L(キラ……反応しない?)
L(犯罪者しか裁かない主義か……?)
L(それとも関東じゃ無いのか?)
L「……次は関西に流してみてください」
ワタリ「はい」
月「あ、犯罪者のデータ更新されてる」
月「一段落ついたし裁いておくか」
偽L「うがあ!」ドクン!
L「!……キラは関西にいる!」
L「全世界同時中継と銘打ったが」
L「この放送は今関西にしかされていない!」
L「お前は今、日本の関西にいる!」
L「さあ私を殺してみろ!」
警察官A「Lさんすげぇ!」
警察官B「Lさんマジパネェ!」
L「ふん、お前にも殺せない人間がいるらしいな」
L「良いヒントを貰った」
警視総監「Lか……さすが世界一というだけのことはあるな」
夜神父「なかなか期待できますね」
夜神妹「お兄ちゃん!ニュース見た!?」
月「どうした粧裕?」
夜神妹「キラの居場所だよ!」
夜神妹「関西だって」
月「へ?」
夜神妹「Lって人が突き止めたみたい」
夜神妹「すごいよね~」
月「あ、ああ……すごい、かな?」
夜神妹「リアクション薄いなぁもうっw」
夜神母「月ー、粧裕ー、ごはんよー!」
夜神妹「はーい♪」
月「じゃ、下りようか」
夜神妹「うんっ」
月(L…か)
月(まあ敵じゃないな)
月(さて、警察庁のデータは…っと)
月「ぷっw管理甘いなぁw」
月「まあ死刑囚は殺す必要もないし、容疑が確定してて凶悪で無期懲役の奴だけ殺そう」
リューク「つくづく善人だよなお前」
L「昨夜、警察内のデータにしか公表されていない犯罪者が死にました」
L「関西の警察関係者にFBI捜査官を尾行させましょう」
ワタリ「では、そのように」
L(殺しの時間帯から見ると)
L(キラは学生の可能性が高い)
L(さらに、キラは私を殺せなかった)
L(心臓麻痺で死んでいる犯罪者……)
L(容疑の確定が公表されているにもかかわらず死んでいない犯罪者……)
L(おそらくキラが殺しに必要なのは)
L(顔か、名前……もしくはその両方)
L(キラ)
L(お前は、甘い)
海砂「……DEATH NOTE…」
海砂「これが、キラ様の……」
レム「ああ、そうだ」
海砂(キラ様は今、関西にいる……?)
海砂(関西……)
レム「ミサ?」
海砂「きめた!」
海砂「私、関西に行く!」
レム「!?」
リューク「そういえばライト」
月「何だいリューク?」
リューク「お前、時間帯とか操ったりしねえの?」
リューク「心臓麻痺以外で殺したのも一人だけだし」
月「ははっ、必要ないよ」
月「仮に警察が時間帯で学生だと見抜いても」
月「世界一の名探偵はキラが関西にいると断定してるしね」
月「無駄に手の内を明かすことはしないさ、馬鹿はたいていそれで失敗するんだ」
リューク「なるほどな」
夜神妹「えー!?ミサミサ引退!?ショックー!」
月「どうした粧裕」
夜神妹「エイティーンのミサミサが引退するんだって」
月「ミサミサ?」
夜神妹「ええ!?」
夜神妹「お兄ちゃんミサミサ知らないの!?」
夜神妹「駄目だよー!たまにはニュース以外も見ないとっ」
月「わかったよwじゃあ今日はキラ特番でも見るか」
夜神妹「だからそーゆーのじゃなくて……もういいや」
リューク「ククッw」
リューク「嫌われたな、月w」
月「……」
出目川『始まりましたキラ特番!』
出目川『司会は私、出目川です!』
月「あ、始まった」
出目川『今回はなんと!』
出目川『警察関係者のM・Tさんから』
出目川『探偵Lの最新推理の情報をこっそり提供していただきました!』
出目川『公式に発表するのはこの場が初めてです!』
出目川『それではどうぞ』
月「へぇ、興味深いなw」
リューク「どんなヘボ推理か見てやろうぜw」
出目川『あのキラが学生!』
出目川『果たしてこれは……』
リューク「なかなか鋭いなw」
月「関西ってのはまだ確信してるみたいだけどねw」
