今俺は大学4年なんだが、実は中3より前の記憶が無い。
今は22歳の人間なんだが、15歳より前の記憶が吹っ飛んだ。
今は実家にいるが、実際15歳からの記憶しかないから
どうしても不安である。
なんで記憶喪失になったか。それは中3の時にサッカーの試合で遠征に行ってて
そのバスが事故って、俺が頭を強打して気絶したらしい。
周りのチームメイトは軽症だったが、俺はキャプテンだったため
座席は一番前だった。
で、気づいたら病院だった。
俺はまずその病院で、何も思い出せない。自分がどういうものなのかが分からない。
なんていうんだろう。今は酒がのめるから分かるが
酒をすっごい飲んでクラクラして、なんか、記憶があいまいというよりも
どうでもいいや。重要な記憶じゃないのでどうでもいいやという気分。
未だに7年経ってて記憶が戻らない。
病院に家族が駆けつけてきた。両親と兄貴と姉。
しかし、俺からしたらまったくの他人で親父が一言
「大丈夫かよ。でも無事でよかったな。」
俺はまったく知らない人から安否を問われて喋れなかった。
兄貴が
「試合中かと思ったら事故かよ~心配かけやがって」
俺からしたら誰だかわからない人に心配かけてて本当に申し訳なかった。
頭を強打した割には軽症で済んだらしく
2週間ほどで退院できた。実はその先からが本当に苦労の連続だった。
まず、俺自身の名前が分からないので、家族から呼ばれてた名前で
あぁ、俺の名前はそうなのか。と分かった。
で、俺は帰宅後、自分の部屋に戻るも、どうも違和感を感じてしまう。
なぜなら、明らかに自分の部屋なんだろうが、他人の部屋にしか感じられない。
ベッカムのポスターや好きなサッカー選手のポスターがずらりとあったが
俺はサッカー等興味からうせていた。
俺が退院した事でチームメイトが家に来た。
「おう。大丈夫か?」
そう言われてもどちらさま?しか言えない。無理して
「あぁ、ありがとう。大丈夫だ」
それ以外全く分からなかった。記憶喪失した事は伝わってるそうだが
友達や仲間は皆そんなの気にするな。早くピッチに戻ってこいという。
次の日学校にお昼から登校した。
俺はまず親父に車で中学校まで行かされ、職員室まで付き添い
担任に引き渡され、担任と多少雑談を交わすが記憶を無くす前の俺は相当の不良だったのか
担任がやたらとどうでも良い態度を示した。
俺は記憶を無くす前はどんな生徒だったのかが本当に分からなかった。
教室に向かう前にやたらとヤンキーが挨拶してくる。
「あれ?先輩ケガなおったんすか?またあそびましょ^^」
とか、ヤンキー系に挨拶ばっかされた。
俺は気づいたが、髪の毛が金髪だった。金髪なのが普通だと思ってた。
教室に入ると皆が俺の顔見て顔を引きつるヤツもいれば笑って近づいてくるやつもいる。
しかし近づいてくるのはタバコ臭いヤンキーだった。
1週間ほど経って、サッカー部に顔を出す。
色々な面々が挨拶してくる
「キャプテン!こんちわー」「よう」「おっす」
残念ながら誰もわからない。見舞いに来てくれたやつは覚えてたが。
医者からは安静にしてろと言われてたので、運動は一切しなかった。
サッカーを見てれば記憶もジワジワと来るだろうと思ったが
サッカーのどこが楽しいんだよって思った。何が楽しいの?は?みたいな。
その後帰りに市立図書館で記憶喪失について調べてた。
そうしたらそこの受付のおばさんが
「あんたみたいな不良が図書館で真面目に勉強やってるなんてねぇ」
って言われた。
「自分の事知ってるんですか?」
「敬語使ってるの?いや~大人になったものね。小学校の時から落書きするやんちゃ坊主がねぇ」
どうやらこのおばさんは俺の知り合いだが、一切知らない。
迷惑だけはかけていたのは確かである。
おばさんに事故の内容を告げると
「あんたは生まれ変わったんだ。頑張りなさいよ。大丈夫だよ」
って言われたが
生まれ変わるも前の記憶が無いし何を頑張ればいいんだよって思った。
そして、俺は高校受験を頑張った。俺は相当のバカだったらしく
体育以外ALL1だった。当時は相対評価だったらしく俺のお陰で皆良い成績だったらしい。
友達の名前も分からないし、家に戻っても知らない他人ばかり。
仕方ないので勉強した。夏休み後、成績が一気に上がった。
ヤンキーが怖かったので、担任に、頭の良い高校に行きたいというと
偏差値60くらいの高校を紹介。見事に受かる。
家族全員驚いた顔してた。よほど前の俺はバカだったらしいな。
周りの友達も驚いてた。英語のテストはカタカナで書くし
授業妨害するし、壁を殴って壊すし、本当にカスだったらしい。
