟「よ、よし!言いに行こう!」
弟(でも怒られるのに変わりはないんだよな・・・・・)
こんこん
弟「姉ちゃーん、起きてるー?」
弟「・・・・・・返事がない、ただの、ってもうこれはいい!」
弟「もう寝たのか?」
『・・・・・・・ぁ・・・・・・ぁ』
弟「ん?」
『・・・・・・ぁ・・・・・ぅぁ・・・・・』
弟(呻き声っ?!姉ちゃん?!!)
がちゃっ
弟「姉ちゃん!大丈夫かっ!!?」
姉「へ?」
姉『あぁああっ!んぁあっ気持ちいいですっ、ご主人さまぁあ!』
弟『はっ、ホントにヤラシイ牝だなっ姉さんはっ!』
姉『は、はいっ、はぁん、ご主人さまのお姉ちゃんはっ、い、いやらしい牝犬なんですぅぅ!』
姉「あ・・・・・・の・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・・・デジャヴ?」
弟「そうか、きみはそういうやつだったんだな」
弟「あの・・・ノックはしたんです・・・」
姉「はい・・・」
弟「それで、返事がないけど、呻き声みたいなのが聞こえたので、実際はあえぎ声だったんですが」
姉「はい、はい・・・・」
弟「それで、心配になって、悪いとは思いつつもドアを開けてしまった次第で・・・」
姉「はい、お手数をお掛けしました・・・・」
弟「えっと・・・・これ、は・・・?」
姉「あの、いやらしい気持ちとかじゃないんです。映画や小説を読んでるような感覚で・・・」
弟「はい・・・・よくわかります」
姉「・・・・・めん・・・ね」
弟「ね、姉ちゃん・・・・?」
姉「・・・・ごめんね・・・・・弟」
弟「えぇ?なんで、あやまんの?」
姉「ぅっ・・・・だって、弟に、あんなこと・・・・言ったのに・・・あたし」
弟「い、いやそんなこと気にしてないよっ!」
姉「で、でも、あた・・・・し、いやな・・・・おねぇちゃ、んだよ・・・ね・・・」
弟「嫌って・・・・」
姉「・・・・おと、うとに嫌われ・・・・っちゃう、ね・・・・でも、でも・・・・そんなの・・・いや、だよ・・・」
弟「姉ちゃん・・・・・・」
弟「姉ちゃん。俺姉ちゃんのこと嫌いになったりしないよ」
姉「お、とうと・・・・?」
弟「ゲーム没収されたことだって、その時は確かにショックだったけど、
そんな引きずることじゃないし。それに、姉ちゃんが俺のことで本気で怒ってくれてるって、なんか嬉しかったんだ」
姉「ぅ・・ん・・」
弟「あと、こういうゲームするのだって・・・やっぱ、俺達くらいの歳なら、こういうことに興味あったっておかしくないだろ?」
姉「・・・・・・・・・」
弟「俺だって姉ちゃんにバレたんだし、お互い様ってやつだよ。な?」
姉「う・・・・・・うぁぁあああん・・・・おとうとぉぉぉおおっ」
がばっ
弟「うわ、姉ちゃん!?」
姉「弟・・・・ぐすっ・・・弟・・・・」
弟(えっと・・・・こういうときは・・・・こうか?)
弟「よ、よしよし・・・・・」
なでなで
姉「ぐすっ・・・・弟ぉ・・・・」
ぎゅうぅう
姉「・・・・・・あ、のね。弟・・・・」
弟「ん?なに?」
姉「今日・・・・・一緒に、寝て・・・・・いい?」
弟「うん・・・・・いいよ」
姉「ありがと・・・・・・えへへ」
姉「なにか言いたいことは?」
弟「・・・・・ジュマンジ」
姉「なにか言いたいことは?」
弟「・・・・・バルス」
姉「こうやって一緒に寝るの久しぶりだね」
弟「うん。姉ちゃんせまくない?」
姉「だいじょうぶ。せまかったら弟の方によるから」
弟「おいおい」
姉「えへへ・・・・ね、弟・・・・・・」
弟「ん?」
姉「あたしね、わかったことがあるの・・・・」
弟「うん、なにが?」
姉「あのね、あたし・・・・・やっぱり、弟が・・・・・おとう、との、こと・・・・」
弟「姉ちゃん?」
姉「・・・・・すー・・・・・すー」
弟「途中で寝るなよw・・・・ったく、気になるじゃんか・・・・・あ」
弟「デートのこと、言いそびれた・・・・・」
「あねいも」のまどかが何故か、アルトネリコのオリカに見えた
姉「腹話術を練習してみたぞ」
弟「腹話術?」
姉「いっこく堂とかやってるやつ」
弟「ああ~、声が遅れてくるのとか」
姉「……先にネタをバラすな」
弟「ご、ごめんなさい…」
姉「…まあいい、やるから見てろよ?」
弟「…はい…」
姉「 あれ?」