アナウンサー『番組の途中ですがここでニュースです』
月「っへ?」
リューク「なんだぁ?」
アナウンサー『本日20時ごろ、“第二のキラ”と名乗るものから』
アナウンサー『我がさくらTVに連絡がありました』
月「?」
アナウンサー『それによると、本日21時30分に』
アナウンサー『キラ否定派の評論家、亜尹上男が死、死ぬと』
月「なんだと!?」
リューク「クククッw面白くなってきたなw」
アナウンサー『亜尹上男は錯乱状態にあり、ただいま心臓に異常が起きないよう急遽病院に移送――』
月「第二の、キラ……」
すいません夕食食べてました
リューク「どうした、月?」
月「どうしたもこうしたもないよ!」
月「許せない……第二のキラ!」
月「罪もない一般人をデスノート殺すなんて……!」
リューク「お前だっt」
月「わかってる!」
月「僕がしてることだって殺人だ!」
月「でも僕は」
月「たとえキラを否定したからといって一般人を殺すなんて」
月「絶対にしない!」
月「僕と第二のキラは違う!」
月「第二のキラは、犯罪者だ」
月「僕が見つけ出して……殺す!」
リューク(…人間って面白っ)」
L(第二のキラ……)
L(FBI捜査官からは対して有益な情報は入ってこない)
L(ならば、まずはこいつを確保して)
L(殺す方法を……)
ワタリ「L」
L「ワタリか、入れ」
ワタリ「残念なお知らせが」
L「?」
ワタリ「関西で捜査官に尾行させた者たちは、全員」
ワタリ「白です。怪しい行動が全く無いと捜査官たちが痺れを切らしています」
L「……白か黒かを判断するのは私です」
ワタリ「しかし」
L「引き続き調査をお願いします」
ワタリ「……そのように」
月「大阪に住もうと思う」
リューク「ぶはっ!」
夜神母「どうしていきなり……高校は?」
夜神妹「そうだよお兄ちゃん!」
月「僕なら今から卒業まで通わなくてもきっと…いや、必ず卒業できる」
月「大阪で勉強もして大学入学までには戻ってくるさ」
夜神母「じゃあどうしていきなり……」
月(キラ事件を追いたいなんて言ったら母さんは僕を止めるだろう)
月「実は大阪の文化を勉強したくてね。幸い貯金もあるし……駄目、かな?」
夜神母「月……あなたがお願い事するなんて何年ぶりかしらね」
夜神妹「駄目だよーお兄ちゃん行かないでー!」
夜神母「粧裕、黙ってなさい」
夜神母「月、入学までには帰ってくるのよ?お父さんには私から話しておくわ」
月「…うん。ありがとう、母さん」
月(計画通り――!)
月(第二のキラ、お前は)
月(少なからず僕(キラ)に好意を抱いている)
月(言わばキラ信者だ)
月(そしてメディアを通して僕の目に止まろうとした)
月(少なからず僕とコンタクトを取りたがっているはず)
月(ならばお前は、僕がいると思われている関西にいる可能性が高い)
月(大学入学まで半年)
月(それまでに必ず、お前を見つけ出して)
月(裁いてやる)
リューク「おい月、お前の家族チョロいなw」
月「うるさい素直なだけだ」
急かすのはよくないと思うぜ
>>1は携帯で今考えて打ってるのか?
>>107 うん……
正直こんなに伸びると思わなかったんだ書き溜めしてなくてごめん
海砂「ねぇレム」
レム「なんだ?」
海砂「目の取引して」
レム「……いいのか?」
海砂「うん。私、キラ様を出来る限り助けたいの」
海砂「死神の目があれば名前がわからない犯罪者も裁けるし」
海砂「何よりキラ様を見つけられるでしょう?」
レム「ミサが望むなら、私は反対しない」
・・・
海砂「……あはっ♪」
海砂「ありがとね、レム」
レム「…………」
L(名前を公開していない犯罪者が昨日で一気に死んでいる…!)
L(キラの殺しに必要なのはやはり顔か…?)
L(待て、私はもしかしたら)
L(大きな勘違いをしている……?)
