メリー「あたしメリーさん。今あなたの目の前にいるの」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:06:45.51 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「ん?お客さんかい?申し訳ない、僕は目が不自由なんだ。」
メリー「え・・・」
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:09:19.19 ID:79jNHQp+O
- 続けなさいな
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:12:43.43 ID:2bqCmIMh0
- メリー「ごめんなさい。。。そんなこと知らなくて」
ジョン「いいよ気にしなくて。それにしてもどうやって入ってきたんだい?」
メリー「え・・と、それは・・その。。」
ジョン「まあいいか、とりあえず紅茶を入れてあげるよ。」
メリー「あ、はい。ありがとうございます。」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:13:03.81 ID:acj8fAE50
- メリーたんのおっぱいちゅっちゅしたいお
- 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:13:15.39 ID:IU60yr0O0
- ジョンいいやつwww
- 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:16:19.45 ID:kGk2KI1+0
- メリー「あたしメリーさん、今あなたの目の前にいるの」
俺「このエロゲはしゃべってくれるのね」
俺「そーれ」
メリー「ヒヤッ!・・・ヤメ・・テ」
俺「フヒヒヒヒwwwwやっぱりロリはいいねロリはwwwww」
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:17:05.34 ID:2bqCmIMh0
- ジョンは目が見えないことを忘れさせるような慣れた手付きで紅茶を入れる。
ジョン「はい。」
メリー「どうも。。」
ジョン「それにしてもお客さんが来るのは久しぶりだなー。君いくつ?」
メリー「いくつ・・でしょうか。わかりません。」
ジョン「またまたご冗談を。声からして結構お若いとお見受けしますが?」
メリー「いえ、本当にわからないんです。」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:19:10.81 ID:BMdjd31S0
- >>6
そーれがソーレなら百点
- 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:19:17.60 ID:lK1Lerde0
- つのだ☆ひろ「メリージョーン」
- 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:19:52.03 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「わからない?何か事情があるようだね。そういえば君はどこに住んでるのかな?」
メリー「おうちはありません。」
ジョン「・・・」
メリー「・・・。ごめんなさい。」
ジョン「紅茶が冷めちゃうから先にいただこうか。」
メリー「はい。」
- 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:25:14.15 ID:2bqCmIMh0
- 静かなひと時。しかしティーカップの音は一人分しかしていなかった。
ジョン「僕はね。22歳の頃からここに住んでいるんだよ。」
メリー「そうですか。」
ジョン「最初は寂しかったけどね。今は慣れちゃったよ。メリーさんだっけ?」
メリー「はい。」
ジョン「僕は用事なんて何もないから、相談にのれることがあったら何でも聞いてあげるよ。」
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:25:29.68 ID:PYB0KZcP0
- 誰にも相手にされないスレを図々しく自分でageるのって、どんな気持ちなの?
恥ずかしくないの?
- 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:26:10.70 ID:pf4Zqnk+0
- >>12(^ω^;)
age
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:26:45.77 ID:FQAEnpc20
- 私が読んでる
- 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:27:27.52 ID:mTgibPMe0
- 俺もいるさ
- 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:28:03.22 ID:v22tLSw+0
- 俺だって
- 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:28:49.74 ID:pf4Zqnk+0
- しかし全員sage進行・・・!
