ドキン　「わたし、よくわかんなくなっちゃった」…第3部

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ドキン　「わたし、よくわかんなくなっちゃった」…第3部

2010/04/11
11:15

<font color="red">ドキン　「わたし、よくわかんなくなっちゃった」…第3部</font>

ドキン　「わたし、よくわかんなくなっちゃった」

とぎれとぎれで、ほんとうにすみません。
昨日から、さるになりやすくて…間隔あけてるんですけど…orz
３０分以上間隔あいたら、猿だと思ってください。

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アンパ　「…ごめん」

バタコ　「…」

アンパ　「こんなときに…言うことじゃないのは…」

バタコ　「…」

アンパ　「…わかってる…」

バタコ　「…」

アンパ　「ほんとは…言うつもりも、なかったんだ…」

バタコ　「…」

アンパ　「…我慢、できなかったんだ」

バタコ　「…」

アンパ　「カレーパンマンのことで、悩んだり、泣いてるバタコさんを見て」

バタコ　「…」

アンパ　「…僕なら、泣かせたり、しないのにって…」

バタコ　「…」

アンパ　「少なくとも…」

バタコ　「…」

アンパ　「…一人で泣かせたりなんか、しない…」

バタコ　「…」

アンパ　「…」

バタコ　「…」

アンパ　「…」

バタコ　「…最近」

アンパ　「…？」

バタコ　「…いつも、すごく、疲れてて…」

アンパ　「…」

バタコ　「そう、させているのは、自分なんだけど…」

アンパ　「…」

バタコ　「なんだか、いつも、泣きそうで…」

アンパ　「…」

バタコ　「…くたくた、だったの…」

アンパ　「…バタコさん…」

バタコ　「…今、わたし、ここのドア、開けたいって」

アンパ　「…」

バタコ　「…そう、思ってる…」

アンパ　「じゃあ…」

バタコ　「でも、開けられない…」

アンパ　「…」

バタコ　「…だって、きっと、アンパンマンは、優しくしてくれる…」

アンパ　「…」

バタコ　「わたしの心、落ち着かせてくれる…」

アンパ　「…」

バタコ　「だけど、こたえられるか、わからない…」

アンパ　「…僕の気持ちにってこと…？」

バタコ　「…そう、今は、ただ、優しくされたくて」

アンパ　「僕は、そんなこと考えてないよ」

バタコ　「…」

アンパ　「…気持ちに、答えてほしいわけじゃないよ」

バタコ　「…」

アンパ　「バタコさんのことが、心配なだけなんだ」

バタコ　「…」

アンパ　「僕の気持ちを、利用してくれたって、いいんだ」

バタコ　「…」

アンパ　「それで、バタコさんの気持ちが、落ち着くなら…」

バタコ　「…」

アンパ　「それで、いいんだ」

バタコ　「…」

アンパ　「…」

バタコ　「…」

アンパ　「…なにか、僕にできること、ない？」

バタコ　「…」

アンパ　「…」

バタコ　「…ミルクが飲みたい」

アンパ　「あったかいミルク？」

バタコ　「…うん」

アンパ　「うん、わかった」

バタコ　「…」

アンパ　「とびっきり甘い、ミルク作ってくるね」

バタコ　「…」

アンパ　タンタンタン…

バタコ　「…」

バタコ　「…」

バタコ　「アンパンマン…」

バタコ　「…」

バタコ　「…ありがとう…」

－バイキン城－

バイキ　「…」ピッ

バイキ　「…うーん」

ドキン　「ただいま」ガチャッ

バイキ　「あ、おかえり、ドキンちゃん！」

ドキン　「…うん」

バイキ　「今日は、どうだった？」

ドキン　「えっ」

バイキ　「ショクパンマンのとこ、行ってきたんでしょ？」

ドキン　「…」

バイキ　「…？ドキンちゃん？」

ドキン　「…どうもなかったわ」

バイキ　「うーん…そっかぁ」

ドキン　「うん、なにも…」

バイキ　「この部屋、寒くない？」

ドキン　「え、うん、大丈夫…」

バイキ　「なら、よかった」

ドキン　「…あのね」

？
テスト

バイキ　「うん？」

ドキン　「…わたし、もう、」

バイキ　「…」

ドキン　「行かないわ、会いには…」

バイキ　「えっ」

ドキン　「ただの、散歩では行くかも知れないけど」

バイキ　「…」

ドキン　「…ショクパンマン様には…もう…」

バイキ　「なんで？なにかあったの！？」

ドキン　「…なにかって」