姉「 声が」
姉「 オクレ兄さんだよ?」
姉「 お帰りなさい、小野田さん」
弟「なんというMr.オクレ…」
姉友「ふ~ふ~ふふ~ん」
友「姉ちゃんいやにご機嫌だな」
友2「休みがそんなに嬉しいのか」
姉友「うん。それもあるが、明日はこの私デートに行くのだよ」
友「・・・・・そりゃまた」
友2「どんな珍獣マニアが」
姉友「せめておっぱい星人にしてくれないか。私が向こうに行っても仲良くするんだぞ」
友「おいおい、ついでに嫁に行く気だぞ」
友2「ほとんど押し込み強盗だな」
姉友「ふふふ・・・そんなことを言っていいのかな?記念すべき私の人生初デートの相手は、弟君なんだぞ?」
友・友2「・・・・・・・・・・なに?」
姉友「この服にするか・・・・・・・しかしこのスリットも捨てがたい」
友「おいおいおい、姉ちゃんマジみたいだぞ」
友2「今日弟を呼び出したのはその為だったのか・・・・」
姉友「うむ。おーい二人とも、弟君の好み的にみて、この服はどうかな?」
友「いや、どうっつても」
友2「弟は、胸が強調される服装なら」
姉友「やはりそうか・・・・うむ、下着は白×青ストライプの勝負仕様を買って来たから問題はなし」
友「どーするよ、どーするよ」
友2「これは本格的に取って食われるかもしれんな」
姉友「ふふふ・・・・まったく明日が待ち遠しい。これは今夜は寝れないかもな」
友「・・・・・・でもなんかすっげー嬉しそうだし、楽しそうなのな」
友2「うむ。こんな姉さんははじめて見る」
姉友「ふんふーん・・・・・これも、いいな。ふふふ」
友「ま、あいつだったら間違いないし」
友2「意外と悪くないのかもな」
姉友「ふふふ・・・・・・あ、そうだ。おーい二人とも。やはり避妊具は持っていくべきかい?」
友「知るかっ!!!」
友2「・・・・・・弟、頑張れ・・・・・・」
姉友「ふふふ・・・・冗談だ・・・・」
弟「ん・・・・・・・あさ・・・・おきなきゃ」
ぎゅ
弟「?・・・・手・・・姉ちゃんいつの間に・・・」
姉「ん~・・・・・」
弟「姉ちゃんの手、やわらかいな・・・・・あったけぇ」
姉「ん~・・・・んふ~」
弟(っと、今日は姉友さんとデートだからな、急がないと・・・・)
いそいそ いそいそ
支度中
弟「姉ちゃん、起こした方がいいか?」
姉「うん~・・・・んに・・・・」
弟「これは、起こすのは忍びないな・・・メモ残しとくか」
かきかき
弟「じゃ、いってきます。姉ちゃん」
弟「あ、いた。姉友さ~ん」
たったった
姉友「や、弟君。おはよう」
弟「おはようございます・・・・えっと、待ちました?」
姉友「そんなことはどうでもいいよ。それより」
くるん たゆん
弟「ぅゎ・・・・」
姉友「どうかな?」
弟「え、っと・・・・可愛いです、すごく」
姉友「ふふ、ありがとう。その言葉の為なら私は何時間でも待つよ」
弟(う・・・・・かわいいぞ、これは・・・・)
姉友「じゃあ行こうか。一応年上の私がリードさせてもらうよ?」
弟「は、はい」
弟「水族館ですか」
姉友「うん。弟君は魚は嫌いかな?」
弟「いえ、全然。姉友さんは好きなんですか?」
姉友「うん、好きだね。寿司は大好物だよ」
弟「あ、そういう意味ですかw」
姉友「ふふ、でもお寿司屋さんに行くと玉子ばかり食べるんだけどね」
弟「え?魚たべないんですか?」
姉友「それはそれ、これはこれさ」
弟「??そ、そうですか」
姉友「弟君。サメだよ」
弟「でかいですね~」
姉友「知ってるかい?世の中には素手でサメを捕まえる人たちもいるんだよ」
弟「え?そうなんですか?!すげぇなぁ!」
姉友「まぁ、さすがにあの大きさでは丸呑みされるのが関の山だろうけどね」
弟「人間の限界ですね~」
弟「姉友さん!カニですカニ!」
姉友「おお、立派なモノをお持ちだね」
弟「ハサミですね」
姉友「こっちのもかたそうで大きくてたくましいな・・・・」
弟「でかいカニですね」
姉友「・・・・・・・・・弟君、おなか空かないかい?」
弟「はい・・・・・なんだか空いてきました」
姉友「私は、ウニやナマコを最初に食べた人達は、よほど食料に窮していたか、
変わった性癖の持ち主だったのでは?と思うんだ」
弟「性癖・・・・ですか」
姉友「うん。もしかしたらこれから、変わった性癖の彼らの手で新しい食が開拓されるかもしれないね」