L バササッ
L「これも…これも、これも!」
L(関西で報道される前に犯罪者が死んでいる……)
L「ワタリ!ワタリ!」
ワタリ「どうしましたL」
L「関東に行きます、手配してください」
ワタリ「かしこまりました」
ワタリ「FBI捜査官はいかがいたしましょう?」
L「一度解散させてください」
L「もしかしたら私は、大きな勘違いをしていたのかもしれない!」
月「ここが大阪か……」
リューク「ここに住むのか?」
月「ボロボロだけどね。あまり贅沢は言えないよ」
リューク「ククッw」
月「さて、第二のキラか」
リューク「どうするつもりだ?」
月「まずはさくらTVの社員ページにハッキングして電話番号を割り出そう」
月「うまく行けばすぐに見つかるかもね、だって第二のキラは」
月「馬鹿だから」
リューク「wwwwwww」
リューク「馬鹿ってwいきなりだなw」
リューク「一般人を殺したからか?」
月「違うよリューク」
月「あのニュースを思い出してごらん」
(アナウンサー『それによると、本日21時30分に』
アナウンサー『キラ否定派の評論家、亜尹上男が死、死ぬと』)
月「第二のキラは、亜尹上男の死亡時刻を予告していたろう?」
月「あれじゃ死ぬ時間を操れますって言ってる様なものだ」
月「仮にも世界一の探偵Lや警察がマークしている可能性の高い番組であんなミスをするなんて」
月「第二のキラの知能レベルはそうとう低いと予測できる」
リューク「ククッ、月もなかなか毒舌だなw」
月「とにかく」
月「第二のキラは許さない」
月「半年といわず、半月で見つけて殺してやるさ」
月「さて、今日の分裁くか」
リューク「俺よりノート分厚くなってるしwww」
リューク「月、お前人間にしとくには惜しいぜw」
月「それは、褒めてるの?」
リューク「ククク…さあなw」
月「腐った人間の数だけこのノートの厚さも増すさ」
リューク(お前も十分腐ってるがなw)
海砂「……ねぇレム」
レム「どうした?」
海砂「昨日から隣に人が住んでるみたいなんだけど」
海砂「ずっと独りごと言ってて怖いよ……」
レム「独り言?声は二人分した気がするが……」
海砂「本当?ミサの勘違いかなあ…」
レム「まあ嫌なら引っ越せばいい」
海砂「んー…そうだよね」
>月「あれじゃ死ぬ時間を操れますって言ってる様なものだ」
べつに21じ29分20秒に書けばいんじゃないのか?
逆に時間を指定しないと予告殺人の意味がない
時間を指定したからと言って時間が操れるとは限らない
リューク「
>>144>>149だってよ月www」
月「気にしたら負けだリューク」
月「それに」
月「本家の推理もだいぶひどい」
月「とんとんだ」
リューク「そうなのか?」
月「ああ、それは置いといてリューク」
月「ハッキングに成功したよ」
リューク「おっ、今回はなかなか時間がかかったな」
月「まあね」
月「回線の反応が遅くて困るよ」
リューク(こいつ遠回しに自分に非はないと言い切ったな)
月「……やられた」
リューク「どうした月?」
月「タウンページがまだ届いてないよ」
月「これはお手上げだな」
リューク(パソコン使えばいいのに)
月「気晴らしに大阪観光に行こうか」
リューク「その前に引っ越しの挨拶が先じゃね?」
月「ああ…じゃあ手土産も買いたいし」
月「梅田に行こう」
リューク「それって観」
月「黙れよリューク」
海砂「あ、隣りの人出かけるみたい」
レム「そうか」
海砂「やだ~挨拶とか来られたらどうしよう」
海砂「気持ち悪かったら殺しちゃおっかな」
レム「心配しなくてもいい」
レム「ミサに危害を加える奴は私が全員殺してやるさ」
海砂「ふふっ、ありがとレム」
L「この際はっきり言いましょう」
L「手掛かりが掴めません」
ワタリ「……」
警視総監「……」
夜神父「……」
松田「……」
警察官達「……」
L「すみません」
L「しかし私はキラには負けない」
警視総監「その根拠は?」
L「簡単なことです」
L「私が世界一の名探偵だからです」
警察官A「Lさんマジカッコイイ!」
警察官B「ハンパなく尊敬!」
L「それほどでもないですよ」
月「さて、裁きの続きをやるか」
リューク「あれ?引っ越しの挨拶は?」
月「あれだけ迷った後にそんなことする気力あるわけないだろ」
月「ちょっとは頭使えよ」
リューク「……」
月「って、あれ」
リューク「どうした月?」
月「今日は新たな犯罪者が一人も報道されてない…」
リューク「それってすごいのか?」
月「1990年代だったらまだ普通だったかな」
月「ともかくこれでまた新世界に近づいたよ」
リューク「ふーん」
月「昨日は裁きがなくて良く寝たな」
月「今日こそ引っ越しの挨拶に行こう」
月「すいませーん、一昨日引っ越して来たものですがー」
海砂「うわっ!来た!」
海砂 ガチャ
海砂「……なんですか?」
月「あ、えっと引っ越しの挨」
海砂「あああああ!!!!!!」
月「…え?」
海砂「あなた、もしかしてキラ!?」
月「!?」
月「……なぜわかった」
海砂「デスノートを持ってる人は寿命が見えないんです!」
海砂「やっぱり、目は持ってないんですね!」
海砂「てゆーかサインください!」
海砂「てゆーか彼女にしてください!」
月「ちょっっっと待って」
月「まずは質問に答えてくれ」
月「君は第二のキラか?」
海砂「はい!」
月(たった三日で……)
月「……名前は?」
海砂「あまねみさです」
月(こいつ……馬鹿だ!)