- 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:29:50.20 ID:xH/aCHaM0
- 僕アルバイトオオオオ
- 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:30:32.57 ID:kGk2KI1+0
- どうみてもデフォルト設定です
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:32:52.44 ID:79jNHQp+O
- >>19
禿乙
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:33:29.04 ID:2bqCmIMh0
- メリー「相談・・・ですか。でも・・・。」
ジョン「いいから。」
メリー「はい。実は私身体がないの。」
ジョン(霊魂ということかな・・・。さっきティーカップの音がしなかったのはそのせいか。)
ジョン「そっか。」
メリー「驚かないの?」
ジョン「僕は耳がいいからね。人がいればだいたいわかるよ。そりゃあ少し驚いたけど。」
メリー「そう。大抵の人は怖がって私を追い払うわ。」
ジョン「そうだろうね。」
メリー「私ね、一番はじめに気付いたとき、お人形さんの中にいたの。」
ジョン「お人形?」
メリー「そう。女の子の遊び相手だったのだけれど、大事にしてくれていたわ。」
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:40:06.40 ID:2bqCmIMh0
- メリー「でもね、その子がある日引っ越すことになったみたいなの。」
ジョン「うん。」
メリー「その時にね、その子がいない間にその子のお母さんがね、「こんな汚い人形持っていってもじゃまなだけだから
捨ててしまいましょうって。他の荷物と一緒に捨てられたわ。」
ジョン「女の子も悲しんだだろうね。」
メリー「ええ。とても悲しんでいたわ。ゴミ処理場で私の身体は燃やされてしまって意識だけが残ってしまったの。」
メリー「ずっとさまよい続けて、やっと女の子を見つけたわ。」
ジョン「うん。」
メリー「でも、私の存在には気付いてくれなかった。。。何度も声を掛けたりしてみたんだけど。」
ジョン「あー・・・、そうなのかい?僕は特殊なのかね。」
メリー「霊感が強いんじゃないかな」
ジョン「あんまりそんな事ないから何とも言えないけどね。」
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:46:23.09 ID:2bqCmIMh0
- メリー「でもやっぱりその子は私の事を大事にしてくれていたから、ずっと側にいたくて見守っていたわ。」
ジョン「その子っていうのは男の子かい?女の子かい?」
メリー「女の子よ。男の子の方がよかったかしら?」
ジョン「いやいや、滅相もない。」
メリー「でもね、その子もつい最近亡くなってしまったわ。」
ジョン「事故とか病気とか?」
メリー「いいえ、多分寿命だと思うの。」
ジョン「へー・・・ってキミ何年生きてるんだい!?」
メリー「生きてるって言い方は変ね。存在しているかしら。」
ジョン「そ、そうだね。。(敬語の方がいいんだろうか・・・)」
メリー「その辺は気にしなくてもいいわ。」
ジョン「ヘーイ、キミ僕の心を読めるのかい?」
メリー「いえいえ、そんな顔をしていたから言ってみただけよ。」
ジョン「ひゅ~。助かった。」
メリー「何が助かったのかしら?もしかして何かいやらしい事でも考えていたの?」
- 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:52:07.04 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「そんなバカな。」
メリー「そう。それは残念ね。」
ジョン「え?」
メリー「もう70年くらいはこの世界を見続けているわ。」
ジョン「それは疲れるね。」
メリー「そうね。寝ることがないから余計に長く感じる。」
ジョン「それは大変。」
メリー「その子が亡くなってしまって、私は行くところを失ったわ。」
メリー「だって私はその子の幸せだけを願って見守り続けていたのだから。ずっと。」
ジョン「うん。」
メリー「そしてこの街をさまよってみんなにいたずらしていたの。」
ジョン「いたずら?」
メリー「はじめにあなたに声を掛けたみたいに。」
ジョン「ああ、なるほど。」
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
18:57:46.35 ID:2bqCmIMh0
- メリー「とても寂しかったから誰かに気付いてほしかったの。」
ジョン「そこで僕のところにも来たんだね。」
メリー「そうよ。」
ジョン「みんな気付かなかったのかい?」
メリー「だからさっき言ったじゃない、怖がって追い払われたって。物覚えが悪いのね。」
ジョン「Oh・・・なんという失態。こんなものボケ青年はお嫌いかい?」
メリー「そんなことで嫌いになんてなったりしないわよ。」
ジョン「それはよかったマイハニー。」
メリー「マイフレンドね。」
ジョン「お、てことは友達にはなれたんだね。嬉しいよ。」
メリー「・・・。///」
ジョン「で、これからどうするんだい?」
- 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:01:45.63 ID:cb9f/tjk0
- 所々に入るアメリカンなノリに一々吹くwww
- 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:04:24.17 ID:2bqCmIMh0
- メリー「わからないわ・・・」
ジョン「ならうちにいなよ!話し相手にもなってあげられるし。」
メリー「・・・いいの?」
ジョン「もちろんさ。むしろ歓迎だね。」
メリー「そう。。ありがとう。じゃあしばらくここに居させてもらおうかしら。」
ジョン「オーケイオーケイ。」
メリー「そういえばまだあなたの名前を聞いていなかったわね。なんて呼べばいいかしら。」
ジョン「あたし、メリーさん。」
ジョン「なーんてね。ジョンだよ。」
メリー「一瞬取り憑いてやろうかと思ったわ、ジョン。」
ジョン「悪い。ほんのジョーダンさ。」
- 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:11:20.29 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「ほんとに取り憑いたり出来るのかい?」
メリー「できるわよ。」
ジョン「じゃあ僕の右手に取り憑いてみてよ。」
メリー「右手?なんでまた右手なの?」
ジョン「・・・ね?」
メリー「あそこに包丁があるわね。」
ジョン「身の毛もよだつからやめてくれ。」
ジョン「じゃあ一度普通に取り憑いてみてくれよ」
メリー「いくわよ。力を抜いてね。」
ジョン「オゥケイマイハニー」
メリー「だからマイフレンドです!」
ジョン「おー・・・おいおい、なんだこの新感覚は。身体は動かせないけど感触はあるぜ。」
ジョン「しかもトイレに行きたくなってきた。」