弟「それは・・・・・・・少し嫌な開拓ですね」
姉友「・・・・・・・それもそうだね」
姉「ん・・・・・・・あ、れ?おとうとぉ・・・?」
たんたんたん
姉「おとぅとぉ~・・・・・いない。ん?置手紙?」
姉ちゃんへ
今日は用事があって出かけてきます
夜には帰ります
今日は父さんが帰ってくるので、母さんはむかえにいっています
お昼とかはてきとうに食べて。とのことです 弟
姉「弟でかけちゃったのか・・・・・・」
ぐぅ~
姉「う・・・・・ご飯食べよ・・・・・」
姉友「弟君、よく食べるんだね」
弟「いや、ははは。朝てきとうにすませたんで・・・・」
姉友「ふふ・・・・食が進むのはいいことだよ」
弟「はは・・・・そういや姉友さん、コーヒー飲むんですね」
姉友「うん。変かな?」
弟「そうじゃなくて、なんかイメージに合ってるなって」
姉友「君の私に対するイメージは非常に気になるね。
でも、私は別にコーヒーが好きというわけではないんだ」
弟「好きじゃないのに飲んでるんですか?」
姉友「うん。私はいまいちコーヒーの美味しさがわからなくてね。
外食する時にいつも注文するようにしてるんだが、いまだにわからないんだ」
弟「わかるようになるまで、飲むってことですか?」
姉友「そうだね・・・・・・ふふ、ふふふ」
弟「な、なんか俺変なこと言いました?」
姉友「いやいや。こういう会話をしてると、デートをしているんだという実感がわいてね。
嬉しくて、つい」
弟「あ、そ、そうですね・・・」
姉友「ふふふ・・・・」
姉「トーストにマーガリン。ウィズ牛乳・・・・・うまし!」
もぐもぐ もぐもぐ
ぷるるるるるるる
姉「電話だ」
かちゃ
姉「はい」
母「あ、お姉ちゃん?」
姉「お母さんどうしたの?」
母「それがね。パパが久しぶりに会ったんだから、今日はデートしようって言い出して!」
姉「は、はぁ」
母「だから今日は遅くなるから、晩御飯二人で何か食べて、先に寝ててね~」
姉「う、うん」
母「うふふ・・・・・もしかしたら、弟か妹が」
がちゃっ
姉「はぁ・・・・・・どうしてあの二人は・・・・・・」
姉「でも、今日の夜は弟と二人きりなんだ・・・・・・」
姉「うん!・・・よぅしっ!ここで汚名返上しなきゃ!」
姉友「さて、これからどうしようか。次は弟君の提案が聞きたいな」
弟「そうですね・・・・ウィンドウショッピングとか、どうですか?」
姉友「ふふ・・・いいね。実にデートらしい。さすが弟君」
弟「い、いやそれほどでは」
姉友「ふふ。じゃあ行こうか。どこから見てまわろう?」
弟「あっちの方とか、どうですか?」
姉友「うん。了解だよ」
弟「姉友さんはどんな音楽聞くんですか?」
姉友「ん?私は本当に節操がないんだ。テレビや映画、ラジオ、ゲーム。
色々な媒体で耳にして気に入ったものを買う。という感じだね」
弟「へ~、真の雑食ってやつですか」
姉友「いや、それはどうかわからないが・・・ふふ」
弟「ここは水着売り場ですね」
姉友「もうすぐ夏だしね。弟君はどんな水着が好みかな?」
弟「え?お、俺ですか?」
姉友「うん。君の意見は非常に貴重なんだ。やはりビキニタイプかい?」
弟「え、っと・・・俺はどっちかっつーと、ワンピースですかね」
姉友「ほう、それは意外な答えだね。色はどうだい?」
弟「やっぱ、スタンダードな白とか、いいですね」
姉友「ふむ。ふむ・・・・」
弟「姉友さん?」
姉友「ありがとう、実に参考になったよ。もう他のデータはいらないくらいだ」
弟「いやそれはさすがに」
姉友「十二分にありえるよ。ふふふ・・・・」
姉友「見れくれ弟君。この指輪、とても綺麗だよ・・・・」
弟「うゎ・・・ホントだ・・・・すごい似合ってますよ」
姉友「ありがとう。お世辞でも素直に嬉しいよ」
弟「そんな、全然お世辞なんかじゃ」
姉友「そうかい?じゃあ、私達の結婚指輪はこれにしようか」
弟「えぇえええ?!!」
姉友「ふふ、冗談だよ。」
弟「な、なんだ、冗談・・・」
姉友「うん。君が買ってくれる指輪ならどんなのだってかまわないよ」
弟「え・・・っと。冗談、ですよね?」
姉友「ふふふ・・・・」
どんっ
姉「よっし!材料調達完了!!」
姉(今日はあたしが弟にとびっきり美味しい晩御飯を作ってあげるの!)