月「『あまねみさ』」
月「呆気なかった…」
リューク「おい」
月「なんだいリューク」
リューク「隣の女についてる死神から伝言な」
リューク「ミサに何かしたら殺すって」
月「!?」
リューク「まさか第二のキラが隣に住んでるなんてなw」
月「クソッ、とんだ誤算だ……!」
リューク「まさかもう名前書いちまったのか?」
月「ああ…とりあえずなんとかしないと!」
月「『あまねみさき』」
月「危なかった……」
リューク「……」
月「これじゃあ第二のキラを殺せないじゃないか」
月「リューク、死神って殺せないのか?」
リューク「さあ?」
月「…あ」
リューク「どうした」
月「あまねみさについてる死神のデスノートを奪ってしまえばいいんだ」
リューク「どうするつもりだ?」
月「リンゴ5つ出そう」
リューク「お前それ人としてどうなんだ」
L「ワタリ、東北へ」
ワタリ「かしこまりました」
L「ワタリ、各国首脳に繋いでください」
ワタリ「かしこまりました」
L「ワタリ、お菓子が切れました」
ワタリ「お待ちください」
L「ワタリ、もう一度FBIを」
ワタリ「そのように」
L「ワタリ」
L「ワタリ」
L「ワタリ」
アナウンサー『続いてのニュースです』
アナウンサー『来日中のヨーロッパ人が執事を過労死させた事件で、犯人の名前が明らかになりました』
月「える・ろーらいと…」
月「なんて奴だ」
月「お年寄りをこき使う様な悪人は僕が裁いてやる」
L「ッ!?」ドクン
ロジャー「メロ」
メロ「ん?」
ロジャー「そしてニア、私の部屋へ」
ニア「はい」
メロ「何だい?ロジャー」
ロジャー「Lが」
ロジャー「ワタリを殺して死んだ」
メロ「Lが……」
メロ「ワタリを殺した…?」
ロジャー「……」
メロ「どういうことだよロジャー!」
ニア「私も」
ニア「気になります」
ロジャー「……すまない」
ロジャー「私にも、何が何だか…」
ニア「……」
メロ「ロジャー」
メロ「きっと疲れてるんだよ」
メロ「だからそんな」
ロジャー「残念ながら」
ロジャー「事実、なんだ」
ニア「……」
メロ「……」
メロ「それでLは」
メロ「僕とニア、どっちを…?」
ロジャー「まだ、どちらとも」
ロジャー「どうだろう、もう」
ロジャー「Lなど…廃止しては」
ニア「うんそうだね」
メロ「ふざけるな!」
メロ「Lを廃止!?」
メロ「世界一の名探偵だぞ!?」
メロ「そんな、廃止だなんて!」
ロジャー「しかしね、メロ」
ロジャー「事実、先代Lの功績は」
ロジャー「9割ワタリの力だろう?」
メロ「っ!」
メロ「……わかったよロジャー」
メロ「Lはニアが継ぐ」
ニア「私は……」
メロ「そして」
メロ「僕がワタリを継ぐよ」
メロ「それで文句無いだろう?」
ロジャー「メロ……!」
――五年後――
月「日本から殺人が消えた!」
月「僕のしたことは間違ってなかったんだ!」
リューク「しかしお前……運が良いというかなんというか」
リューク「いつのまにかLは失踪」
リューク「あまねみさは寿命で死ぬんだもんなw」
月「ああ!おかげでレムを出し抜く手間が省けたよ」
月「我が人生に一辺の悔いなしだねw」
夜神父「月、署長がお呼びだ」
月「OK父さん、すぐ行くよ」
夜神父「ああ」
月「なんですか署長?」
署長「先日の誘拐事件解決おめでとう」
署長「君を次長に推薦しよう」
月「本当ですか!?ありがとうございます!」
夜神父(息子に追い抜かれるとは)
夜神父(感慨深くもあるし)
夜神父(少し悔しくもあるな…)
夜神父(イヤ、少しどころではないな)
夜神父(かなり悔しい)
月(デスノートって便利だなあ)
メロ「L、日本への手続きが完了しました」
ニア「なんでこんな簡単な手続きに五年もかかるんですか馬鹿」
メロ「うるさいな!だったら自分でやれよ!」
ニア「ワタリは貴方です」
メロ「ぐっ……」
メロ「まあいい、さっさと行くぞ」
ニア「待ってくださいワタリ」
メロ「何だ」
ニア「荷物が重くて持てません」
メロ「なんで俺が!」
ニア「ワタリは貴方です」
メロ「はいはいはいはいかしこまりましたよかしこまりました!」