- 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:13:13.57 ID:wo1JdK1NO
- なんか良スレの予感
- 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:13:26.06 ID:FQAEnpc20
- ジョンがいい奴からただのエロいやつになっている><
- 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:16:22.17 ID:2XS3LYxK0
- ジョン「女の子も悲しんだだろうね。」
ジョン「その子っていうのは男の子かい?女の子かい?」
- 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:18:00.74 ID:2bqCmIMh0
- メリー「トイレにいきたいわ。」
ジョン「それはこっちのセリフだよ。」
メリー「そういえば感覚を共有しているのだったわね。」
ジョン「もう我慢できないよ。」
メリー「いったん離れるわね。」
ジョン「頼む。」
メリー「・・・ッ!!・・・ッ!!あれ・・おかしいわね。」
ジョン「おいおい、こんなときに冗談聞いてる余裕ないぜ。マイサムもお怒りだ。」
メリー「ちがうのよ!ほんとうに抜けられないわ・・・」
ジョン「Oh・・・」
メリー「Ah・・・」
ジョン「トイレに行ってくれ。」
メリー「わかったわ。」
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:18:34.05 ID:2bqCmIMh0
- >>31
なんという失態。流してくれ
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:21:42.58 ID:PyFYTFL2O
- キャラ設定が定まってないから変なんだよ
たかだか数分のやり取りで既におかしい
- 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:23:23.86 ID:2bqCmIMh0
- ごめんね。もうやめるよ。即興で書いてたんだ。ほんとは1で終わるつもりだったから
- 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:23:49.41 ID:FQAEnpc20
- >>35
せめてオチをつけてくれえ
中途半端でやめちゃらめぇ
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:24:26.13 ID:q6FD06KA0
- がんばれって!
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:26:08.49 ID:u8QxFo9d0
- 頑張れ!!
- 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:29:13.26 ID:xHg/ugDs0
- 支援
- 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:29:30.22 ID:mTgibPMe0
- おいおいもうやめてしまうのかいマイハニー
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:30:34.97 ID:D/npuVyZO
- これは良スレの予感…
- 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:31:39.87 ID:2bqCmIMh0
- ジョボボボ・・・
ジョン「僕ですらマイサムを拝んだことがないのにズルいよ。」
メリー「し、しらないわよ・・・わたしだって好きで見たわけじゃないんだから・・・///」
ジョン「それより早くズボンを上げてくれよ」
メリー「わかってるわよ。」
メリー「それにしても人の身体に取り憑くのなんて初めてだから新鮮だわ。」
ジョン「おいおい、さっき自信満々に取り憑けるって言ったじゃないか。」
メリー「取り憑いたことがあるなんて言ってないわよ?」
ジョン「そうですね。」
- 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:33:51.02 ID:EvxQU8hz0
- ジョン「なあ、チャックをおろしてくれ。」
メリー「わかったわ」
ジョン「そっちじゃない。ツナギのだ」
メリー「わかったわ」
ジョン・メリー「やらないか?」
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:38:55.70 ID:2bqCmIMh0
- -それから数日が過ぎた-
ジョン「いい加減に離れろよ。」
メリー「またその話?もういいじゃないこのままで。」
ジョン「なんてこと言うんだよ!これじゃあ夜の処理ができないじゃないか!」
メリー「わ・・わたしが代わりにしてあげるわよ。」
ジョン「今なんて・・・?」
メリー「もともと・・その、わたしのせいだから・・わたしがしてあげるって言ってるの!」
ジョン「Oh・・・マイエンジェル」
メリー「Ah・・・マイデヴィル」
ジョン「・・・。」
メリー「・・・。」
ジョン「今度の日曜日どこかに出かけようか。」
メリー「そうね。気分転換がしたいわ。」
- 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:47:15.48 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「ガヤガヤうるさいと思ったら今日は日曜日だったのか。」
メリー「そうみたいね。」
ジョン「どこに行く?」
メリー「そうね・・・一度ジェットコースターに乗ってみたかったの」
ジョン「ジェットコースターは苦手なんだ。僕はメリーゴーランドがいいね。」
メリー「・・・。さ、いきましょう。」
ジョン「冗談が僕の首を絞める」
メリー「気分が悪いわ。」
ジョン「僕の体だということを忘れてたみたいだね。」
メリー「そうだったわね。」
ジョン「次はどこに行く?」
メリー「そうね・・・観覧車とか・・・ダメ?」
ジョン「う~ん、僕には綺麗な景色を見ることはできないけど、メリーがそれを望むなら。」
メリー「ありがとう。」
- 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:53:13.05 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「どう?綺麗かい?」
メリー「ええ・・・すごく綺麗だわ。」
ジョン「それはよかった。」
メリー「ジョンにもこの景色を見せてあげたいわ・・・」
ジョン「おいおい、そんな悲しい顔をするなよ。もう慣れっこさ。」
メリー「そう。。。」
ジョン「ふぅ~、今日は楽しかったね。」
メリー「ええ、楽しかったわ!」
ジョン「もう夕方頃だし帰ろうか。」
メリー「そうしましょう。」
バス停に向かって歩いていく。
ププーーーーーーーッ!!!!!!!!