姉(昨日のことで失墜した姉としての威厳と弟からの信頼を取り戻す!!そしたら・・・・)
弟『う、うーまーいーぞーーーーーー!!』
姉『そ、そうかな』
弟『すごいよ姉ちゃん!ほっぺたが落ちてブラジルまで届きそうだ!!』
姉『そんな、弟言いすぎよ』
弟『言い過ぎなもんか!姉ちゃん、俺やっぱり言うよ』
姉『え?な、なにを?』
弟『姉ちゃん!俺の、俺のお嫁さんになってくれぇえええええ!!』
姉『お、弟!?・・・・・・・嬉しい!!』
弟『姉ちゃん!!』
がしっ
姉「な、なーんて、なーんて!えへへ・・・・・」
だんだん がんがん
姉「な、なーんて、なーんて!えへへ・・・・・」
可愛すぎwwww
姉友「もう日が沈むね・・・・・」
弟「はい」
姉友「・・・・・最後に付き合ってほしいところがあるんだけど、いいかい?」
弟「いいですよ。家に帰るまでがデートですから」
姉友「ふふ、いい言葉だね」
弟「ここは・・・・」
姉友「いい景色だろう?この公園は高台にあるから、街が海まで一望できるんだ」
弟「これは、すごいですね・・・・・」
姉友「うん。今日みたいな夕暮れ時が一番綺麗なんだ・・・・・とりあえず、座ろうか?」
弟「・・・・はい」
姉友「今日は本当に楽しかったよ。ありがとう、弟君」
弟「いえ、俺のほうこそすごい楽しかったです。誘ってくれてありがとうございました」
姉友「ふふ、そう言ってもらえると、勇気を出して誘ったかいがあるよ」
弟「そんな・・・・・」
姉友「さて、本題なんだけど。・・・・・これは確認、のようなものにもなるかな」
弟「?」
姉友「弟君。君が火星帰りのコックだったり少年兵上がりのゴミ係であったりしなければ、
とっくに気づいてると思うけど・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・」
姉友「ん・・・・すぅ・・・・・はぁ・・・・・」
弟「姉友さん・・・・・?」
姉友「わ、私は・・・・・・・君が・・・・・っ、好きだ」
姉「できたー!完成!!」
姉「んふふ!これであとは弟が帰ってくるのを待つだけ」
姉「はーやくかえってこないかなー」
姉「べ、ベッドのシーツとか変えといた方がいいかな・・・・・・?」
姉友「・・・・・ふぅ・・・意外、だったかい?」
弟「え?・・・・・・あ・・・・・・そ、の」
姉友「でも、好意を持たれている。くらいには感じてくれていたんじゃないのかな?」
弟「はい・・・・・・その、もしかしたらって気持ちもありましたけど。まさか姉友さんが俺なんかにって・・・・思ってました」
姉友「そうか・・・・まだまだアピールが足りなかったかな・・・・・」
弟「あ、あの聞いていいですか・・・・・?」
姉友「ん?」
弟「その、なんで、俺なんか、を・・・・・」
姉友「前にも言ったけど、そういう言い方は好きじゃないよ。そうだね・・・・・・なぜか、か」
弟「はい」
姉友「私にもわからない・・・・・気がついたら、君は他の誰より特別だった・・・・これじゃダメかな?」
弟「ダメなんかじゃないです・・・・!」
姉友「ふふ、ありがとう。こればっかりは私にも不明な部分が多すぎる。」
姉友「でも、今日君とデートをして確信できた。私は、弟君。君が好きだ」
弟「姉友さん・・・・・・」
姉友「・・・・・・・・・・・ねえ、弟君」
弟「はい・・・・」
姉友「キスしていいかい」
弟「え、ぁ・・・・・」
姉友「ん・・・・・・・・・・」
弟「っ???!・・・・・・・・・」
姉「おそいなぁ~弟・・・・・」
姉「携帯もつながんないし・・・・・・・ご飯冷めちゃうよ・・・・」
姉「・・・・・・・・・・早くしないとお父さん達帰ってきちゃう・・・・・」
姉友「・・・・・・はぁ・・・・」
弟「あ、姉友、さん・・・・・・・」
姉友「・・・・・ごめんね、弟君・・・・いざ告白したら、タガというヤツが外れてしまったみたいだ」
弟「・・・・・・」
姉友「さすがに舌までは入れられなかったけどね、ふふ」
弟「・・・ぅ・・・・ぁ」
姉友「・・・・ごめん。何もかも突然で。でも、一応私のファーストキスなんだ。・・・・大事にしてくれると、嬉しい」
ぽすん
弟「姉友、さん・・・・・」
姉友「しばらく、こうしてていいかな・・・・君の肩は、居心地がいい・・・・」
弟「・・・・・・・・はい・・・・・」
姉友「ありがとう・・・・・・」
姉友「すっかり暗くなってしまった・・・・悪かったね、こんな時間までつき合わせて」
弟「いえ・・・・」
姉友「早く帰らないと家族が心配するよ」
弟「はい・・・・あの、姉友さん」
姉友「告白の返事なら、ゆっくり考えた後に聞かせてくれないかい・・・・今日は色々突然だったろうから」
弟「はい・・・・ありがとうございます」
姉友「いや、私のほうこそ本当にありがとう。今日のことは一生の思い出になったよ」
弟「俺もです」
姉友「じゃあ、また学校で・・・・・・」
弟「はい・・・・・・」
弟「姉ちゃん達・・・・怒ってるかな・・・・」
弟「あ、携帯の電池切れてる・・・・・・本格的にヤバイ、な」
弟「た、ただいま~」
弟「みんなもう寝たのか・・・・・・?電気、ついてるな」
弟「姉ちゃん?なんでこんなとこで寝てんだ?・・・・ん」
弟(これ・・・・・夕飯か。えらい豪勢だな)
弟「まさか姉ちゃん・・・・俺を待ってたのか・・・・・・」
姉「ん~~~~」
弟「・・・・・・とりあえず、部屋に運ばなきゃ・・・・・」
たんたんたん がちゃ
姉「ぅん~~~~お、とうとぉ~」
弟「姉ちゃん、ごめんな・・・・・おやすみ」
もぐもぐ もぐもぐ
弟「・・・・・・・うまい」
弟(母さん達がいないってことはこれ、姉ちゃんが作ったんだな・・・・)
弟(こんなにたくさん張り切って・・・・俺が帰るの待ってて・・・・疲れて寝ちゃって)
かちゃん
弟「・・・・・・姉ちゃん・・・・・・・」
翌日
弟「おはよ、母さん」
母「あ、弟。おはよ~ぅ。うふふ」
弟(なんだ?心なしか母さんがつやつやしている・・・・)
父「弟、おはよう。久しぶりだな」
弟「父さん、おはよう。もう出張終わったの?」
父「ん、二週間程こっちにいたらまた向こうだ」
弟「そうなんだ・・・」
たんたんたん だんっ
姉「おはよう。お、と、う、と~?」
弟「・・・・・・・は、はい。おはようございます。姉上・・・・」
父「おぉ、姉。ひさしぶr」
姉「お父さんおはよぅ!ほら、弟!!ちょっとこっちくる!!」
弟「ぐぁっ?!くびっ、締まるぅ!!」
だんだんだん ばたんっ
父「・・・・・思春期かなぁ。母さん・・・・・」
母「思春期ですねぇ・・・・うふふ」
姉「昨日・・・・・あんな遅くまでどこ行ってたの・・・・・?」
弟「げふっ、けほっ・・・・あ、それは、その・・・・」
姉「正直に言いいなさい・・・・・・ね?」
弟「う・・・・・」
弟(これはもう言うしかない・・・・・でも・・・なんでだ?)