バイキ　「ショクパンマンになにか、ひどいこと言われたの？」

ドキン　「そんなことないわ」

バイキ　「なにか、つらいことでもあった？」

ドキン　「…そういうんじゃなくて…」

バイキ　「じゃあ、どうしたの？」

ドキン　「…」

バイキ　「今朝まで、あんなにはりきってたのに」

ドキン　「…ばいｋ」

バイキ　「あ、あんまり話したくないこと？」

ドキン　「…」

バイキ　「大丈夫？…つらかったね、ドキンちゃん」

ドキン　「だから、あｎ」

バイキ　「でも、俺様は、いつまでもドキンちゃんを応援してるからね！」

ドキン　「…応援？」

バイキ　「うん、そうだよ」

ドキン　「…」

バイキ　「昨日も言ったでしょ？」

ドキン　「…」

バイキ　「俺様、協力するよ」

ドキン　「…」

バイキ　「ドキンちゃんとショクパンマンがうまくいくように」

ドキン　「…」

バイキ　「だから、もう会いに行かない、なんて言わずにさ」

ドキン　「…の…ない」

バイキ　「あ、そうだ、それでね、俺様ちょっと今から出ｋ」

ドキン　「…キンマ…いじゃない」

バイキ　「えっ？」

ドキン　「バイキンマンのせいじゃない！」

バイキ　「…」

ドキン　「なのに、応援、だなんて…」

バイキ　「ドキンちゃん…」

ドキン　「…そんな、応援なんて、してもらったって…」

バイキ　「…」

ドキン　「迷惑なのよ！」

バイキ　「…俺様…二人が、うまくいったらって」

ドキン　「…応援なんかしないで！」

バイキ　「…」

ドキン　「わたしは…」

バイキ　「そうかぁ…」

ドキン　「…？」

バイキ　「俺様、またやっちゃったねぇ…」

ドキン　「え…」

バイキ　「また、余計なことして、ドキンちゃんを怒らせちゃったね」

ドキン　「…あ…」

バイキ　「…ごめんね」

ドキン　「…バイキンマン…」

バイキ　「いつまでたっても、ドキンちゃんのこと怒らせてばかりで」

ドキン　「…や、あの…」

バイキ　「…」

ドキン　「…バ…」

バイキ　「…ちょっと、反省してくるよ」

ドキン　「えっ？」

バイキ　「…ちょうど、外に出る予定もあったし」

ドキン　「…」

バイキ　「すぐ、帰ってくるから」

ドキン　「あの…」

バイキ　「冷蔵庫に、おやつもあるからね」

ドキン　「…」

バイキ　「じゃあ、行ってくるよ」ペタペタペタ…

ドキン　「…」

バイキ　「…ごめんね、ドキンちゃん」ガチャッ

ドキン　「…あっ、待…」

バイキ　「…」…バタン

ドキン　「…バイキンマン…」

ドキン　「…違う、違うのよ…」

ドキン　「バイキンマンは、悪くないのよ…」

ドキン　「…ひく」

ドキン　「…わたしこそ…ごめんなさい…」

ドキン　「あんなこと、言いたかったんじゃ、ないのに…」

－ドアの外

バイキ　「…」スッ…

－ドアの中

ドキン　「…ひく」

ドキン　「…」

ドキン　「帰って…来るよね…」

ドキン　「…」ペタ…

ドキン　「…ぐす」ペタ　ペタ…

ドキン　「…」ペタ…ガチャ

ドキン　「…あ…」

ドキン　「…昨日の…」

ドキン　「…」

ドキン　「…う…」

ドキン　「うわあああぁん！」

ドキン　「…バイキンマアァン…！」

ドキン　「…うぅ…ひくっ」

ドキン　「…」ぱく…

ドキン　「…おいし…」

ドキン　「…ひく」

－パン工場－

ジャム　「…バタコは？」

アンパ　「…今、あったかいミルクを飲んでいます…」

ジャム　「そうかい…」

アンパ　「…たぶん、飲んでると…」

ジャム　「バタコは…大丈夫そうかい？」

アンパ　「…僕には、なんとも言えません…」

ジャム　「ふむ…」

アンパ　「…」

ジャム　「…いけないねぇ、年寄りは」

アンパ　「？」

ジャム　「こんなとき、おろおろしてしまうばかりだ」

アンパ　「そんな…」

ジャム　「…若い、心に寄り添えるのは」

アンパ　「…」

ジャム　「やっぱり、若い心だけだよ」

アンパ　「そんなこと…」

ジャム　「わたしたち年寄りには、頷きですんでしまうことも、」

アンパ　「…」

ジャム　「君たち、若い心には納得がいかず、すまないことが多々ある」

アンパ　「…そうでしょうか」

ジャム　「…」

アンパ　「…僕たちも、「諦める」ことは、知っています…」

ジャム　「…だが、それが早すぎることを知らない」

アンパ　「…」

ジャム　「わたしたちはね、「諦め」続けて、年寄りになったんじゃない」

アンパ　「…」

ジャム　「「受け止め」続けて、年寄りになったんだよ」