その後高校に入った。サッカー部もあったが
事故以来サッカーボールは蹴ってないというか、運動自体しなくなった。
当時ネットゲーがはやってて、友達いない(いるが、記憶失った後はいない。)
バイトして金ためてPC買ってネトゲ生活が幕を開けた。
当時、RagnarokOnlineが流行ってて、学校とRoばかりしてた。
しかし、友達いないので、勉強とRoだけしてたので成績だけはALL4以上。
前の俺のお陰か知らないが、心肺機能や肉体面が鍛えられてた。
高校の体育の1500m走も5分切るし、50m6.4秒だった
そこだけは感謝する。それ以外は未だにヤンキーの友達が遊ぼう遊ぼう言うが
俺はギルド内でも廃人だったから狩りに行きたかったので遊ばなかった。
その後高校生活は人並み程度だった。
家族が未だに信用できず、俺も事故から1年ほど経った時期だったのだが
親戚一同や家族全員が、俺の性格が変わりすぎて驚いていた。
短気ですぐ怒るし、人のいう事聞かないし、ただのDQNってヤツだった。
俺にも従姉妹がいて、従姉妹の姉ちゃんとは歳も5個離れてて、成人女性だったが
とても美しかった。一目ぼれしてしまった。
記憶無くす前の俺はその姉ちゃんとよく遊んでいたらしいから
あっちの姉ちゃんはすぐに俺のとこにきて一緒に遊んでいたが
俺は緊張しまくってしまい、何も出来なかった。
姉ちゃんは「?」って顔だったが、
「仕方ないだろ。記憶無いんだあんたとは他人なんだって」
言ってしまった。だけど姉ちゃんはそんでも
「まったく、しおらしくなって。」っていってた。
俺の家は親戚が多すぎてダルかった。
1日で3件も親戚の家を回った。俺からしたらダルい事しかなかった
お年玉を貰ったが、知らない人から貰ってる気分で
全部母親に預けたら、母親が
「すぐ金を使うのに預けるなんて珍しいね。でもおばさんやおじさんがあんたのためにって言ってるんだか大事に使いなさい」
仕方ないのでありがとうと言ってお礼を言うと、それでも親戚一同は驚く。
どんだけ俺は不良だったんだよって思った。
その後帰宅後、兄貴に
「あの、写真とか・・。ある?」
兄弟なのに他人行儀で兄貴に話したら兄貴が優しく
「引き出しの中じゃないか?俺も探してやるよ」
そういうと俺の机の中から中学の時の友達とタバコ吸って酒飲んだり
花火してたり、知らない女とキスしてる俺の写真が出てきた。
今まで1年ほどなんで気づかないんだろうと思うだろうが
俺の机の中が汚すぎて出したら収まらないと思ったからだ。
兄貴も
「お前タバコ吸ってたり酒飲んだりしてたのか?」
って真顔でキレられたが
「その、記憶が無いよ・・。」
しょげてしまった俺を見て兄貴が
「記憶戻ったら怒る。それまでは仕方ない事だ。どうだ?写真見て記憶戻りそうか?」
戻るわけない。というか恥ずかしいよ。知らない女となんでキスしてるんだ俺
彼女なのか?んなわけない。だって一度も見た事もないし
俺がケガしてるのに一切来てないから相当なビッチだろうとおもう。
俺の趣味には全く無い女だった。記憶なくしてよかったって思った。
兄貴が会社に行って来るというから、何歳だろって思ったら
10個上だった。マジかよって思った。姉が8個上だった。
俺は相当の末っ子だったんだなって思った。
記憶なくしてから俺の態度は相当良いらしく
成績も良かったので、先生からも褒められたり、クラスの中でも
色々勉強教えて~とか言われるようになった。
中学の写真見せたら多分皆驚くんだろうなって内心思ってた。
そこから俺は記憶喪失について暇があれば調べ続けた。
記憶喪失を取り扱う本、マンガや、雑誌、アニメを色々調べた。
大体そういうのは記憶が戻るからだ。ってことは解決法があるかもしれないって思った。
どれも試したが戻るわけが無い。一回気絶するくらいの強打をすれば良いと思って
家族の目の前で思いっきり柱に頭ぶつけて2日入院した事があった。
その後、幾度と無く試すがダメだった。
高校生活は普通の男子高校生だった。
クラスの女子と他愛も無い会話をしたり、初めての彼女が出来たり
初めての友達とボーリング行ったりした。
彼女に中学時代の写真を見せたら泣き出した。
でも記憶なくしててって言ったら、記憶戻ってもそばにいるよって言ってくれた
今でもその彼女とは続いている。
で話は戻って、そこから彼女は色々と俺の支えになってくれた。感謝してる。
彼女というよりも本当に心の安堵を感じる相手だった。
家族よりも落ち着く。0からの人間関係で、お互いの事を一切知らないから?
