そうか……やっとわかった……
俺は寂しかったんだ……
どんなに人間を信用したくない…一人でもいいと言ったって…
やっぱりどこかで自分を理解してくれる人間を求めていたんだ……
女「せ、せんぶらくん…痛い…」
男「おいビッチ」
女「ま、前から言ってるけどそのビッチってどういう意味なのー…?」
男「お前は俺に貫かれて非処女ってことだよ!!」
女「ええー。そんなの嘘ー」
男「……」
男「じゃあ俺も聞くが、せんぶらってどういう意味なんだ?」
女「えっ…」
女「せんぶら……?せんぶらってなにか意味があるの…?」
男「あるだろ!思い出せ!」
女「ただのあだ名じゃないのー?」
男「いいや!意味があるからこそのあだ名だろうが!」
女「うーん……わかんないー…」
男「思い出せ!!俺がなんでせんぶらって呼ばれるようになったのかを!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれは…入学式の日だった…
入学式
「えー本日はお日柄もよく…」
その日も俺は携帯をいじっていた。退屈な時間を紛らわすために
かちかち
クラスメイト「おまえなにやってんの?」
男「あ?校長話てんだろ。聞けよ」
クラスメイト「いいじゃねーかよ。IEでもやってんのか?」
男「…!」ぴきっ
俺はIEで2chを見てる=新参だとばかりに思いこんでいたせいかつい
男「IEじゃねえよ!!これは専ブラっつうんだよ!!」
クラスメイト「は…?」
入学式の日のしかも校長の話がしているときに切れてしまっていたのだ
当然、俺はその日のHRの自己紹介の時に「せんぶら」というあだ名がついてしまっていた。
そしてからかわれるだけの対象にしかならなくなってしまっていた俺の元に一人の女が現れた
男「……」
女「おーい。せんぶらくん」
男「…なんだよ」
女「いつも学校で携帯ばっかりいじってるけど実は構って欲しいんでしょー?」
男「は…?」
これがこいつとの出会いだった
おお!荒れてる!ラッキー!書き溜めの時間ですね。わかります
男「…は?」
女「違うの?」
男「ちげーよ。別に暇だから…」
女「じゃあ友達と話せばいいじゃん!」
男「友達(笑)」
女「素直にいいなよー」
クラスメイト「おい女ー。なに専ブラと話てんだよー」
女「あ、うん今いくよー。じゃあねせんぶらくん」
男「二度と話しかけるなよビッチが」
何度この会話をしたのかわからない…
だけどこの会話が少しづつ俺たちの距離を縮めていっていた
女「で、せんぶらってなに?」
男「2chみるための…」
女「2chってなに?」
男「うるせえよ糞ビッチ」
女「2chって楽しいの?」
男「俺にはぴったりの場所だ」
女「わたしも行っていいの?」
男「女はいらん。消えろ」
女「ひどいなぁ…」
男「いいか?絶対くるなよ?」
女「それは来てくれって意味ー?」
男「いや、普通に来るなって意味だ」
女「うんっ。わかった。じゃあ一緒に2chしようね!」
男「あ?」
そして数日経つと
女「で、せんぶらってなに?」
男「2chみるための…」
女「2chってなに?」
男「うるせえよ糞ビッチ」
その時はただの馬鹿かと思っていた。
だけど本当は違っていたんだ…
俺も最初の時点で無視し続けていればここまで発展もしなかった。
なぜなら俺はこいつのことをよく知ってしまっているから「じぇーんすたいる」にかかったこともわかるわけで
男「おい糞ビッチ」
女「…な、なんだよー…」
男「だ、ダメ…か…」
女「せんぶらくん…意味わかんないことばっかり…」
男「………」
女「ごめんね。帰る…」
ばたん…
これで…あいつの記憶を取り戻すすべも閉ざされたわけか…
男「はは…こっけいだな…」
男(もう…ダメだ…)
あいつ以外に寄りかかれるところなんて俺は知らない…
男(もうVIPも役に立たないし…死ぬか…?)
俺は自分のマンションの屋上に歩を進め、柵の下を見下ろした
男(高いな…流石にこの高さから落ちたら死ぬよな?)
男「今までの報いだ。これは当然の結果なんだよ…」
重心を柵の外に傾ける
男(じゃーな…おまいら…)
最後の別れを告げ俺は飛び降りた
がしっ!!!
