ラヴィプ- LOVE VIP-

姉「あなたが私の質問に答えてくれたらどきます」

弟「えーと……じゃあ好き」

姉「本当ですか？」

弟「ああ、だからどいて」

姉「証明してください」

弟「どうやって？」

姉「このおっぱいを好きにしてくれてもいいです」

弟「どけ」

姉「えーん。弟にイジめられました」

弟「わざとらしい事で」

母「あらあら、弟？おねえちゃんイジめちゃだめじゃない」

弟「イジめてねぇって」

母「そうなの？」

姉「私のおっぱいが好きかという質問をしたのに答えてくれなかったんです」

母「あらっ、どうして答えないの？弟」

弟「え゛？」

母「お姉ちゃんが勇気を振り絞って聞いたのに、答えてあげないなんて可哀そうじゃない」

弟「えー？」

姉「そうですよ、恥ずかしいのを我慢して聞いたのに。見せたのに」

弟「全然恥ずかしそうじゃなかっただろうが」

あと頼むわ

おまえのバトン確かに受け取った

弟「あんたに憑いてる悪魔を今取り払ってやるよ！」

姉「助けて！」

弟「これは悪を断つ剣なり！」

剣「派手にやろうぜ」

弟「必殺！斬鬼竜撃槌！」

姉「ぐは！」

弟「成敗！」

ふむ

姉「これでお姉ちゃんの中の悪魔はいなくなりました、さて弟、安心して答えてくれますね？」

弟「姉さん、それじゃなに一つ変わらないよ……」

姉「そ、そんな……もうお姉ちゃんは生きて行けません……」

弟「いやいや意味が分からない」

姉「だってそれ（おっぱい）じゃなに（ナニ）一つ変わらないよ、って……」

弟「そういう意味じゃない、指を指すな」

姉「あ、でもでも、これは大きく変わってますねっ！」

弟「手を伸ばすな、掴もうとするな、それは姉さんがそうした訳じゃない」

姉「ふふっ、良いんですよ照れなくても」

弟「姉さん如きに照れないよ」

姉「……弟」

弟「ん？　んんんっ！？」

ぎゅっ

姉「私じゃダメですか？　こうしててもなにも思いませんか？」

弟「ちょっ……苦し……」

姉「確かに小さいですけど、それでも弟に尽くせるだけは、気持ち良くさせるだけはあると思います」

弟「……」

姉「ダメ……ですか？」

弟「……」

姉「弟……」

姉「……し、死んでる！」











姉「なら今のうち、ですよね？」

姉「ふふっ、弟、大好きですよ」

ちゅっ

姉「今まで私は色々アプローチしてたんですよ？」

姉「幾度となく泥だらけになって持って来たよつばのクローバー」

姉「花言葉は、『私のものになって』です」

姉「弟、貴方はまだ私のものになってはくれないのですか？」