そういう事なのかもしれない。
よく、夢に昔の記憶が出てくるというが、そんな事一切無いが
サッカーやってる夢は頻繁に見る。
しかし、サッカーの試合の遠征中に記憶を失ったため
なんかサッカーがトラウマになってしまった。サッカー自体というより
サッカーをする過程が?よく分からない。
友達がサッカーを昼休み気軽に誘ってくれたのだが、最初は拒否っていたのだが
無理やり拉致られた。
最初はサッカー出来なかったが、身体が覚えてたのか結構出来るようになる。
記憶戻すためにサッカーを始めたが、一切戻らない。
優しい先輩達のお陰でサッカー部で活躍できた。
バイトを一時期部活を始めてたのでやめてたのだが
高3の引退後、同じところでまたはじめた。
その後、自分みたいな記憶喪失者が不安なのを無くしたいと大学に進学。
やはり私立しかムリだった。でも両親は
「お前は今頃橋の下だったかもしれないしなぁ。」
と言ってて、私立に行くくらいの金は余裕だといわれた。涙出た。
バイトは週1で、学費に当てようとしてた。
多分記憶あった場合は学費は払わないのだろうが
やっぱ、記憶が無いので、他人に大学行かせて貰ってる感覚だった。
週1で710円の時給で、月に1万円お母さんに渡してたが
渡すたびに怒られた。
「学生の癖に親にお小遣い?アホ言ってないで、将来楽させてよ」
って言った。俺は他人に育てられてる感覚だからさ・・・。
将来金返そうとその金は貯金している。
大学に進学出来て、俺は中学の時の友達とは一切会ってないし
会ってるのは彼女と高校の友達くらいだったが
ある時中学の友達が家に来た
「少し話がある。」
そう言われて近くの公園まで車で行った。直感的にフルボッコフラグか?って思った。
公園に着くと知らない面々が数名居た。
友達が、そいつらに
「よう。お待たせ。こいつだよこいつ。」
って俺の事を紹介すると
「うわ。中学から会ってねぇけどしょっべ!」
そう言われた。しかしどう見てもヤンキーだった。怖かった。
「お前記憶なくしたんだってな?俺中学ん時お前とタイマン張って歯折れたんだよ」
って、そんな4年ほど前の記憶掘り返されても・・・。
俺は怖かった。こんなヤクザみたいな連中覚えてないし。
記憶無くす前の俺を恨んだ。その後、友達が
「じゃあ帰るか」
そう言って車に乗せてくれた
「お前の記憶戻るかなって思ってあいつらに会わせたんだけどな。」
俺は名前もよく覚えてないこいつに謝った。ごめんって。
そいつと帰宅中に
「お前、俺とタイマン張れよ」
って言われた。
「なんで?」
当たり前だ。なんでお前と張らなくちゃいけない。
ここはタイマンシティーか?法律なのか?え?答えろ。
「お前と俺、何度もタイマンしてて全部負けてるんだよ。だから一度勝ちたい。記憶なんてどうでもいい」
「俺は今は記憶無いから速攻ボコされるよ。記憶戻ったらでいいじゃないか」
俺は怖さのあまり震えて喋った。なんだかんだでこいつも腕太いし怖かった。
「多分今のお前なんか即効でおしまいだろ。でもマンガとかで、いきなり覚醒するだろ?それなんてどうよ」
」
どうよじゃねーよ!!って思った。
「覚醒しないから。何度も頭打って直そうと思ったし。ごめん」
そんな話をした。鮮明に覚えてる。
俺はケンカも強かったらしい。どうでもいい。そんなのは。DQNは嫌いだ。
多分俺は色んなヤツに恨まれたりしてたんだろうと思うと
俺みたいなヤツはあのまま死んでた方がいいんじゃないかって思って
大学入って夏休みまで自暴自棄になって、引き篭もっていたが、彼女が支えになってくれて
後期から大学に真面目に通うようになった。
家族にすごい謝ったが、両親は笑顔で
「別に大学生は、4年で卒業すればいい。お前なら大丈夫だ」
そう言ってくれた。後期は再履修も含めて43単位取った。
後期だけで43単位取って、家族や彼女が驚いた。
彼女も同じ大学の商業科だったのだが、彼女の単位より2単位多かった。
その後、せっかくだからサークル入った。