メロ「やっと着いたー日本!」
ニア「で?」
メロ「は?」
ニア「どこに行けばいいんですか」
メロ「……警察署?」
ニア「いや、住居とか…ホテルとか……」
メロ「……」
ニア「……」
月「あんなところに外国人の子供がいる」
月「生意気だな」
月「僕はあんな歳の頃は海外旅行なんて経験していなかった」
月「まあちょっと揉めてるみたいだし仲裁してこようかな」
月「おい、君達」
ニア「!」
メロ「!」
ニア「あなた誰ですか」
月「ああ僕?僕は夜神月さ」
ニア「…夜神…?」
メロ「……まさか」
メロ「……まさかな」
メロ「仮にこいつが前ワタリが秘密裏にキラだと疑ってた夜神月でも証拠なんてないしな……」
ニア「ワタリ」
メロ「なんだL」
ニア「この服装は警察官です」
ニア「とりあえず保護してもらいましょう」
メロ「……そうだな」
月(こいつ今絶対Lって言った)
月(いや、LじゃなくてEruとかいう名前なだけか……?)
月(まあ仮にLだとしてもこんな子供には何もできまい)
ニア「あの……」
月「ん?」
ニア「保護してください」
月「え?」
ニア「保護してください」
月「え?」
夜神母「たくさん食べてね」
ニア「はい」
メロ「どーも」
夜神妹「かわいい~」
ニア「…はい」
メロ「…どーも」
夜神父「オレンジジュースで良いかね?」
ニア「はい」
メロ「どーも」
月「なんでこんなことに」
月「……」
リューク「どうしたんだ月?」
月「…リューク」
月「目の取引だ」
リューク「!」
月「早くしろよ」
リューク「……いいのか?残りの寿命半分だぞ」
月「いいから早く!」
・・・
月「僕のコンソメを食べた恨みだ」
月「ノートに書いてやる!あのガキどもめ!」
月「うははははは!殺してやる!」ガリガリ
メロ「……」
ニア「……」
月「なんだ?人のものを勝手に食べて置いてその目は!」
月「まあいい、お前らは死ぬんだよ!」
月「このデスノートに名前を書いた人間は死ぬ!」
月「ふははははははは!」
ニア「それがキラの凶器ですか」
メロ「やっと尻尾を出したなキラ!」
月「ふは…は?」
月「死なない!?……一分は立った…死なない……?」
月「何故だ…何故死なない!」
ニア「簡単なことです夜神月」
メロ「そのノートの表面」
メロ「触ってみな」
月「馬鹿な!!…これは」
月「サランラップ!?」
ニア「メ…ワタリが一瞬でやってくれました」
ニア「そんな仕掛けにも気付かないなんて」
ニア「甘いですね」
メロ「今の発言は全て録音してある」
メロ「そして!」
月「!!」
夜神母「月……」
夜神妹「お兄ちゃん…」
夜神父「月……」
ニア「ここにいる全ての人が証人です」
メロ「言い逃れられるものなら言いのがれてみな」
メロ「最も、無理だろうがな」
月「ぅ…あ…」
月「うぐああああああああああああああああああああ!!!!!!」
月「っあぐ……!!!!」
ニア「ワタリ、手錠を」
メロ「ああ」
ガチャリ
メロ「…終わったな」
ニア「はいそうですね」
月「っリューク!!」
月「助けてくれリューク!」
メロ「!?」
ニア「……!」
月「こいつらの名前を!お前のノートに書くんだ!」
月「僕が殺されてもいいのか!?」
リューク「月……」
メロ「お前っ!」
ニア「待ってくださいワタリ!」
メロ「!?」
ニア「大丈夫です」
リューク「…駄目だ、月」
月「なんでだよ!なんで駄目なんだよ!!」
ニア「あのノートを触ったので死神の姿が私にも見えています」
ニア「死神の方はペン先を潰しました」
リューク「月……すまない」
月「そんな……」
メロ「…今度こそ終わったな」
ニア「ですね」
月「僕は……間違ってたのか?」
夜神父「………」
夜神母「………」
夜神妹「………」
月「ちくしょう……」
死んだ後に残るのは、無である。
興味本意でデスノートを人間界に落とした死神は、
ペン先が潰れた為、寿命を増やせず消滅した。
月「……さようなら。リューク」
完
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