弟(昨日のこと・・・・・姉ちゃんに・・・・言いたくない・・・・・?)
弟「き、昨日は・・・・その、姉友さんと・・・・」
姉「え?・・・・・・姉友・・・・・?」
弟「う、うん・・・・・・・その、一緒に水族館とか、買い物とか、したんだ・・・・」
姉「お、弟が・・・・・姉、友と・・・・・?それって・・・・デート・・・・?」
弟「・・・・・・・・・うん」
姉「それ・・・・・だけ?」
弟「え?」
姉「それだけ、じゃないでしょ・・・・?ホントのこと、教えて・・・・・」
弟「え、それは・・・・」
姉「お願い・・・・勝手だって・・・・わかってる。けど、嘘、つかないで」
弟(う・・・・・姉ちゃんにこんな顔されたら、嘘なんか・・・・つけない)
弟「その・・・・デートの最後で・・・・告白、された。好きだ、って」
姉「っ!!!!!?」
弟「返事は・・・・ゆっくり考えてからでいいって言ってくれから・・・まだ」
姉「・・・・・・・・・・そう・・・・・それ、だけなの・・・・・?」
弟「・・・・・っ・・・・」
姉「おと、う・・・・と?」
弟「・・・・・・・・・・一度だけ、キス、された」
姉「・・・・・・っ!!??・・・・ぁ・・・・あ」
姉「・・・・・・・そ、っか・・・・・・キス・・・・・したんだ・・・・・」
弟「ね、姉ちゃん・・・・」
姉「ぁ・・・・・・・ごめんね、一人で・・・・・・・勉強、したいから・・・・部屋、来ないで」
弟「姉ちゃん!」
ぱたん
弟(なんだよ・・・・これ・・・・姉ちゃんの友達とデートして、キスされたって言っただけなのに)
弟(なんでこんな・・・・・死ぬほど苦しい、嫌な気分になるんだよ・・・・・)
姉「弟が・・・・・・姉友と・・・・・・キス」
姉(昨日・・・・・あたしが弟のご飯作ってたときも・・・・・弟は姉友と一緒で)
姉(弟の帰りを待てなくて寝ちゃったとき・・・・・弟は・・・・・・)
姉「弟・・・・・・・・おと、う・・・・と」
姉「・・・・ぅ・・・・・なんで・・・なんだろ・・・・おとう、と・・・・・・」
姉(姉友は、弟が好き・・・・・じゃあ、あたしは?)
姉(あたし・・・・・・あたしは・・・・・・)
弟(くそっ・・・・・なんだよ・・・・この気分全然消えない・・・・それどころがどんどん酷くなる)
弟(俺・・・・・俺どうすりゃよかったんだよ・・・・・どうすりゃいいんだよ・・・・)
弟「くそぉっ!・・・・・・姉ちゃん・・・・・・」
こんこん
弟「っ?!は、はい・・・・」
がちゃ
姉「弟・・・・入っていい・・・・?」
弟「ね、姉ちゃん。うん、入って・・・・・」
姉「ごめんね」
弟「あの、さ、姉ちゃん。俺、なんつーか」
姉「ねぇ・・・・弟」
弟「え?」
姉「キス・・・・・・して」
> 姉「キス・・・・・・して」
> 姉「キス・・・・・・して」
> 姉「キス・・・・・・して」
わっふぉーーーーぅ
もうどっち√でも受け入れる!
弟「は・・・・?な、何言って」
姉「お願い・・・・・姉友にしたみたいに、キスして」
弟「待ってくれ姉ちゃん!!ど、どうしたんだよ?!」
姉「ごめん、ごめんね・・・気持ち、悪いよね・・・・・でも、でもあたし」
弟「・・・・ね、えちゃん?」
姉「好きなのっ!!さっき・・・・弟が姉友とキスしたって聞いて、気づいた・・・・
あたし・・・・弟が、好きなのぉっ!!」
弟「ぁ・・・・・ねぇ、ちゃんが?」
姉「うん・・・・・ごめんね・・・・弟。ごめん・・・・でも、好き・・・・弟が、姉友とだけキスしたなんて・・・嫌なの・・・・」
姉「弟は・・・・・あたしのこと・・・・嫌い・・・・・?」
弟(俺・・・・・?俺は・・・・・俺は、姉ちゃんが・・・・・)
姉「嫌いじゃないなら・・・・・お願い・・・・・・して・・・・・キス」
弟「・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・おと、うと・・・・・」
弟(・・・・・・・・俺はっ!!)