アンパ　「…受け止め…」

ジャム　「…そう」

アンパ　「…じゃあ、ジャムおじさんの言う、若い心だって…」

ジャム　「…」

アンパ　「受け止められる、はずじゃないですか？」

ジャム　「…受け止めることで、寄り添うことに、なるのかな？」

アンパ　「…」

ジャム　「…寄り添うのは、お互いに、だよ」

アンパ　「…」

ジャム　「向かい合って、心を、寄せ合って…」

アンパ　「…はい」

ジャム　「…そんな、若い心たちを見守って」

アンパ　「…」

ジャム　「時々、意味のわからないことを言うのが、年寄りの役目だよ」

アンパ　「…？」

ジャム　「もう、年だからね、大きいことはできないんだよ、ははっ」

アンパ　「…ははっ」

コンコン

ジャム　「おや、誰かな？」

アンパ　「…」

コンコン

ジャム　「せっかちなお客さんだねぇ、はぁい、今あｋ」

アンパ　「僕が開けます」スクッ…スタスタ

ジャム　「そうかい、ありがｔ」

アンパ　「…」ガチャ

カレー　「…よぉ」

アンパ　「…」

ジャム　「カレーパンマン、いらっしゃい」

カレー　「あぁ…お邪魔します…」スタスタ

アンパ　「…」バタン

ジャム　「夕べ、ウサコ先生は、大丈夫だったのかい？」

カレー　「…大丈夫だった」

アンパ　「…」

ジャム　「そうかい、それはよかった」

カレー　「…」

アンパ　「…」

ジャム　「そんなところに立ってないで、こっちへおいで」

カレー　「いや、いいよ…バタコ…さんは２階？」

アンパ　「…２階だよ」

ジャム　「…」

カレー　「…俺、ちょっと、話してくるわ…いい？おじさん」

ジャム　「あぁ、いいよ」

アンパ　「…」

ジャム　「実際、話すかどうかは…バタコ次第だけどね」

カレー　「…わかった、じゃあ２階行ってくる」

アンパ　「…待て」

カレー　「…なんだよ」

アンパ　「…バタコさんは、今、すごく…傷ついてる」

カレー　「だから、来たんだろうが…」

アンパ　「…」

カレー　「わかってんだよ、俺も…」

アンパ　「いや、わかってない」

カレー　「あいつが傷ついてるってことぐらい俺ｍ」

アンパ　「カレーパンマンが、思ってる以上に、傷ついてるんだよ！」

カレー　「…」

アンパ　「…これ以上、バタコさんを傷つけるなら…」

カレー　「…」

アンパ　「バタコさんを泣かせるなら…」

カレー　「…許さないってか？」

アンパ　「…」

カレー　「…正義のヒーロー、だな」

アンパ　「…」

カレー　「…」スッ…スタスタ…タンタンタン…

ジャム　「…」

アンパ　「…頭、冷やしてきます」スタスタスタ

ジャム　「アンパンｍ」

アンパ　ガチャ…バタン

ジャム　「さて…どうしたものかねぇ…」

ジャム　「…」

ジャム　「…向かい合った、かな…」

ごめんなさい、おなかがすきました。
ちょっと、はなれます

戻りました。

－泉のほとり－

ショク　「…」

ショク　「…どうも、帰れないな…」

ショク　「…」

カサッ

ショク　「…？」

メロン　「…あら」

ショク　「やぁ…お散歩？」

メロン　「冗談」

ショク　「…」

メロン　「こんな遠いとこまで、わざわざ散歩になんてこないわよ」

ショク　「ははっ、それもそうか」

メロン　「…あんたこそ、散歩？」

ショク　「いや、散歩には遠いんでね」

メロン　「…ふん」

ショク　「ここへは、よく、来てるの？」

メロン　「…なんで？」

ショク　「僕が、よく、ここにいるからさ」

メロン　「それで？」

ショク　「メロンパンナちゃんもきてたなら、会うはずだと思って」

メロン　「…お察しの通り…」

ショク　「…」

メロン　「今日がはじめてよ」

ショク　「そっか…ここは、きれいな場所だよね」

メロン　「…そうね」

ショク　「…」

メロン　「…似合わないわ」

ショク　「なにが？」

メロン　「ここ…バイキンマンに教えてもらったのよ」

ショク　「…バイキンマンに…」

メロン　「ついさっき、ね」

ショク　「…僕も、バイキンマンに教えてもらってたんだよ」

メロン　「ふーん」

ショク　「…間接的に、だけどね」

メロン　「…？」

ショク　「バイキンマンは、いろんな人に教えてるんだなぁ」

メロン　「ほんと」

ショク　「…」

メロン　「秘密っぽさや、特別さが、まるでないわ」

ショク　「…」

メロン　「…つまらなく、なっちゃうじゃないの、ねぇ」