音楽経験一切無い俺だが、インドア系のサークルが良かったってのがあり
フォークソング部に入部する。
そこに初めて見る楽器を手に取り、楽しそうだなって思ってその日に入部した
俺は底でも新たな友達が出来た。学部にも友達が出来た。
必死でギターを練習する。その2ヵ月後の11月の初めに文化祭があり
そこで青いベンチをアコギで演奏した。皆始めて2ヶ月なのによく頑張ってるなって先輩にも褒められて
ちょっと嬉しかった。彼女のためにも練習した。彼女は元々ギター弾けるので
色々教えてもらった。彼女のサークルは料理サークルです。
そして、大学の月日が流れて3年生になった。
俺は未だに記憶が戻らない。6年ほど記憶が戻らない。
どうしても小学校の時の記憶が戻らない。
俺は当時は6歳程度って事になる。
今まで家族とは遠慮しながら会話をしていた。
それはやはり俺が他人行儀だったから、家族も気遣ってたんだろう
それに慣れてしまい家族は俺を別視するようになっていた。
でも、やっぱ家族は家族なので、色々と話したいことがあった。
記憶無くす前の俺の事を核心まで聞いた。
聞くと、とんでもない不良でバカで警察から電話は来るわ学校から連絡来るわ
サッカー中も審判に食って掛るわでDQNなのは分かったが
俺の性格が180度変わって、家族皆が寂しくなってるんだよと母親に言われた。
もし記憶が戻っても今のお前の性格が本当の性格なんだよって言われた。
間に挟んじゃいますが、これは事実です。
なんでこんなこと書いたかというと、あと3ヶ月で大学を卒業します。
で、新年迎えて、なんとなく誰かに聞いて欲しい。そんだけです。
続きを。
去年の6月に俺は内定が出た。彼女は6月でも出ていなかった。
ピリピリしてたり焦りが生じていた。
そんな彼女に慰めのメールは同情でしかないと思われるのもイヤなので
7月までの1ヶ月間でバイトをやりまくった。
卒論も書きつつだったが、彼女のために頑張ったら16万稼いだ。
その後彼女のために1泊箱根旅行を提案して、彼女もリフレッシュしたいと言って
一緒に旅行に行った。
旅行から帰ると内定の通知が来て良かった。俺も嬉しかった。
でも、複雑だった。多分彼女とは結婚すると思う。しかし俺が養って行きたいから
彼女は内定取る必要ないと思う・・・。が彼女も人間。人生を謳歌してもらおうと
俺の思いのたけは言わなかった。
その後夏休みに入って、俺は彼女や友達と遊びに遊んだ。
人生初めての毛染めやパーマをした(中学時代は金髪だったが、昔の俺だからノーカンで。)
でも彼女は「似合わないよ。前の髪型の方が良いな」って言うので
夏終わったら戻すよって約束した。
俺は大学でモテているのか分からないが
色んな女に告白された。自慢でも無いが、結構告白された。
彼女はその度に焼もちを焼くが、俺は彼女に全てを許したので
他の女性には一切興味が無い。今更あの過去を知ってるのは身内と彼女だけだ。
去年の9月初頭、彼女が入院した。生理不順で貧血で倒れたらしい。
即効で駆けつけたが安全でよかった。本当にほっとした。
俺と彼女は身体の関係は無い。マジでない。彼女も処女だといってる
俺も童貞だ。なんでセックスしないんだろって思うが
それ以上に彼女と散歩する方が好き。
皆支援ありがとう。
昨年の11月の初頭に毎年恒例の文化祭があった。
今年から大きなライブ施設を、大学側が作ってくれて
大きな舞台で色んなお客さんの前で演奏することができた。
去年の11月なので俺はもう4年生で最上級生。
後輩も沢山出来た。友達とも彼女とも本当に仲が良い。
文化祭のライブ会場で演奏をした。俺はもうギターが3年ほどやっており
人に教えられるレベルにもなったし、結構練習したのでうまくなったと思っている。
彼女よりもとっくにうまくなってしまった。
当時の先輩が文化祭にきてくれて、ギター本当にうまくなった。素晴らしいよ
お前はギタリストだよって言ってくれて泣いた。
後輩に、俺は大学は入ってギターをやったんだよっていうと驚かれる。