男「!!!」
飛び立つ瞬間に止められる。
女「な、なにやってんのー!?せんぶらくん!!」
男「お、お前…!」
女「なにか…悩み事でもあったの…?」
男「は、離せ!!」
女「やだ!!離さない!!」
男「はなせっつってんだろ!!」
女「死ぬなんてダメだよ!!」
男「俺は生まれてきちゃダメな人間だったんだよ!!」
女「だめったらだめだよ!!」
女「相談ならわたしが聞いてあげるから!!死なないでー!」
男「な…誰のせいだと思ってんだこの…この…糞ビッチ
男「誰のせいだと思ってんだこの糞ビッチ!」
女「一人で悩んでたってしょうがないよ!!」
男「い、いいから離せっていってんだよ!!」
女「やだ!!」
男「なんでそこまで俺にごたわんだよ!かんけーねーだろ!」
女「関係あるよ!!」
男「あぁ!?言ってみろよ!!」
女「わ、わたし…せんぶらくんのことが…好きっ!!!だから放っておけないのー!」
男「えっ……」
ぐらっ…
男「うわっ!!!」
女「きゃあああっ!!」
ひゅー
ぐしゃっ!!
男「はぁっ…はぁっ…」
女「はぁっ…はぁっ…」
……どうなったんだ……?助かったのか…?
女「た、助かったねー…ここ、木の上だよー…」
男「そ、そうか…助かったのか…」
女「あーあ…わたしのサンドイッチがぁー…」
男「…あ?」
女「あれだけ地面に叩きつけられちゃったよー…」
男「な、なんのためにそんなもん…」
女「そ、それは…」
男「俺への差し入れ…か?」
女「…うん。作って持ってきたところで屋上のせんぶらくんに気づいて走ってきたの…」
・・・・・・・・・・・・・・・
女「で、でも、チョコレートならあるよー?」
女「はい。あーん」
男「むぐむぐ」
女「おいし?」
男「う、うん…ま、まぁうんこよりマシじゃないか…?」
女「チョコ会社に謝るべきだね…はい。」
男「むぐむぐ」
通行人「な、なんだあの二人…!木の上でいちゃいちゃとかキチガイだろ…場所選べよ…」
女「ごめんね…ずっとせんぶらくんのこと好きだったんだけど…。ずっといい出せなくて…わたし…素直じゃないから…」
男(これだったのか…)
これが…
素直に女から気持ちを聞きだすのが…
全ての解決の道だったのか…!!
こうして俺はようやく…
孤独から完全に開放されたのだった
・・・・・・・・・・・・・・・・・
学校
男「ふああ…」
がらっ
クラスメイト「お、女じゃん。おはよ…」
女「う、うるせーかす!!」
クラスメイト「え?なに?」
つかつかつか
男「ん?」
女「よ、よう童貞!」
男「…は?」
女「ど、どうせ嫁はもにたーの中にいんだろ?」
男「おまえなにいってんだ?」
女「こ、これだからゆとりは…!」
男「おーい…大丈夫か?いや、ほんとマジで」
女「いや、お前になら俺のけ、け、……掘ってもいいぞ…//」
男「言いたくないこと無理に言おうとすんな」
女「や、やさしくしてよねっ!!//」
男「待て待て…!」
女「や、やめろ俺に近寄るな…!右腕がうずくんだ…!!やめろおおおおおおおおおおお!!!静まれ!!俺の右腕!!」
男「…」
女「ふう…。なんだこのスレは。つまんねもっとやれ」
男「俺帰っていいかな…」
女「お、おっと待ちな兄弟!画像も張らずにスレ立てとな…?」
男「…」
女「じ、ZIPでクレ!!」
女が必死にあの乗って欲しそうな顔をしている。
男(あ、あれ…なんか既視感が…)
男(こ、これ…普通に答えていいのか…?)
男(い、いや…ここはこいつを受け入れるべきだな。俺はこいつの彼氏なんだから…)
男「ぱ、パスは基本な!」
女「…!」ぱぁぁっ!
受け入れられて嬉しそうな顔をする。
女「パスとけねーよ!!ふざくんな!!」
おわり
さあお待ちかね俺を叩くタイムだずー^q^
これに懲りて飲みながらSS書くのはやめようね皆!
コテつけとくから今度このコテついたSSを見た時は速攻でスレをとじるんだぞ!せんぶらくんとの約束だぞ!
俺は童貞王になる
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女「学校で携帯ばっかりいじってるけど構って欲しいんでしょ?」-第1章-
http://lovevippers.blog.2nt.com/blog-entry-421.html
女「学校で携帯ばっかりいじってるけど構って欲しいんでしょ?」-第2章-
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女「学校で携帯ばっかりいじってるけど構って欲しいんでしょ?」-第3章-
http://lovevippers.blog.2nt.com/blog-entry-423.html
女「学校で携帯ばっかりいじってるけど構って欲しいんでしょ?」…last ←現在地
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