ジョン「メリー!!!!」
メリー「きゃっ!!!」
- 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
19:55:50.46 ID:u8QxFo9d0
- wktk
- 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:02:03.19 ID:2bqCmIMh0
- ドンッ!!
強い衝撃とともにジョンの身体は中を舞った。
通行人「誰かー!!救急車!救急車を呼んでくれ!!」
次第に人が集まってくる。
「これはひどいわね・・・」
「助かるかしら・・」
こんな声が薄れゆく意識の中で聞こえていた。
メリー「ジョン・・ジョン・・。しっかりして!」
頭の中で話しかける。
ジョン「・・・。」
メリー「わたしのせいだわ・・・。」
医者「これは助かるかどうかわからないな・・・。今はなんとか落ち着いているが今夜辺りが峠だな。」
ベッドの上で横になっていた。
依然としてジョンの意識が戻ることはない。
メリー「わたしがジョンのもとを訪れなければ・・私が冗談混じりでジョンに取り憑いたりしなければ・・・。」
メリー「わたしのせいだわ・・・わたしの。。。」
メリー「神様・・・お願いします。私はどうなっても構いません。ジョンを・・ジョンを助けてあげてください。」
メリー「お願い・・・おねがいします。。。」
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:07:26.08 ID:Na2HNWn1O
- これは期待
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:10:20.08 ID:2XS3LYxK0
- しかし目が見えないのって体側の異常なんだから
メリーも目が見えなくなるんじゃないのとか
- 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:11:42.18 ID:2bqCmIMh0
- ジョン「ん・・・んん?ここはどこだろう・・・」
ナース「先生!先生!患者さんの意識が回復しました!!」
ジョン「ああ・・そういえば車に跳ねられたんだな。」
ジョン「メリー。メリー、大丈夫か?」
ジョン「・・・?」
ジョン「おーい。。はて・・・」
ジョン「ってなんじゃこりゃああああ!!!!目が、目が治ってる!!!」
医者「何を言ってるのだね。君はもともと目が悪かったのかい?」
医者「それにしても、よくあの状態から助かったもんだよ。頑張ったね。」
ジョン「いや、目は昔病気で・・・」
医者「2週間もすれば自宅に帰れると思うからね。安静にしていれば、安静に。」
医者(搬送されたときは助からないほど酷かった損傷が一日でこれほどまでに治るものなのだろうか・・・)
- 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:12:19.02 ID:3BN/ZJjM0
- あぁ、メリー・・・
- 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:12:55.31 ID:FQAEnpc20
- なるほど
つまりメリーとは
目リカバリーということだったのか
- 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:17:54.22 ID:u8QxFo9d0
- メリー・・
- 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/26(土)
20:20:29.64 ID:2bqCmIMh0
- それから僕は2週間病院で過ごし、入院から16日目に退院することになった。
しかし、メリーの声を聞くことは一度もなかった。
ジョン「メリー・・・。事故の衝撃でどこかへ行ってしまったのだろうか・・・。」
自宅で一人紅茶を啜る。
また一人に戻ってしまった。
なんとなく遊園地に向かうジョン。
ジョン「メリー。君の言っていた景色・・見えるよ。綺麗だよ・・綺麗だけど・・・。」
ジョン「一人で見てもちっとも楽しくないよ。」
やがて観覧車は地上に戻って、ベンチに腰を掛けていた。
ジョン「いい天気だな・・・」
女の子「あたしメリー!今あなたの後ろにいるの」
完
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