俺はインペリテリが好きでずっとコピーしてた。メタルとかロックも好き。
1日中ギターやってたときもあった。ニコニコ動画にUPして叩かれて泣いた夜は忘れない。
半年に一回検診にいっている。
記憶喪失を調べてもらうと分かるのだが
ようは脳内のHDDが故障してるのが分かりやすいらしい。
俺は先月検診の日に彼女に付き添ってもらって(午後からパフェ食いにいくから付いてきただけ)
病院のロビーで待機してもらってた。
先生に
「どう?といっても、もう何回も来てるけど、記憶は戻りそう?」
「いえ、一切。あの時の事故を思い出すと黒くなるというか一瞬で世界がぺったんこになるというか」
そんな感じ。
皆は記憶喪失なんてした事無いだろうし、したとしても
酒飲んで、数時間の記憶が無いとか、睡眠時のような記憶喪失だろう。
俺の場合は、あの事故から前がどうあがいても思い出せない。
俺はその日、病院で知らない他人が安否を気遣うところから生まれた。
時々すごい怖いことを思う。
大体記憶喪失する漫画とかアニメっていうのは
前世の記憶だーとか、過去を最終的には思い出す。そこには
1クール、2クールという中で記憶が戻る。下手したらその話で戻る。
俺はもうあと数ヶ月で8年間思い出さなくなる。
皆が小学校の時の流行った遊びは、俺はネットでしか仕入れられない。
ポケモン流行ったねーハイパーヨーヨーはやったねーとかビーマニとかDDRとかミニ四駆とか
皆知ってるのに俺は一切知らなかった。
サークルの時に後輩が
「どんな遊び小学校の時してました?」
って聞かれて、俺は小学校の時知らないから
「塾行ってたよ。俺の家、厳しくてね^^;」
ってウソ付いてた。他の友達が上記の事を言って、あぁ、羨ましいって思った
小さい時の記憶が本当に欲しいと思った。
皆は記憶が消える感覚というのは無いだろう。明日に持ち越されるだろうし
死ぬまで、ボケるまでセーブとロードを繰り返すだろう。
俺は一回消えた。セーブデーターが消去されたのだ。
だから、次この記憶がなくなるとするのが本当に怖い。怖くて仕方ない。
今目の前に広がってる光景、楽しい感情、幸せ、むかつく、VIPの存在
そういう自分の日常的になってることが全て崩壊すると思うと
本当に怖い。俺はニートとか、無職、そんなのはまだいいと思う。
だって記憶が消えるわけ無いという記憶を持ってるわけだ
でも俺には記憶が一回消えると戻らないという記憶がある。
だからせっかくここまで育ててくれた親や、周り、彼女の存在が
また他人になってしまうのが本当に怖い。
そういう事を病院の先生に泣きながらすがった。
その後彼女と検診後デートした。
「今回の検診は長かったね。」
先生に泣きすがったからとは言えなかった。
先生に
「もし記憶が戻ったら、今の記憶はどうなるんでしょうか?二重人格になるんでしょうか?」
「戻ったとしても、今の記憶の方が強いので、昔は思い出として心の底になりますよ」
俺は勉強してて、記憶喪失に長い間なる人は過去の記憶がなくなるとどこかの本で見た。
それだけは避けたい。
もし今後大人になって、子供の時の、無邪気な記憶が無いのが俺だけなんてイヤだった
そのデートの後、彼女がホテルに行きたいような風潮を出した。
俺も正直セックスはしたい。あぁ。したいとも。
変な話、何度もしそうな事はあったが、全部俺が拒否っていた。
なんでだろうか。7歳だからか?身体は立派な男なのに。
でも、結婚するまではしないと何故か決めてたのでホテルじゃなくて
彼女の家で64のスマブラをやった。大学入ってからスマブラをはじめたんだが
面白かったよ。
64が出たのが俺が小学校3年か4年だそうだ。そんな記憶一切無い。
だからこそ彼女は小学生の時の男の子の趣味のものをそろえて
記憶をよみがえらそうとずっとしてくれていた。
でも、今は彼女は
「記憶も大事だけど、これからをどう生きるかだと思うよ」
って言ってくれる。こいつ以外考えられないと思った。