子供の頃、エロ本を姉に見つかった時「親父には言わないで」とお願いしたら
「叱られたら可哀想だからいいよ」と言わないことを約束してくれた。
だけど代わりに「アンタはまだ子供だから」と本は没没収された。
後日、偶然親が姉の部屋からエロ本を発見。緊急家族会議となった。
「どうしてあんな本を持ってる!?」と怒り狂う親父に姉は一言も俺のことは言わなかった。
『親父には言わない』という約束を守ってくれた姉の姿に感動した俺は、
そんな優しい姉が自分のせいで叱られているのが可哀想になり、とうとう自分から
「その本は俺のだ」と父に白状した。そしたら親父が、
「おまえが、男同士が抱き合ってる本を買うわけ無いだろう!」と一言。
姉ちゃん、あなたが見つかった本ってなんだったんですか?
姉「・・・ぁっ?!・・・・おとう、と?」
弟「姉ちゃん・・・・・やっぱり、ダメだ」
姉「・・・・・・ぁ・・・・・・・」
弟「こんな形で姉ちゃんとキスするなんて・・・・間違ってる」
姉「・・・・・・・・そ、っか」
弟「・・・・・・・・・姉ちゃん」
姉「ごめん・・・・・ごめんね・・・・・今の・・・・・全部、忘れて・・・・・・」
弟「・・・・・っ・・・・」
姉「もう・・・・こんなこと、言わない、から・・・・・ごめんね」
ぱたん
弟「姉ちゃん・・・・俺こそ・・・・・本当に、ごめん・・・・」
弟(でも、俺決めたから・・・・・)
翌日
母「おはよう弟」
弟「おはよう。姉ちゃんは?」
母「お姉ちゃなら早く起きて学校いったわよ。なんか元気なかったけど・・・」
弟「・・・・・・」
母「昨日、なにかあったの?」
弟「ん、ううん。何もないよ」
弟「いってきまーす」
母「いってらっしゃい」
弟(それにしても・・・・昨日に増して母さんはつやつやだった・・・・)
友「おぉ!弟!」
友2「無事だったか」
弟「おぅ、おはよう」
友「どうだったよ?うちの姉ちゃんとのデート」
弟「うん・・・・・色々あった」
友2「ただではすまなかったようだな」
弟「そう見えるか?」
友「なんとなくな」
友2「右に」
弟「ははっ、さすがお前ら」
姉友「おや、姉。今日は早いんだな」
姉「あ・・・・・・うん。たまには、ね」
姉友「そうか」
姉「・・・・・・そういうあんたも弟に手を出しにいかないの?」
姉友「ん・・・・・それなんだが、実は一昨日、弟君とデートをさせてもらった」
姉「・・・・・・っ・・・・」
姉友「その勢いで、告白もしてしまって・・・・・ん、今は返答待ちなんだ」
姉「・・・・・・・・そう、なんだ」
姉友「・・・・・・それだけかい?」
姉「・・・・・え?」
姉友「・・・・・・・・・いや、なんでもないよ」
姉友(姉・・・・・・・・・?)
きーんこーんかーんこーん
ざわざわ
姉友「姉・・・・ちょっとい」
「姉友ー下級生のお客さーん」
姉友「ん?」
弟「どうも」
姉友「弟君?」
弟「あの・・・・お話、いいですか」
姉友「うん。いいよ・・・・・移動、しようか」
姉「っ?!」
弟「姉ちゃん・・・・」
姉友「姉・・・・」
姉「えっと・・・・・先、帰ってるね・・・・」
たったった
弟「・・・・・・・」
姉友「・・・・・・・」
校舎裏
姉友「よし、すでに人払いは出来ているね」
弟「あの・・・・・・・この前の返事、なんですけど」
姉友「うん・・・・」
弟「その前に話さなきゃいけないことがあって、その少し長いんですけど」
姉友「構わないよ・・・言っただろう?ゆっくり考えてくれって」
弟「はい・・・・・ありがとうございます」
姉友「・・・・・・・姉のことかい?」
弟「はい・・・・・」
姉友「今日は明らかに様子がおかしかったからね・・・・何か、あったんだね」
弟「・・・・・・はい。昨日のことなんです」
弟「俺が、姉友さんとデートしたことを話したんです・・・・その、告白やキスの、ことも」
姉友「うん・・・・・・・・・」
弟「そうしたら、姉ちゃん。すごい元気がなくなって・・・・
俺も、胸の真ん中が締め付けられるみたいな、嫌な気分になって・・・」
姉友「・・・・・・・・・・・」
弟「そしたら・・・・・・姉ちゃん自分の気持ちに気づいたって・・・・・俺が、好きだって言ってきたんです」
弟「変に思うかも知れないですけど、姉ちゃんは俺が好きだ・・・・・って」
姉友「・・・・・そうか、そういうことなんだね」
弟「え・・・?驚かないんですか・・・・・?」
姉友「?何をだい?」
弟「姉ちゃんが、俺を好きって・・・・・」
姉友「ふふ、弟君。これでも私は現役の恋する乙女だよ?」
姉友「仲間を見分ける目くらい持ってるつもりだよ。それが、同じ相手を好きなら、特にね」
弟「そ、そいうもんなんですか?」