ショク　「…出し惜しみするような人じゃないんだよ」

メロン　「…」

ショク　「誰に対しても、一生懸命なんだ」

メロン　「…たしかに」

ショク　「…僕一人で見ても、」

メロン　「…」

ショク　「誰かと…二人で見ても、このきれいな景色は変わらない」

メロン　「…」

ショク　「そういうこと、自然にできるのが、バイキンマンなんだ」

メロン　「…そうかも」

ショク　「そんな、大きい心…気持ちだから」

メロン　「…？」

ショク　「人の心に、まっすぐに、届くんだろうなぁ」

メロン　「…」

ショク　「…素直だから」

メロン　「…じゃあ、素直になればいいじゃない…あんたも」

ショク　「…」

メロン　「まぁ…あたしが言えたことじゃないけど」

ショク　「…そうかもね」

メロン　「なによ」

すみません…またさるでした。

ショク　「…メロンパンナちゃんも、素直になりなよ」

メロン　「あたしは…素直よ」

ショク　「…そう？」

メロン　「…アンパンマンがつらそうにしてるのがつらい」

ショク　「…うん」

メロン　「あたしが、それを、やわらげてあげられたらいいのに」

ショク　「…うん」

メロン　「…あたしじゃ、できない」

ショク　「…」

メロン　「あたしじゃ…見守ることしか…」

ショク　「…うん」

メロン　「でも、それさえも、できない」

ショク　「…」

メロン　「おせっかいなこと…しちゃった…」

ショク　「…」

メロン　「だって、心配で…」

ショク　「…うん」

メロン　「ちょっとでもはやく…やわらげたくて…」

ショク　「…大きいなぁ」

メロン　「…？」

ショク　「きっと…届くよ」

メロン　「…」

ショク　「…まっすぐに、ね」

－パン工場の外－

アンパ　「…」

アンパ　「…はぁ…」

キラッ

アンパ　「…ん？」

ヒューン

アンパ　「…あ」

プシュー…ストッ

アンパ　「…やぁ」

バイキ　「やぁ…ずいぶん、元気ないね」

アンパ　「…そっちこそ」

バイキ　「俺様？…俺様のは、落ち着き、だよ」

アンパ　「…へぇ」

バイキ　「…聞いちゃいけないんだけど」

アンパ　「？」

バイキ　「…聞けてよかったこと、聞いちゃったからね」

アンパ　「へぇ？」

バイキ　「…まぁ、俺様のことはいいんだよ」

アンパ　「…僕が、心配？」

バイキ　「長い、付き合いだしね」

アンパ　「聞いたんだね」

バイキ　「…」

アンパ　「…メロンパンナちゃん？」

バイキ　「…」

アンパ　「…君は、嘘がつけないからなぁ」

バイキ　「…俺様、こういうこと向いてないよなぁ」

アンパ　「うん、内密に、ができないからね」

バイキ　「…はぁ」

アンパ　「…もっとも不向きだけど、最適でもあるよ」

バイキ　「…そう？」

おはようございます。
みなさん保守ありがとうございます。
さるに加え、ｐｃの不調で…今朝もいつまで書き込めるか…orz
ですが、必ず完結させるので、よかったらお付き合いください。

アンパ　「君は、嘘がつけないからね」

バイキ　「…」

アンパ　「…なさけないだろ、僕」

バイキ　「…」

アンパ　「…今さら、こんなことになってるんだ」

バイキ　「…」

アンパ　「ずっと…応援してこれてたのに」

バイキ　「…ずっと、応援してきたからこそ、かもしれないよ」

こんばんは、大変遅くなってしまって、本当にすみません…
ﾄﾘ、あってるでしょうか…>>1です。
我が家のＰＣが旅立ってしまいました。
なので、今だけ、携帯からです…ご了承ください。

続きが本当に遅くなってすみません。
必ず最後までのせます。どうにかします。
保守してくださって、本当にうれしいです。
ありがとうございます。

皆さんの保守を裏切るようなことは、絶対しませんので、よろしくお願いします。
明日、仕事終わり次第、どうにかします。夜になります。
それまで、よかったらもう少し、お付きあいください。

待っていただいているのにさらに申し訳ないんですが…。
今日に限って仕事がまだ終わらず、
ＰＣもどうにかするつもりでしたが、今夜はむつかしいかもしれません…orz

皆さんにずっと保守をしていただくのも、申し訳ないので、
一度このスレは終わりまして、後日すべて再ＵＰすることも考えています…
でも、それこそ、今まで保守して頂いた皆さんに申し訳ないですよね。
ＰＣが旅立ったのが想定外でしたorz

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