で、ここ2週間ほどある夢を見る。
左に川があって、前には山。夏っぽい風景。
そこでバーベキューをしてて、誰かが釣りをしいてる夢。
それを両親に言うと、写真を見せてくれた。
俺が94 08 12ってあったから17年前?まぁ8歳くらいの時。
その時の風景とその写真が酷似してた
ごめん。14年前だ。キーボードミスw
今机の中から中学校の時の自分がDQNの時の写真を見てる。
本当にカスだなぁって思う。多分お前らが見たら
うはwwwキモwwwっていう。今の俺も十分顔はキモいけど
燃料投下になるからうpはマジ勘弁して下さい。
ちょっと色々はなしてすっきりした。
まだちょっと話したいことあるから聞いてください。
兄貴がつい先日
「お前が入院した部屋にかけこんだとき、お前敬語で喋ったの知ってるか?」
敬語で喋ってたらしい。当たり前だ。他人と初対面だ。
「そうだったっけ?うろ覚え。」
「お前は短気で色んなヤツには生意気な態度なヤツが敬語だぞ?驚いたよ。」
その後兄貴と色々話した。
大体この時期になると俺の過去の話が出てくる。
今度従姉妹の姉ちゃんが結婚するんだって言ってメールくれた。
当時は好きだったけど、今では俺にも大事な彼女いるから
昔の俺のように接してこれたと思っている。
記憶って、大事だけど、消し去りたいこともあるんだって事が勉強になった。
俺は時々こうおもう。
もし俺に15歳までの記憶が戻ったら、今の俺の記憶とブレンドされたら?
ここ最近、何か過去の記憶が戻りつつある気がする。
検診の先生も
「夢を見たら、覚えてる範囲をすぐにメモなりに絵を描きなさい」
と。
俺はそれで大学ノート20冊分まで溜まっている。
時々それを見ては変な絵描いてたりする時もある。
そこで共通点を見つけると、大体サッカーの試合をしているのが分かった。
そこで、今日、検診の先生にメールを送った
「俺の夢にサッカーが結構出てきます。多分小学校の校舎でサッカーしてる夢を見ます。」
と送ると
「その学校は母校かな?」
それで親に小学校の時の写真を出してもらうと、夢の中の写真と酷似してる。
夢の中だけでも記憶が戻りつつある事が分かった。
夢でしか記憶が戻らないのは遺憾だ。常に常時開放して欲しい。
小学校の時の記憶が欲しいのだがあと少し
特にもう書くことは無いんですけど、記憶って大事だと俺は思います。
多分DQNだった俺は記憶って言うか、人を大事にも思わなかったでしょう。
俺は童貞だけど、それは記憶失う前は多分ヤってるかもしれない
中学の時、俺は結構色んな女のうわさが絶えないというのを聞いたことがあったし。
俺は今は特に何の支障もなく生きていける。
けど、1度、たった1度だけでも記憶を無くすという事は
財産以上に、命を一回捨ててることになる。
15歳までの俺は死んでいる。頭のどこかに生きてるんだろうが。
前世の記憶はいらないけど、記憶を蔑ろにしないで欲しいと思う。
ニートの記憶だろうと、なんだろうと、その記憶があるからこそ
今の自分がいるんだろう。
俺はいきなり無の場所から完成した状態で成長せずに生み出され
右も左も分からないのです。
皆も、こういう経験をすると分かると思うけど
今の、この状態、明日もニートだろうと、大事に、記憶を大事にしてください。
だって、昔を思い出せれば
「あぁ、こんな事あったなぁ」って妄想できるわけでしょ?
俺はそれが出来ない。涙目。
こんな話を聞いてくれた皆さんありがとう。
実はまだ色んなサイドストーリーあるけど
明日、実は手術受けるんだ。
まさかここまで皆見てくれるとは思わなかったし。
明日の手術が成功すれば記憶が戻るらしいよ。
怖くてあまり聞いてないけど、家族が言ってた。
記憶が戻ってくれたら嬉しいな。
けど、なんも変わらないだろう。記憶戻ったら最初に彼女とセックスするかもw
手術っていっても、頭パックリ空けるわけじゃなく
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