姉友「ふふ・・・・女は多芸なんだよ」
姉友「それで・・・・弟君は姉の気持ちを受け入れたのかい?」
弟「・・・・・・・・・・・いえ」
姉友「・・・・・・だろうね。でなくては姉のあの現状が説明できない」
弟「・・・・・・・・・・・・・」
姉友「・・・・・・・それで、私に返事をしに来てくれたわけだね」
弟「はい」
弟「俺、今まで自分が誰を好きとか、あんまり考えたとこなかったんです」
弟「でも昨日・・・・・・・姉ちゃんが俺を好きだって言ってくれた時」
弟「姉ちゃんが・・・・・・気づけない壁をぶち壊して、俺に気持ちをぶつけてきてくれた時・・・」
姉友「・・・・・・・・・・」
弟「俺・・・・・・俺も、気づいたんです・・・・・姉ちゃんが、壁、壊してくれたんです」
弟「俺、姉ちゃんが好きです。女の子として・・・・姉ちゃんが好きなんですっ!」
弟「だから・・・・姉友さんの気持ちに・・・・こたえられません・・・ごめんなさい」
姉友「・・・・・・・弟君」
弟「・・・・・はい」
姉友「・・・・・・・・・・ありがとう」
弟「・・・・・・え?」
姉友「私の気持ちに決着をつけるために、姉の想いを受け入れないで、先に私の所に来てくれたんだね・・・・」
弟「・・・・・・・」
姉友「・・・・・・まったく、君はまったく私の惚れた男の子だよ、ふふ」
弟「本当にごめんなさい。俺、姉友さんのこと大好きです。でも・・・・一番大切な特別は、姉ちゃんなんです」
姉友「うん・・・・・そこまで男の子を見せられちゃ、うなずくしかないよ」
弟「姉友さん」
姉友「もう謝らないでね弟君。私は君に他では決して手に入らないものをたくさんもらったんだ」
姉友「それを思えば、私がお礼を言いたいくらいだよ・・・ふふふ」
弟「・・・・・ありがとう、ございます」
姉友「うん。いい返事だよ。・・・・・じゃ、行ってあげてくれ」
弟「はい・・・・・・・・」
たったった
姉友「行っちゃった・・・・」
姉友(まぁ、元からどちらか一つの結末しかなかったわけだけど・・・・)
姉友(弟君、君には本当にたくさんのものをもらったね・・・・)
姉友「これが・・・・失恋、なのかな・・・・」
姉友(思ってたより・・・・・優しいけど)
姉友「涙は・・・・・・出るんだね・・・・・」
姉(弟・・・・・・姉友と付き合うんだね・・・・・)
姉(そうだよね・・・・・姉弟だもん・・・・はじめからそんなの、なかったんだよ)
姉(でも、だったらどうして・・・・こんな・・・・好きになっちゃったんだろ)
姉(はじめから無理なら・・・・どうして、はじめから・・・・・・)
姉「弟・・・・・ごめんね・・・・・・弟・・・・」
だんだんだん
姉「?・・・・・なに?」
ばたん
弟「姉ちゃん!」
姉「お、弟?!」
がばっ
姉「きゃっ」
弟「姉ちゃん、昨日はごめん・・・・ちゃんとしてから自分の気持ち、伝えたかったんだ」
姉「え・・・・・?え?」
弟「俺・・・・・姉ちゃんが好きだ!女の子として、姉ちゃんが、好きなんだっ!!」
姉「へ・・・・・・?あれ・・・・?え?」
姉「お、弟?・・・・えっと」
弟「これが、俺のホントの気持ちなんだ・・・・・姉ちゃんが一番大切で、特別なんだ」
姉「え・・・・・・だって・・・・・だって・・・」
弟「姉ちゃん・・・・・・いや、か?」
姉「ううん・・・・・・そんなわけ、ない・・・・・・そんなわけないよ・・・・ぅ」
姉「ぅっ・・・・・・あぁっ・・・・うぁっ・・・お、おとう、とぉ・・・・・」
弟「ごめん・・・・・姉ちゃん・・・・・遅くなって・・・・ごめん」
姉「う・・・・・ぅうん・・・・・うぅん・・・・そんなの、いいの・・・・・」
弟「姉ちゃん」
姉「ん・・・・・?・・・・ぁ」
姉「・・・・ふぁ・・・・ぁ、キス・・・・」
弟「・・・・・・・うん」
姉「・・・・・・・・・い、今の、不意打ちで、よくわかんなかったから、もっかいいい・・・・?」
弟「うん・・・・・・ん」
姉「ん・・・・・・・」
弟「・・・・・・ぁ・・・・今度はどう?」
姉「・・・・・ん・・・・わかった・・・・え、へへ・・・・」
弟「姉ちゃん・・・・・・・目、はれてる・・・・」
姉「え・・・・・う、うん・・・・・・」
弟「ごめんな・・・・・・姉ちゃん」
姉「ううん・・・・・・いいよ、そんなの・・・・・もう、いいの・・・・・」
姉「そう・・・・・姉友と、話してきたんだ・・・・」
弟「うん・・・・姉友さん、最後まで笑って、俺のこと見送ってくれた」
姉「いい子、でしょ。」
弟「うん。姉ちゃんいなかったら、俺絶対姉友さんのこと好きになってた」
姉「だ、ダメだよ!そんなの!」
弟「いや、だからいなかったらっていう」
姉「それでも!!」
弟「はぁ・・・・・・」
姉「でも、あたし明日から姉友にどんな顔して会ったらいいのかな・・・」
弟「姉友さん、きっと姉ちゃんとこれからも友達でいたいと思うよ」
姉「弟・・・・?」
弟「たぶんだけど、姉友さんはそういう人だと思う」
姉「うん・・・・・あたしも姉友とずっと一緒にいたい」
姉「あたし、明日まず姉友と会ってみるよ」
弟「うん」
翌日
姉・弟「いってきまーす」
てくてく
姉「それにしてもお父さん腰痛って大変だよね」
弟「出張で疲れがたまってたんだろうなぁ」
姉「・・・・・・・それにしてもお母さん」
弟「・・・・・・ああ、かつてない程につやつやしていた・・・・」
姉「うぅ・・・・・・」
弟「姉ちゃん、大丈夫か?」
姉「うん・・・だいじょうぶ・・・・あたし、できるよ・・・・・姉友は親友だもん」
弟「姉ちゃん・・・・・」
「弟君」
がしっ ぽよん
弟「ぬぉっ?!この感触はっ??!」
姉「あ、姉友っ?!」
弟「姉友さん??!」
姉友「や、おはよう。仲良し姉弟、もしくはカップルかな?ふふ・・・・」
姉「あ、あんたなにやって」
姉友「胸休めだよ?この通学路はEカップにこたえてねぇ・・・・」
ぽよん ぽよん
弟「ぅお・・・・・ほおっ・・!お、おっぱいが・・背中に・・・・おっぱいが」
姉「お、弟っ?!」
姉友「ふふふ・・・・今日はいつもよりサービスサービスぅで行くよ?」
ぽよん ぽよよん ぽよぉん
弟「お、おっぱいが・・・・・おっぱいがががが・・・・」
姉「弟!?気を、気をしっかりもってぇえぇ!!」
姉友「っと・・・・あんまりやりすぎると飽きられてしまうからね。」
たゆん
弟「お・・・・おぉ・・・・・おっぱい・・・・」
姉「弟!しっかりぃ!!」
姉友「弟君にはまだ刺激が強すぎたかな?ふふ」
姉「あ、姉友!な、なんのつもりよぉ」
弟「おぱーい・・・・・おぱーい・・・・」
姉友「うん。私は弟君の恋人の座をめぐる戦いに敗れた・・・・それは事実だ」
姉友「でもね、振られてしまったからといって、気持ちがすぐに消えてしまうことはないんだよ」
姉「姉友・・・・・・・・」
姉友「姉。君にならわかってもらえるかい?」
姉「・・・・・・うん」
姉友「ありがとう・・・・」
姉友「でも、弟君が選んだのは、姉だからね。私はおとなしく身を引くことにしたんだ」
姉「・・・・・・」
姉友「だから私は姉に、正妻の座を譲るよ・・・・・」
姉「・・・・・・・は?」
弟「おっぱ・・・・・・え?」
姉友「愛人、ラ・マン、2号さん、側室・・・・様々な呼び名はあるが、私はその身分に甘んじるよ・・・・ふふ」
姉「あ、あんた何いいだしてるのよ!!」
弟「そ、そうですよ!!そんなのよくないですよ!!」
姉友「ふふふ・・・・・姉弟でそういう関係になった君達がそれをいうのかい?」
姉・弟「ぐ・・・・・」
「蒸し暑いからぬぐー」ってサイトを思い出した
あれも確か姉弟ものだったよな?
姉友「ふふ、ま、弟君がその気になってくれないと意味はないんだけどね」
弟「え、お、俺ですか?」
姉友「うん。弟君が望めば、このEカップはいつでも君のものだよ?ふふ」
弟「い、いーかっぷが、おれの・・・・」
姉「あーもー!!姉友!冗談よね?いつもの冗談よね?!」
姉友「ふふ、そうだね。私は冗談はよく言うし、嘘もたまにつく」
姉友「でもそれはケースバイケース・・・・だよ」
姉・弟「・・・・・・・・」
姉友「ふふ、じゃ、私は先に行くね」
たったった
どーも俺は
「この胸は君だけのものだよ」
とか
「この身体を好きにしていい」
とかいう言葉に弱いらしい
姉「いっちゃった・・・・・」
弟「うん・・・・」
弟「姉友さん、俺達に気を、つかってくれたのかな・・・」
姉「うん、あたしも今、それ思ってた・・・」
弟「姉友さん、いい人だね」
姉「うん・・・・・」
姉「でも、あんな話真に受けちゃダメだからね!」
弟「え?あ、当たり前だろ」
姉「でもさっき胸当てられてふにゃふにゃにされてた」
弟「いや・・・・・・それは」
姉「う~~~~~~~」
弟「ん~~~~~~~」
姉「じゃあ、軽く試験ね」
弟「試験?」
姉「弟!」
弟「はい!」
姉「あたしに、なにか言いたいことは?」
弟「え?」
姉「なにか言いたいことは?」
弟「う、う~ん」
姉「じ~~~~~~~」
弟「う~ん・・・・・よしっ」
姉「・・・・・・・」
弟「姉ちゃん・・・・好きだよ」
姉「・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・えへへ」
姉「うん。よろしいっ!」
おわり
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